Angling Net / Ikasas Talk to Myself




3 July 2000
フロッグ‥‥‥
カエルの子はカエル?
ちゃうえ。蛙の子は御玉杓子て言うのどっせ。


4 July 2000
タンジョウビ‥‥‥
キョウワ
タンジョウビデス
コレカラ
シコクへ
アマゴヲツリニ
イキマス
カミナリガナッテマス
アメモフッテマス
ルスバンヨロシクオネガイシマス
カエッテキタラ
ドコカデメシデモクイマショウ


5 July 2000
アメゴ‥‥‥
吉野川の支流のそのまた支流で、アマゴを5匹だけ釣る。赤ちゃんアマゴ3匹。幼稚園と小学生をそれぞれ1匹づつ。雨の影響で水かさが大き過ぎたようである。
徳島ではアマゴのことをアメゴという。いずれも雨子(雨後)と書く。雨が降ったら釣れるはずなのだが‥‥‥。

6 July 2000
竹‥‥‥
R上原の師匠のアイエム氏にバンブーロッドを頼んでた。作っとくなはれ‥‥‥と、お願いしてからちょうど一年。やっと出来てきた。実は昨日四国でアマゴ釣りにその竿を使うた。細い。軽い。美しい。しかし大きなアマゴは釣れんかった。したがってまだちゃんと曲げてない。よっしゃ、今度は思いきり曲げたろ。


7 July 2000
ABU 4501C‥‥‥
トップウォータープラッガーというと、猫も杓子もアンバサダーなんや。なんでやろ。ほんまにイヤになるよ。
子どもの頃から「反逆児」と言われてきたイカザスとしては、どないあってもアンバサダーは使わへんぞ。と言いつつ、昔は5500C、5001C、1500C、2500C、4600CB、1600なんかを使うてた。けど遠の昔にやめたやめた。
やめたけど最近4500Cが復刻された。今は左手でしかリール巻けん言うたら、4501Cもあるらしい。しゃあない、4501Cだけは使うたることにする。
で、今日買うてきた。しぶい。金色の左手巻きは素晴らしい。たぶんそのうち6501Cも使うような気がする。優柔不断かな。ええい優柔不断でもかまへん。ほんまにカッコエエデザインやもんなあ‥‥‥これ。


8 July 2000
King Manbo‥‥‥
今日は西も東もキングマンボ。いや実に素晴らしい。
颱風が通過したせいか涼しい。ハイビスカスの花が奇麗。二日続けてカレーを食う。午後、バナナに色塗る。‥‥‥なんか日記みたいやこれ。


11 July 2000
Japanese Plastic Lure‥‥‥
国産合成樹脂製擬似餌が悪い方向に進んでる。間違うた売り方をしてる。せっかくの素晴らしいデザインやアイデアがクイモノにされてる。極めて残念である。


13 July 2000
Dragons‥‥‥
研ぎ出ししながらテレビ見るんはいかんなあ。目が手見てへんからなあ。

夕方、萱間氏からTELがあった。「はよ書いてや」って。


16 July 2000
Keta-Bass‥‥‥
夏の琵琶湖の風物詩「ケタコ釣り大会」が琵琶湖知内浜行われた。

遥か彼方で空と水平線が溶けあう‥‥‥茫洋たる湖北の風景。


徒労と知りつつ湖岸に立ち込む擬似餌釣師たち。一番手前に突き刺さっているのがオカナリトシ氏(38歳=よく見るとバックラッシュを修復している)

去年は嵐だったが今年は平穏のうちに終わる。ランタンコレクターのACB氏が持ってきた「前代未聞斗瓶絞り」は最高に美味であった。
夜、生まれて始めて地面にシュラフを敷いて寝る。むかし見た西部劇ではカウボーイはみなそうやって寝ていた。あれは非常にかっこよかった。
朝起きると、シュラフは最初の場所から3m以上移動していた。理由は地面が傾斜していたからと思うが、もしかすると夜中に魑魅魍魎が引っ張ったのかもしれない。
前夜から酒を飲んで体内アルコール濃度が高かったせいか、蚊に凹凹にやられる。右腕だけで10箇所やられる。思いのほかカウボーイはつらいことがわかる。
大会ではバスは釣れたがケタバスは釣れなかった。ウデのせいである。

