Angling Net / ikasas ikuy's "talks to myself"
8 jul. 2005 musky jitter bug
もんじゃ岡本氏から
ウッド製マスキージッターバグをいただいた
じつはこれが2つ目である
もんじゃといえばマスキー
マスキーといえばもんじゃである
左が今回もらったMJB、右は数年前にもらったもの
誕生日プレゼントかと思ったら
残念ながら残念賞であった
つまり
こういうことだ
5月の青野ダム坊主めくりで優勝したボクは
まよわずもんじゃオカモト提供のMJBを選択した
しかし賞品を手に入れるには
敗者復活くじを引いて敗者とジャンケンをしなくてはいけない
くじを引くとなんと相手はヤリエママだった
これはもう戦う前から負けだ
案の定‥‥‥負けた
かわいそうに思ったもんじゃ氏が
残念賞として送ってくれたのである
なんとも有り難いことだ
ところで
このMJBだが
ただのMJBでない
どこがどう違うかというと
まずタムラチューンが施してある点だ
つまりサイドフック2つを外してベリー1本にしてある
これでバスの乗りが格段に良くなる
つぎに「蛇紋」の焼き印が押してある
これだけでこのプラグの価値は3倍に跳ね上がる
しかも今回のは裏表両面に焼き印がある
つまりプレミア価格は6倍だ
焼き印には焼きムラがあるがそれがまた味なのだ
この前
さっそく七福神の住む池で初投げをしてきたが
かいもく出なかった
オリジナルはサーフェースリグでフックの動きが悪い
そこで
思い切ってカップリグに変更した
勝手なチューンをすると市場取引価格が下がるが
カップリグが好みなので仕方がない
フックの自由度が大きくなってより動きが良くなる
外は強い雨が降っている
池も川も増水しているだろう
この雨が上がったら浮いてみるかな
来週あたり‥‥‥
12 jul. 2005 it fished by the musky jitter bug
朝から
否
前の晩から
今日は釣れるような予感がしていた
ボクの七福神の住む池は
例によって数匹のヌートリアが水面でばしゃばしゃやっていた
池の水は雨の影響で前回よりかなり増水していた
空は薄暮から漆黒へ変わろうとしていた
ヌートリアの間隙を縫って
マスキィジタバグを十数投‥‥‥出ない
やっぱりコウホネの群生の中に逃げ込んでいるのか
仕方なくサンダルルアーにチェンジする
水草のポケットにサンダルフロッグを落として
「ラララララララ‥‥‥」と高速リトリーブ
「ズバッ」と水面を割って出た
藻の中に潜られながら
なんとか引きずり上げた
コウホネの中から出たややスレンダーなバス(44.0cm)
しかし今日は
もんじゃ岡本にもらった
残念賞のマスキィジタバグで釣る気なので
嬉しさも半分だ
再びオープンエリアに戻ってマスキィ‥‥‥
夜空に溶けてしまいそうな三日月を見ながら
漫然と投げ続けていると
「ゴボッ」と出た
さんざん投げたポイントで
そいつは出た
小柄だが体高のあるがっちりとしたバスだった
念願のマスキィジタバグでやっと42.0cm
タムラチューンド「蛇紋」焼き印入りマスキィジタバグで
やっと釣ることができた
この時点で
ボクはもう天に昇っていた
すでに頭の中では冷たいビールが泡立っていた
ボクは夢見心地で投げ続けていた
もう釣りをやめて家に帰りたくなっていた
そのときだ
沖目で派手な炸裂音がした
「出たっ!」
バスは間髪入れず立て続けにきたのだ
竿が曲がる
糸が鳴る
魚が跳ねる
飛沫が上がる
さっきまでとは全然違う締め込みを見せる
「ライギョか?」と一瞬思う
「いや、ヌートリアではないか?」とも思う
しかしそれはバスだった
なんとか岸際まで引き寄せ
ここでバレたら一生の不覚とばかりに
一気にランディングした
で
デカイ!
マスキィジタバグに出たこの日3匹目のバス(52.0cm)
久しぶりに見る50upは
背中に古傷を持つ堂々とした姿をしていた
う〜ん
すばらしい
これだからトップウォーターバス釣りはやめられない
このためにボクは生まれてきたのかも知れない
そうだ
そうだ
きっとそうに違いない
持ち上げてみる
お‥‥‥重い!
久しぶりに親指の付け根がザラザラになった
最高だ
完ぺきだ
何も言うことはない
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