Angling Net / Ikasas Talk to Myself




1 Jan 2000
新年‥‥‥
自分にとっては謹賀信念や。生き延びてる証にこれからは信念を貫こう。

ところで、ボーズ逃れの去年の納棺〔竿)式の結果やけど、エンドレス森下と合わせてメバル50匹。で、25対25の引き分けやった。とちゅう11対23まで離されたけど、後半追いついたった。しかしエンドレスと引き分けとは情けない。いや、向こうもおんなじこと思てるかも知れんな。
阿波路島の帰り、岩屋のサービスリアでエンドレスが「カレーライス」を注文したあと、カレーだけではちょっと物足りんなあ言いながら「カレーうどん」を追加しとった。あいつカレーが好きなんや。

寝屋川のサルさんが仕事のあいまに釣り道具屋で仕入れたMJBはプラモンやろか?ウッドやったら私も欲しいなあ‥‥‥。こんどワタナベナオキの使い込んだマスキーみんなに見せたろ。


2 Jan 2000
Merrell‥‥‥
メレルのウィンターモックを探してる。これがなかなか無い。あちこち探し回って、神戸のL.L.Beenでやっと見つけた。
壁いっぱいにレイアウトされた中に、遠目にもウィンターモックと判る‥‥‥。
「これください」と言うと、店員のお姉さんは「サイズはおいくつですか?」と聞く。「うーん、8.5かな」と応えると、お姉さんは私の下半身をジロリと見て、「そんなに大きくないでしょ?」と笑いながら言い切る。
どこ見て言うてるんやろ‥‥‥?
お姉さんは、「今履いてられるのもメレルですね」と言うと、私の靴を脱がせ始めた。「あ、自分で脱ぎますから‥‥‥」と、自分で脱ぐ。脱いだ片方の靴を渡すと、お姉さんは臭いを嗅ぐように鼻を靴の中に突っ込んで中をのぞき込む。
「これ、7.5ですよ」「あ、ほんまですね」「在庫を調べてきます」‥‥‥やった!これでやっと念願のウィンターモックが手に入る。

「申し訳ありません、お客様のサイズがございません」「ガックリ!」「もっと大きいか小さいサイズならあるんですが」「取り寄せてもらえませんか?」「残念ながら入荷予定がございません」
‥‥‥肩を落として店を出る。その後、目ぼしい店を2、3ヶ所回ったが無い。類似品はあるがウィンターモックはどこにも無い。

家に帰ってインターネットで調べてみると、メレルは丸紅フットウェアというところが輸入代理店になっている。しかし直接通販で買うにもホームページすらない不親切な会社であることがわかる。
さらにREIで個人輸入も考えるが、値段が倍近くなることがわかる。

ウィンターモックは諦めることにする。


4 Jan 2000
ノット‥‥‥
釣糸を擬似餌にどう結ぶか‥‥‥結び方は山ほどある。意見はさまざま。面白いことは、誰もが自分の結び方(ノット)に自信を持ってて、他人のノットに対して批判的やとゆうこと。同じトップウォータープラッガー同士でもこれだけは譲れんみたい。

結束強度‥‥‥それぞれのノットをして、どれぐらいの負荷重力に耐えられるかとゆうこと。結束強度の弱いノットほど、小さな荷重で結び目から切れる。いかにノットが重要かがわかる。
当然、釣りをやってたら、想定以上の巨大魚がヒットすることもある‥‥‥と考えたら、ええ加減なノットやと心配になる気持ちは十分わかる。強力なノットに超したことはない。潔癖症の人はきっちりしたノットを覚えよう。

しかし、複雑なノットに時間をかけすぎるあまり、千載一遇のチャンスを逃すこともある。ズボラな私は、バスの場合ほとんどクリンチノット一本で通す。結び目に弱点のあるノットやけど、これが一番ぎょうさん結んできたやり方やから。手間がかからへん。目つぶってても結べる。
もちろんノットの弱点も知ってる。つまり、一定以上の力が加わると滑ってほどけること。これは端末処理で防げる。けど人には勧めへんよ。
あとはユニノットとループノットぐらいかな。それだけで十分通用してるから。
さて、みなさんはどんな結び方をしたはるんやろ?


