Angling Net / Story of Great Topwater Plugs
永遠のフロッグパターン
Creek Chub Bait Company "Injured Minnows"
北米大陸の蛙はどんどん派手になっていった
クリークチャブ社のインジャードミノー。傷ついた小魚の意か‥‥‥その割には元気な動きをするプラグである。
昔の疑似餌鈎職人が一本一本丹念に木を削って、色を塗って、鈎を付けてと、時間がゆっくり回ってた頃の長閑な味わいがある。
特に惹かれるのはこの模様。アメリカンルアーでは最もオーソドックスなフロッグパターン。
しかし、アメリカの蛙てほんまにこんな色してるんやろか?
ヘドンといい、アーボガストといい‥‥‥。もまったく。なんでこんなに派手な蛙なんやろ?
実際に北米大陸に棲むカエルはもっと地味なはずやけど‥‥‥。
想うに、一番初めにこのフロッグパターンを考えた人が天才的なグラフィックデザイナーやったんちゃうかな。その後各メーカーが競ってこのパターンを踏襲した‥‥‥というような気がする。あまりにも見事すぎるからね、このフロッグパターン。
アマゾンの蛙の写真でこれに似たのがあったけど、もしかしたらそこから持ってきたのかもしれへんな。毒蛙‥‥‥。
上/CCBC-1600
(95mm 22g)
下/CCBC-1500
(70mm 14g)
芸術的なフロッグパターンと魅惑的なグラスアイが旧き佳き時代を物語っている。
大きい方にはフックが3つも付いてる。いかにも使い勝手が悪そう。そういえば、昔のプラグはやたらフックの数が多い。5つも付いてるのがあるからね。個人的な意見を言わせてもらうと、いらんよそんなに。2つもあれば十分。小さいプラグならフックは1つでええと思う。プラグのバランスをとるために前後にフックを付けてるんやったら、テール側のフックはブレードにしたらどないやろ?
掛かってへん方のフックがバスの目に刺さることもあるからね。
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