大会終了後、知内川でケタバスを6匹かける。雄のケタバスをキープして持ち帰る。ケタバスの丸揚げ中華甘酢あんかけ広東風、これはいける。
帰りに今津の川魚屋で予約しておいたコアユを仕入れる。まるごと天麩羅にすると仄かな苦味が口の中に拡がる。この苦味がビールに合う。暑気払いに最高である。

家に帰るとまだ日曜日の昼下がり‥‥‥
梅雨明けを知らせる蝉の声がしんしんと耳に染み入る。


18 July 2000
近所でBassin'‥‥‥
年に何回かええ目をする近所の池全景。

エンドレス森下と昼から近所の池へ行く。近所ゆうても高速道路で1時間ぐらいかかるから、あんまり近所とは言えんけどね。まあバス釣るのに四国まで行くこと思たらだいぶ近いか。池を二つやって結果は7〜8バイト1フィッシュ。Antz Nakayama の "Stray Bullet" で釣った1匹だけ。

しかしこの暑さで池も湯立ってる。ウエーダー越しに「ええ湯」を感じる。とうぜんウエーダーの中はパンツまで汗でぐしょぐしょ。まるでオモラシ状態。温いシャワーと冷たいビールがぼけた網膜に浮かんでは消えする。

同行のエンドレスも失禁状態やけど、こっちはえらい調子がええ。手を怪我してるくせに15発ぐらい出して7匹ランディング。ロッドをしゃくると縫うた傷口が開いて痛いらしい。「出たっ」「痛っ」「出たっ」「痛っ」を連発する。相当でかいのんも出したらしい。オリジナルコヴァンガードらしい。帰りの車がうるさいうるさい。

一雨降ったら好転する予定がいっこも降らへん。アオコが出てる。水が腐り始めてる。釣り手の気持ちも腐り始めてる。あかんなあ‥‥‥。


20 July 2000
Adobe Photoshop‥‥‥
ドミンゴ川上から電話があって、今日もエンドレス森下とマッケンヂ松下はどこかの池で浮かんでるらしい。あほやなあいつら。日射病で死ぬで。
昨日、チルドレン中野氏がナンパオを買うてきてくれる。「飲んだら90度に曲がってた腰が180度や」と言う。一粒飲むと肩の凝りが取れて、二粒飲むと腰痛が治ってピンシャンになるらしい。
長時間立ち込んで釣りすると腰が「いやいや」を言い出す年齢になってる。これだけはどうしょうもないから薬の助けを借りる。‥‥‥しかし、昔は岩から岩へとまるで牛若丸のように‥‥‥(うそつけ)
プレスマン高砂は今ごろ東京の空の下で泣いてるんやろか? どうも彼は都会が似合わない気がするので心配である。松江のやや封建的な、ある種牧歌的な雰囲気が似合う男やから‥‥‥なあ。
この前の琵琶湖にカマドヤが来てなかったけど、どないしたんやろ? またテトラのすき間に落ちて足の骨折ったんかな?

明日は山で岩魚釣り。釣れるかなあ。ドキドキするなあ‥‥‥。


22 July 2000
Ikkoganaru‥‥‥

昨日、レイチューン上原と大山で岩魚、山女魚を釣った。溪は予想以上に険しく素人向きではない。滝の高巻きは普段の釣り人生の中でも特に尋常でない。そんなわけで今日は全身筋肉痛である。特に足がパンク状態である。歩くのがやっとである。

途中、高巻き不能のゴルジュがあって、淵を泳いで突破する。夏とは言え山の水は冷たくて心臓が止まりそうになる。びしょぬれになりながら気持ち良さにニンマリとする。

釣果は、自分としてはまずまず釣れた方である。しかしレイチューン上原は私の数倍は釣る。数もサイズも格段に違う。キャリアとウデの差は如何ともしがたい。

岩魚の美味い食べ方は薫製にとどめをさす。昔は薫製を作るためにわざわざ岩魚を釣りに行ったほどである。
今日はキープした3匹(すべてレイチューン上原が釣ったもの=つまり私にはキーパーサイズは釣れず)を塩焼きにする。トロ火でじっくり焼くと身が引き締まって岩魚独特の芳醇な味になる。深山幽谷の味である。