ウィンターモックを探してると書いたら、愛知県のOさんが通販しているホームページがあると教えてくれた。早速アクセスして注文したら、しばらくして返信が来た。
「売り切れ」


6 Jan 2000
続メレル‥‥‥
売り切れやったと言うと、またまたOさんがメレルの情報を教えてくれる。北海道の靴屋にあるらしい。早速メールでオーダーする。今度はうまいこといきそう‥‥‥。
と、知らん間に留守電が入ってる‥‥‥「申し訳ありません、サイズがありません」
オーマイガーッ! なんちゅう買うのんむずかしい靴や!
しかし、Oさんの親切には心より感謝する。

「高松のL.L.Beenにあったよ」と上原先生からメールをもらう。「買うときましょか」と言うてくれる。しかしクツ一足にそこまで手を煩わせてええものか‥‥‥。

今日、一番弟子のコテツ3等兵がヨメとコドモを連れて遊びに来る。ヨメは「まさ」とゆうて色っぽい目をしてる。ははあん‥‥‥この目にイカレたな。しっかり者でコテツより釣りが巧い。こどもは「りゅうたろう」とゆう名前を付けられていて、まだ生まれて5ヶ月のくせに大人びた顔してる。が、笑うとコドモになる。私の演奏するジューズハープに敏感に反応する。アフリカンの血が流れてるんちゃうかなと疑う。

来るとき、私の嫌いな甘い和菓子をぎょうさん持ってきてくれたので、お礼に使うてへんパフォーマを持って帰ってもらう。4年前の遅い機械やけど、以前はこれでインターネットやってたんやから使いようでまだまだ生き返ると思う。
おかげで机の上に若干の空地が出来る。さっそくセルロースセメントやらシンナーの缶を並べる。ついでに机の上にわざとカシューこぼしたらちょっとルアー工房らしくなる。
‥‥‥悦に入る。


10 Jan 2000
初釣り‥‥‥
昨日、エンドレス森下親子と3人で阿波路島へ今シーズン最初の釣りに出かけた。
まるで去年から引きずってる不釣を象徴するかのように、釣り場に着くと同時に俄に雨が降り始める。家を出るときは降ってなかったのに‥‥‥。はっはっは、タイミング良すぎるやないかい。これは単純なツキの無さだけではないらしい。
ところで、何故また阿波路なのか‥‥‥それは知る人ぞ知るスミヤン情報である。こないだ阿波路で巨大メバルを釣ったというのである。スミヤンは最近絶好釣らしいとR上原のお墨付きである。これに乗らんテはない。
で、雨の中、うわさの巨大メバルを狙てルアーを投げ続ける。が、しかし、アタリの「ア」の字もない。そんなはずはないはずだが、かいもく魚信がない。びしょびしょにぬれて、だんだんやる気と根気が萎えてくる。あかん‥‥‥寒い!。よーしっ、今日はこれぐらいにしといたろ。ウーン、ヒジョーニサビシーッ!
帰りに寄った岩屋で、エンドレス森下の長男、エンドレス・クニ(鳴尾中学2年=Ikasasの大後輩)がちょっとマシなメバルを1匹釣ってメバルデビューをかざる。親は丸ボーズじゃ。

続々メレル‥‥‥
探し続けていたメレル・ウィンターモックだが、最後の手段、とR上原にお願いする。で、高松のL.L.Beenへウィンターモックを買いに行ってくれたが、なんとそこにも合うサイズがなかったらしい。しかし、捨てる神あれば拾う神もある。店の人が方々探してくれたところ、岡山のL.L.Beenにあることが判明。私の名前で取り置きしてもらう。さっそく岡山へ電話して確認したところ、クラシックトーブの26.0cmを取り置きしてるとのこと。やりました! 契約成立!
考えてみたら別にどーってこともない靴やけど、無いとなると余計に欲しくなる「無い物強請り」ですわ。宝塚、西宮、大阪、神戸、東京、札幌、高松ときて、ついに岡山でジ・エンド。協力してくれたみなさん、ほんまにありがとう。


12 Jan 2000
風邪‥‥‥
風邪をひきかけてる。いや、すでにひいてるような気がする。初釣りで濡れて以来調子が悪い。鼻水が出る。熱がある。体がだるい。のどがイガイガする。歯茎が腫れてる。目がしょぼつく。頭が痛い。

酒飲んで寝よ。


14 Jan 2000
闇‥‥‥
過去にヤミ市がニッポンの経済基盤を支えた時代があった。ヤミ無くして衣食住がかなわなかった時代があった。合法では飢えて凍えて死ぬしかないヤミの時代である。
しかし、その「ヤミ」と、これから話す「ヤミ」では性格が違う。ぜんぜん違う。

