Angling Net / Topwater Bass Fishing

Bass Fishing Paradise
バス釣りパラダイス

Top Water Junky "VANGUARD"
95mm, 3/4oz, ヒノキ


降って湧いたようなフリータイム。
さて何をするか‥‥‥。

「トップウォータープラッギング!」

気温‥‥‥摂氏27℃。まるで夏やねこの陽気。
モスバックの強者がバケットマウス開けて待ってまっせ。

着いたところは私のスペシャルポンド。20年前の西ノ湖、15年前の琵琶湖や池原ダムにも匹敵する小さなパラダイスや。比べもんにならんぐらい小さな小さな‥‥‥。けど、今はここが一番釣れる。入れもんが小さい分つぶれるのも早いやろけど。今のところ釣りに来てる人は極めて少ない。上手に釣ってる人もいてないみたいやけど‥‥‥

溜まりに溜まった憂さを晴らそやおまへんか。
二人乗りのゴムボートにフットポンプで空気を入れて、スルリと水面に漕ぎ出す。ゴムボートに乗るのは4年ぶりか‥‥‥。それにしても二人乗りのゴムボート、どう考えても一人しか乗れんぞ。狭い狭い。


ボートを漕ぎ出して10分
いきなりバナナ444に46cmが
ファイト中に右目がポロッと外れる
ちゃんと接着しとけよ!


釣りで一番大事なことは、どれだけ楽しめたかとゆうこと。
ときには苦しむこともあるけれどね、最終的にどれだけ楽しんだかを自己採点して「満足」と言えるかどうか‥‥‥。しかし文句言う人はどんなに釣れても文句言うからね。これは個人個人で千差万別。そう、自己満足の世界なんや、釣りて。

そもそも釣りは遊びやんか。
そやから損得勘定は抜きでやらんとやってられへん。たとえそれがボーズに終わっても「満足」という場合もあるんでね。ぎょうさん釣れたからええということでもないねんなこれが。

ベイビートーピードゥ!
うわあ!ショボいプラグや!
長閑な風景に妙に馴染むヘドンのプラグ。このミスマッチがたまらん


この日5時間やって水面割ったバス5匹。1時間当たり1匹の計算になる。
私なんかこれぐらいがちょうどええんよ。退屈するかどうかギリギリのボーダーライン。
そやからこれ以上釣る必要はぜんぜんない。釣れすぎるとかえってあかんね。過ぎたるは及ばざるが如し。1匹あたりの感動が薄うなってしまう。

日頃出番の少ないベイビーラッキーサーティーンに出た45cmのグッドコンディション。釣り応えのあるずっしり身の詰まった魚体。

この日水面を割ってくれたバスはぜんぶグッドコンディション。
せっかくショボショボのチビプラグ投げてるのに、なんでかお馴染みの豆バス、ちびバスは出えへんかった。

「また時間が出来たらパラダイスへ行こう」‥‥‥帰りの車の中で、もう次のことを考えてしまうほど面白い釣りやったなあ。


21 Apr. 1998
Ikasas Ikuy


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