お気に入りの和竿風ミノーイングロッドはまだ満月になっていない。


28 July 2000
74117‥‥‥
ながいこと「Think aloud talk to myself」更新してへんなあ。別に忙しかったわけでもないし、書くことがなかったわけでもないねんけど。ぼーっとしてたら1週間がすぎてしもた。えらいすんまへん。
アクセスカウンター見たら「74117」になってる。おー!これは縁起がええやんか。私の好きな数字は「741」。理由はわからへんけど、好きなんよこの数字。
高校の時の軟式野球部のメンバー(私は水泳部やったけど)で社会人のクラブチーム作ったときの背番号が「4」。なかなか4なんか付けてるやつ居てへんよ。阪神タイガースの川藤ぐらいちゃうか。
それに自分がオーナーになって作ったサッカーチーム(ウエザーキングフットボールクラブ)の時の背番号が「7」と「14」。オーナーマネージャープレイヤーやった。ヘタクソやったけどね。
この前までPennの「714-Z」という小型スピニングリールを持ってた。品番が気に入っただけの理由で買うた。インスプール式の使いにくいリールで、黒と金色のきれいなリールやった。ちょっとカージナルの33あたりに似てる。しばらく使うて動かんようになったから燃えへんゴミの日に出したった。ちょっともったいなかったかな。いや、動かん道具はいらんよ。
あそうそう、誕生日が7月4日やし。

明日和歌山の粉河で浮浪隊夏季大集会。ラドン奥村師も来られる。楽しみや。
和歌山といえば、今日加太のジギング船に乗ったエンドレス森下に電話したら「ボーズやねん」言うとった。波が荒かって酔いそうになったらしい。行かんでよかった‥‥‥。しまちゃんが七十数センチのマダイ釣ったらしい。その他さかたん、水橋カチンコチン、久保コ〜イチらは全員ボーズやったらしい。

明日は朝早いからいまからちょっと寝とこか。1時47分に目覚まし時計セットしとこ。


29 July 2000
浮浪隊夏集会‥‥‥

和歌山の粉河で浮浪隊のサマーミーティング‥‥‥兵庫支部を代表して参加する。
しかしまあなんやね、あれだけぎょさんでフローターで浮いてるにもかかわらず、あれだけぎょうさん釣れたら言うことないね。みんな二ケタは釣ってた。
浮浪隊大阪支部南河内派出所の我が師ラドン奥村(左の絵=鬼畜のセコ釣り名人)に至っては、フライで軽く40匹以上釣っておられた。
私も最近になく好釣で、20発以上出して10匹(最大42.0cm)釣らしてもろた。ははは、釣りすぎやね。

釣りの後、広々とした紀ノ川の河原にタープを張って炎天下のバーベキュー。滴る汗をぬぐいもせず、飲んで、食べて、喋って、笑うて、踊って、寝て‥‥‥あっというまの一日でありました。


30 July 2000
Hayama Grip‥‥‥

紀ノ川でハヤマグリップの作りかけをもろた。いわゆるグリップブランクちゅうやつ。
栗の木が軸になってて側はホウ?ヒバ?セン?クヌギ?‥‥‥なんやったかわすれたけど、ほぼシルエットが完成したとこでほったらかしにしてたらしい。
実は羽山グリップがもう一個ほしかたからごっつうれしい。なんせこいつは世界一握りやすいグリップやからなあ。
既に3つも作ってもろてるし、あの制作工程を考えたらおいそれと「作ってくれ」とは‥‥‥とても言いづらいやんか。
未完成のグリップを握りしめて、ひがな眺めて暮らしてる。何色に塗るか‥‥‥う〜ん、悩むなあ。


31 July 2000
晦日‥‥‥
カレンダーを見たら7月31日になってる
一年の最後の12月31日は大晦日(おおみそか)で、それ以外の月末は晦日(みそか)というらしい。もともと晦日は三十日と書いたから、三十一日は「みそついたち」ちゃうんかなあ‥‥‥?

もう寝よ。



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