バスの闇放流のこと。
バス釣りを始めて何年か経ったある日、突然、非合法なモノを釣っていることを知る。バスは公認されていない魚だという事実。バスを公に釣ってよいのは当時のニッポンでは芦ノ湖だけであるという事実。そのことを知って愕然とする。
大正時代の赤星鉄馬と芦ノ湖の話。その後、俄に起こったバス釣りブーム(1970年代後半の)。そして全国規模の闇放流のこと。無知な釣り人であった私は、何も知らずに釣っていたのだ。

有名釣り雑誌がこぞって「バスだ!バスだ!」と書き立て、巨大釣具メーカーがそれに呼応して「バスだ!バスだ!」と囃し立て始めた頃‥‥‥すでに私はその泥沼にドップリ両足を突っ込んでいた。抜き差しならない状態にあった。
一部のメディアはその功罪を問うこともあった。しかし多くの場合は「功」にのみ着目し、「罪」についてはほとんど語られなかった。そんな危うい混沌とした時代だった。‥‥‥もう随分むかしのことであるが、強い憤りを感じた。
なぜ、テレビや雑誌は釣ってはいけないモノを釣って見せるのか?
なぜ、メーカーは釣ってはいけないモノを釣るための道具を売るのか?
自分の不勉強さを反省しつつ、企業の無責任さに呆れ返る。バス釣りは自分の生活に必要不可欠なものなのか?繰り返し自問する。

バス釣りを止めればよい。しかし正直に言おう。止められない。バスにはそういう麻薬性があるのかも知れない。バスの代替魚を探しまわっては、結局は見つからずまたバスに戻る。そういうことを何度も繰り返しながら、あれから十数年‥‥‥いまだに奥歯にひっかかるモノを感じつつバスを釣っている私である。アメリカに住むアメリカ人のように、大手を振ってバスを釣ることができないニッポンに住む私である。
そんな私だから、非合法と知りつつも正当化したがる釣り人の気持ちはわかる。しかしいつまでも中途半端ではいけない。そろそろ何か事を起こさなければいけない。そう考えている人も少なからずいるはずだ。先ずは知ることである。罪悪感を持つことと言ってもよい。おっと、話が長くなりすぎた。

バス釣り合法化への道はあると考える。バスが市民権を得る日はくると思う。もちろん、考えるべき人が考え、努力すべき人が努力すれば‥‥‥であるが。

この件について意見があれば、続きはメールで。


ところで‥‥‥体調が戻った。風邪かと思ったがそうではなかった。寝不足と運動不足が原因の倦怠感、脱力感。やっぱりアホは風邪引かんなあ。


15 Jan 2000
不在者投票‥‥‥
吉野川メーリングリストからの情報によると、「吉野川可動堰(かどうぜき)計画の是非を問う住民投票(1月23日)」の不在者投票者数が二日目現在、最近実施されたどの選挙よりも多くなっているらしい。当然である。
しかし、徳島市を含む二市八町で組織する「第十堰建設促進期成同盟会」(会長・亀井俊明鳴門市長)に参加している首長らの多くの見方は「住民投票が開票されても、 流域の一自治体の意見。計画の障害にはならない」としている。投票の結果いかんにかかわらず、建設省に可動堰建設の推進を求めていく意向らしい。彼らは、目先の利益に目がくらんで未来が見えなくなっている‥‥‥なさけない。

今日、メレル・ウィンターモックが届いた。さっそく履いてみる。物欲に満たされた喜びに浸っている‥‥‥なさけない。


18 Jan 2000
もらいもん‥‥‥
オレンジフィールドのホームページで「もらいもん」の展示会をしてる。ウェブマスターの羽山さんが作る文字型板(Tenplete) が多くのルアービルダーを喜ばせて、そのお礼にと送られてきたルアーらしい。なんと私の拙いルアーやロッドが、プロの作品を差し置いてアタマに展示されてる。めちゃくちゃ照れ臭いなあ‥‥‥。私はグリップでごっつい喜ばせてもろてる上に、今、3本目のグリップを作ってもろてる。しかしこれにはお礼のしようがないなあ‥‥‥どこかええとこへでも連れてって、めっちゃええ目させたらんなんかな‥‥‥あ、ええとこって、可愛いネエちゃんのおるとことちゃうよ‥‥‥ん?それもええかな?

