Angling Net / The Grotesque Night
Grotesque Fishing Report
アホが釣る日本最大級淡水魚
![](jpg/g-biwanama-fools.jpg)
今季初釣行で釣れた琵琶湖小鯰(68cm)
日本でもアメリカでもプロ野球が開幕した。
米大リーグでは、オープニングゲームでイチローやシンジョーが活躍したと聞く。ニッポン人の野手が大リーグで通用するか、日本中の注目を集めている。
ところで、シーズン最初の打席でホームランを打ったバッターは後が続かへんらしい。必ずシーズン途中で尻すぼみになるという。原因は「有頂天になる」からではないかと思う。
4月2日、まだ鯰ゲームの開幕には早いような気がするが、今季初釣行でビワコオオナマズ(エンドレス森下に言わせると「ビワココナマズ」)が釣れた。たしかにエンドレスの言うとおりホームランではない。サイズから言うとまあ「シングルヒット」程度だが。しかし、釣れるとやっぱり嬉しい。ただし、これで有頂天になってはいけない。シーズンは長いからね。
私にとって琵琶湖大鯰は特別な魚のひとつである。琵琶湖の固有種ということもあるけれど、その雄大な姿に魅せられている。
川に突き刺さる一本の杭になって、どっしりと対峙したい魚である。
ヒットルアーはRay Tune "Yamame-kun"。何の変哲もない9cmのリアルミノープラグ。これが私とRay Tuneが出会うきっかけになったルアーである。バス、ナマズ、ブルーギル、ビワコオオナマズ、アマゴ、ニゴイ、スズキ、チヌ、コトヒキ‥‥‥あらゆるフィールドで様々な魚を釣った。しかしこのビワコオオナマズが最後の獲物になった。
形アルモノイツカ壊レル
糸ノ先ニ結ンデ投ゲルモノイツカ無クナル
上原さん、また作ってな。
2 April 2001
Ikasas Ikuy
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