Angling Net / Topwater Bass Fishing
my favorite pluggs
これさえあれば‥‥‥
何につけてもヒトの好みというものは千差万別である。千人が千人、万人が万人それぞれの「好み」を持っている。こと釣りに関してもそれは如実に現れる。トップが好きなひとも居ればボトムが好きなひとも居る。それぞれが好きな釣りを楽しめばいいのである。
で、私は勿論トップなのだが、トップにもいろんなスタイルがある。ボートの釣りを好むひともあればフローター派もいる。陸っぱり命のひともあるだろう。それがどうということはない。好きなスタイルを踏襲するだけのことである。何しろ趣味の世界なんだから、好まぬことをやることはない。ましてや、自分の好みを他人に強要するのは愚の骨頂である。
投げるプラグひとつとっても、ひとそれぞれ強烈な好みを発揮するものである。私の場合、プラッギングは「楽しいこと」が最優先だ。決して釣れる釣れないに左右されることはない。もし「釣れる」ことを優先させるならトップはやらない。「釣れる」イコール「楽しい」ではないからだ。だからトップウォータープラグでも動かしていて楽しくないプラグは使わない。
2002年春現在、私のフェバリットは‥‥‥
右上から
Mikisuke & Honey Devil's Swish, Top Water Junky Tick Tack, Orange Fields Hoochie Coochie Box-Key, Top Water Junky Vanguard, Toy's GandeeniSplush Club Magnum Poppo, Muddy Waters Banana the Ikas, Muddy Waters Picnic, Dalton Twist5/8, Mann's Goahst
■ぺんしるべいと
ザラ以来、私のフェバリットはヴァンガード(上段左から二つ目)である。これはもう何も説明する必要はなが、ヴァンガードを知らない外国人にはあえてこう説明する‥‥‥「コレワトテモスンバラシールアーデース」。なくしたら困るので予備を数個持っている。
■ぽっぱー
ポップサウンドの素晴らしさではマグナムポッポ(下段右端)である。こんなにいいプラグを作るメーカーが店じまいするのはいかにも惜しい。なくしたら困るので数個買いだめしてある。
首振りポッパーならピクニック(下段中央)である。ポッパーというより、その場でクルクル回るターンベイト、あるいはストップベイトと呼んでもいい。竿先をわずかに震わせるだけで絶妙の動きをする。(自分のプラグを愛でるのはマスターベーションのようでとても恥ずかしい)。なくしてもいくらでも作れるので安心である。
■しんぐるすぃっしゃー
単ペラの最高峰はフーチークーチー・ボックスキー(上段中央)である。単ペラの弱点である自転(糸よれするのよ)をボディデザインで見事に抑止している。しかも尻羽根が一枚。こいつがけっこう「モノ」を言う。期待感にあふれるプラグである。なくしたら困るので製作者にお願いしてもう2、3個作ってもらおう。
■だぶるすぃっしゃー
複ペラはデヴィルズスィッシュ(上段右端)である。2枚ペラには「モブス」や「ダイイングフラッター」など強豪がそろう中、こいつを選んだのはやはりスィッシュサウンドである。バリバリと心地の良い音を出す。写真のルアー箱と同じところで作られているらしい。予備を持っているが、なくしたらとても困る。
■とりぷるすぃっしゃー
そういうカテゴリーがあるかどうか‥‥‥チックタック(上段右から2番目)は迫力満点のプラグである。ヘッド側の複ペラの出す「ガジャラポガジャラポ」というクレージーサウンドには、沈んだバスの活性をあげる作用があるのだろうか。なくしたら困るので製作者が元気なうちにもっと作ってもらおう。
■のいじー
羽根モノの王様はガンディーニ(上段左端)である。立ち上がりの良さは申し分ない。タイイングアイに付けられた「からまん棒」も素晴らしいアイデアである。ストレスの無い非常によく出来たプラグである。予備を1個持っているが、なくしたら困るので買い足しておこう。
カップモノのチャンピオンはダルトンツイスト(下段左から2つ目)である。このカテゴリーにはジッターバグという強烈なアイテムが存在するが、あえてツイストを選ぶ。理由はボディデザインが好きだから。最近出たブルライダーというプラグが気になるが、今のところこいつがチャンピオンである。なくしてもいいように大量に買い込んである。
■たーんべいと
怪しげなカテゴリーだが、ここはバナナザイカス(下段右から2つ目)にとどめを刺す。「移動は小さく演技は大きく」がモットーである。竿先をわずかに震わせるだけで、小学生からおじいちゃんまで使いこなせる軽快な動きを生む。さらに尻羽根が掻き上げるスプラッシュ効果。自画自賛(だれも褒めてくれへんから自分で褒めとくけど‥‥‥おー恥ずかし)。なくしてもいくらでも作れるので安心。
■うぃーどれす
ウィードレスの神様はゴースト(下段左端)。どうしてもココに一発うち込みたいというときはこれ。夏場のウィード攻略よりも、立ち木の奥やオーバーハングを狙うときに役立つ。出てもめったに乗らないが、出るだけで満足できる人向きかな。予備はあるけれどなくなったら困るので買い足しておこう。
2002 3/9 i-kasas
to topwater bassin'
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