今日、修業場から帰ると、早速もらいもんが届いてた。ひとつはシャロウトリック。もうひとつはレイチューン。うひょうひょ言いながら封を切る。
まず、ヘドンザラスプーク。シャロウトリックのサルさんが、ザラをカシュー研ぎだし鬼カラーにしてるのを見て、「イッコオクレ」攻撃をかけていただいたシロモノ。色合い抜群の鬼カラーに仕上がってる。まるでザラと違うみたいや。また昔みたいにザラを投げてみる気になった。サルさんおおきに。
レイチューンはメッキ用のジグミノーを2本送ってくれた。メッキはオフやからメバルに転用してみよ。さっそく風呂場でいろいろチェックする。おまけにブロスドライヴとブラックシャドウも入ってた。ブラックシャドウは去年もろたやつを岩に当ててキズモンにしてしもたから「後がま」やて。痛み入る。ほんまにレイチューン上原には世話になりっぱなしや。これまたお礼のしようもないわ。こうなったら先にいって、三途の川の一級ポイントを上原さんが来るまで確保しといたるぐらいしかないか‥‥‥いやほんま。


17 Jan 2000
大きなマス‥‥‥
久しぶりに大きなマスをかけて、短い竿でヒイヒイ言いながら必死でやり取りしている夢を見た。釣った場所は大きな川の河口で、夢を見たのは修業場のベッドの上だった。ガシラ釣りの外道に来た。目が覚めたとき、ノートにメモしてなかったので詳細は忘れたが、かなりリアルな夢だった。起きたとき、うっすら汗をかいていた。しんどかった。


16 Jan 2000
Dust My Broom‥‥‥
エルモアジェームスとゆう大昔のブルースマンの持ち歌で「ダストマイブルーム」とゆうのがある。黒人のスラングで「出ていく」という意味らしい。しかし直訳すると「掃除する」になる。ダストマイブルームを朝から流しっぱなしにして部屋を掃除した。

久しぶりに部屋を掃除したらぎょうさん要らんもんが出てきた。不燃物、可燃物、資源ゴミに分別してビニール袋に放り込んでたら、よめが「まだ使える」とか言いながら袋から出す。また放り込むとまた出す。テレビでも言うてたけど、ニッポン人の「捨てない文化」は世界一らしい。

古い本がぎょうさん出てきた。一番古いのは中学生の頃に必死で読んだ推理小説(コナンドイル、エドガーアランポオ、エラリークイン、ギルバートキースチェスタトン、アガサクリスティ)。最後に読んでから30年以上経つ。ページがまっ茶色になってる。
使わん辞書や図鑑の類がいっぱい出てきた。片っぱしから捨てた。ドイツ語の分厚い辞書も捨てた。高い辞書やったけど‥‥‥。釣り雑誌が何百冊。音楽雑誌が何百冊。インクの出んようになったボールペンにちびた鉛筆が百本以上。指でつまめんぐらい小さなった消しゴム‥‥‥なんでこんなもんまで大事に取っておいたんやろ?

要らん写真がいっぱい出てきた。釣り場で撮った写真、全部で数千枚‥‥‥中から気に入ったのを200枚ぐらい残して全部捨てた。捨てる前に最後の思い出にふけることしばし。あかん、手が止まる。ここでちょっとコーヒーブレイク。

ほかにギターの楽譜が何百枚。劣化して聴けんようになったカセットテープ(カントリー、ブルーグラスがほとんど)が数百本。まだ聴きたい分は数年前からテープを修復してMDにダビング済み。それにコンピュータやソフトの説明書が無数。Macintosh System 7 ‥‥‥懐かしい。けどもう機械もソフトもない。あとは何が入ってるか調べるのも面倒くさいおびただしい数のフロッピディスク。今の機械にはフロッピディスクドライブさえない。

釣具も使わんようになって何年もたつのがぎょうさん出てきた。買うたけど気に入らん竿。釣り大会の賞品でもろたけど気に入らん竿。折れてしもていつか修理しよ思たけどいつまでもほったらかしの竿。ハンドルが回りにくなったリールが十数個。それらに付いてたけど使わん布袋。スペアスプールにリールオイル(オイルは燃えるゴミかな?)。それからサビサビになったスプーン、スピナーが100個以上。昔はワイヤーブラシや金属磨きで磨いて使うたもんやけど‥‥‥もう、使わへんと思う。中途半端に残ってるライン。太いのやら細いのやら全部劣化してる。その他、釣具屋で衝動買いしたけど結局使わんと放置してた道具の山。

まだまだ出てきた。作ったもんの動きが悪いので使わんと置いてあった出来損ないの自作プラグが段ボール箱に1ぱい。人に見せられんような不細工なルアーもある。一個いっこ手に取って眺めては思い出にふける。しかしぜんぶ日の目を見ずしてごみ箱行き。

