Angling Net / Topwater Bass Fishing

Macin Bassin
最近マックの調子がいい‥‥‥

マック近所の池で元気印のバスを釣るの図

マックとゆうてもアップル社のコンピュータのことではない。我がニグ&サックスアウトドアスポーツクラブの会長、松下健二44歳(通称マック)のこと。
それに調子がええというても、琵琶湖や池原で60cmアップをガンガン釣りまくっているわけでもない。近所の池で適当な大きさのバスをそれなりに釣ってるだけである。

ここ数年、マックの釣り場は海の上。かったい竿で重たい金属製ルアーを落としてはしゃくり落としてはしゃくりするヴァーチカルジギング一辺倒。
「しかしなあマック、そんなんばっかりじゃしんどいやろ。たまには肩の力抜いてのんびりバスでも釣ったらどないや」

というわけで、今年は春からマックを近所の池に引きずり出してはバス釣りに付きあわせてる。最初は腰が重そうやったけどね。
しかし流石は昔取った杵柄。すぐに体がトップウォーターバッシングを思い出しよった。しばらくするとプラグがビシビシとピンスポットに決まりだす。そうなると正直なもんで、バスは凹凹水面を割って出る。
「まさかなあ、バスもこんなカムバック賞もんのオールドバッサーに釣られるとは思てなかったやろ。釣られてびっくり玉手箱や」

使うてる道具も流石に古いわ。大昔のスーパーパルサーのグラスなんか引っ張り出してきて、リールはアブマチックやら4500C。ラインの先にはヘドンチャガースプークにオールドウッドンハトリーズ。それ、今なんぼで売り買いされてるか知ってる?

日頃は海の大物と対決してるマックやから、40cmそこそこのバスなんか釣ったって面白いこともないか‥‥‥というと、それがまんざらでもないらしい。
なんぼ海の魚が巨大でファイトが強烈でも、バスはやっぱり別モンみたいやね。なんちゅうかその、言葉ではうまいこと言い表せへんみたいやけどね。
ははは、そんなことはどうでも、この顔見たら楽しんでるかどうかすぐにわかるわ。やっぱり水面ドッカーンはしびれるんや。たしかにシイラやGTも水面割るけど、バスには勝てんよ。これほどきれいに水面割る魚は他におらんから。

これでまた、新たな気分で海の大物と対決できるやんか。海でのファイトでクタクタになったら、また池に戻ってきて気分を一新してくれ。


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