一日かかって捨てまくった。ああしんどかった。これでだいぶんスッキリした。しかしまだまだ我が家には死蔵品がある。続きは後日とゆうことで‥‥‥。


21 Jan 2000
Deep Osaka‥‥‥
寒い一日。古い友達と夜のミナミを何年ぶりかで歩く。
粉雪舞い散るディープオオサカは異様な活気に溢れ、道頓堀に揺れる赤い灯青い灯は昔とおんなじやけど、年を追うごとにこの街に馴染めんようになってることに気づく。またひとつこの街が嫌いになる。‥‥‥グリコの看板が新しなってた。


22 Jan 2000
CD-ROM‥‥‥
お気に入りのCD-ROMをコンピュータが認識せんようになった。棚から床へ落としたのが原因と思われる。肉眼でも判る傷がある。金属磨きで磨いたら治ると聞いて磨いてみる‥‥‥しかし認識しない。何度も磨いてみたけど‥‥‥。もっと磨かなあかんのやろか?

吹きつけるだけで木やプラスチックが石になる缶スプレーを買う。そんなもんいったい何に使うのか‥‥‥多分、ルアーに吹きつけるのではないか?
セピア色の塗料を買う。何に塗る?‥‥‥多分、ルアーに塗るような気がする。

寒いので釣りに行く勇気がない。


23 Jan 2000
やる気と根気‥‥‥
このごろ何かと面倒くさい。やる気はあるけど根気がない。むかし「やる気はあるけど体がついて来ん」とゆうテレビCFがあったけど、そんな感じ。

たとえばルアーを作ってても30分ぐらいしか続かへん。すぐに他に目が行って、気がついたら何日もほったらかしになってる。塗りかけのカシューがほったらかされて缶ごとカチンコチンに固まってる。エアブラシを使たあと洗うのが邪魔臭なってほったらかしにしてたらニードルが動かへんようになってる。
これはルアー作りだけに限ったことではない。なにもかもが中途半端に放置されて完結しない。そのくせすぐに新しい別のことに興味をひかれて手を出してしまう。

こうして私の行くところ、いたるところに「未完成」が、まるで野良犬の糞のようにゴロゴロと転がってる。私の部屋、机の上、作業台の上、押し入れの中、引き出しの中、パソコンのハードディスクの中には、完結せずに放置された「モノ」や「コト」が蓄積され溢れかえってる。

原因は釣りに行ってへんからやと思う‥‥‥たぶん。そうゆうことにしとこ。


24 Jan 2000
吉野川第十堰可動堰建設計画の是非を問う住民投票‥‥‥
石頭役人が四国三郎をぶつ切りにする壁を造ろうと企んでる。きのう、吉野川第十堰可動堰建設計画の是非を問う住民投票が行われ、流域良民は「やめてんか」という答えを出した。その答えを聞いて「はいわかりました」と言うお役人が居ないニッポンの政治は江戸時代から変わってない。

近々、石頭たちは近所を流れる武庫川本流に新たなダム造ろうとしてる。


27 Jan 2000
スサンシジャン‥‥‥
鷺梁津の水産市場で渡蟹3匹、鯣烏賊1ぱい、平目1枚を買う。その場で料理してもらう。烏賊と平目は刺し身に、渡蟹は鍋にしてもらう。美味しさに恍惚となる。


28 Jan 2000
ポーウンサ‥‥‥
奉恩寺へ行く。参道を歩いていて左足の爪先の痛みに気づく。履いていたHainsの靴下を裏返しに履き直したら痛みが消える。その後一日裏返しの靴下で歩いたが何ともない。靴下は良いものを買おう。


29 Jan 2000
シリアルナンバ−‥‥‥
MacCDR Version4.0といふCD-Rライティングソフトのシリアルナンバーを紛失する。たしか登録用のはがきに書いてあったがゴミと一緒に捨ててしまう。シリアルナンバーを盗用するホームページがあったが閉鎖されている。アプリのコピーだけでも取っておこう。


31 Jan 2000
Banana‥‥‥
Banana-2000プレゼントの抽選をする。紙に番号を描いて箱に入れる。全部で51枚。アタリを8枚引く。ハズレが43枚。1/6の確率は厳しい。しかし50枚アタリにして1枚だけハズレにするより罪は軽い。しかしなあ‥‥‥なんでこんなプラグに51人も応募が‥‥‥もっとええもんプレゼントしてくれるホームページあるのになあ‥‥‥。みんな知らんのんかなあ‥‥‥。
で、肝心のバナナはほったらかしになってる。まだ1個も仕上がってない。作る時間がないわけではないが‥‥‥。いろいろ思うところがあって‥‥‥。



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