Angling Net / Ikasas Talk to Myself 1 May 2002 さむい ‥‥‥ 今日から五月やというのに 窓を開けたら冷たい風 さむい S川ではフールズ軍団が暴れてるし H海道では一年生がイトウを釣ったらしい みんな頑張っとんなあ‥‥‥ 久保コヒチが川で岩魚を釣ってるのをTVで見た 相変わらずマシンガンのようにしゃべりながら釣ってた 天才やな 2 May 2002 オーロラ ‥‥‥ 昨日 ヤリエの槍柄さんが おもろいフライをいっぱい送ってくれた こんど淡路島で試してみよ オーロラか‥‥‥ これは釣れそや 3 May 2002 zariganeeni ‥‥‥ ポーク野田が アルポンドで ザリガニを釣ってリリースしたら 太い見えバスが 「ズドーン」 と一気にザリガニを丸飲みしたらしい 「ほんまか?」 「ほんまやで」 よっしゃ ほんだらザリガニルアー作ったろ ‥‥‥で 修行から帰ってきて 早速ザリガニを作ってる 【工程】 海老型餌木の布張りを剥がす 羽根をむしり取る 尻尾を切り落として烏賊鉤を取り外す 目玉をくぎ抜きで抜き取る 不要な穴をウッドパテで塞ぐ パテが乾いたらサンドペーパーで均す 尻尾の穴をドリルで拡げる 薄いプラスチック板でザリガニの尻尾を作って穴に差し込む #2のダブルフックを尻尾の穴に差し込む 長目の木ねじでフックとプラ尻尾を固定する 頭を切り落としてチチ輪糸を取り除く ラインアイ用のヒートンをねじ込む 餌木の錘を1/3ぐらいの大きさに削り落とす 体側両側にサーフェースリグで#4のダブルフックを付ける ‥‥‥と ここまでで述べ約1時間10分 あとはザリガニカラーの濃い赤を塗って ウレタンに漬けてコーティングして 目玉と触覚を付けたら出来上がり 出来たらポーク野田にこれで釣ってもらお こんなんおでバス釣れたら トップやなかってもオモロイやろなあ‥‥‥ 名付けて「ザリガニーニ」 ちょっとイタリア系ルアーかな 5 May 2002 yarie-fly ‥‥‥ こないだ送ってもらったヤリエフライ ピンクや蛍光イエローのマラブーが目を引くが 見て欲しいのはウイング素材 なんと「魚皮」が使われている ヤリエの槍柄専務は 「フライとは認知されないかも知れません」 と言うが これは立派なフライである いや‥‥‥むしろ 錘が付いた鉤に巻かれた毛鉤だから フェザージグと呼ぶのが正解かもしれない サバやハゲの魚皮は昔から漁業者が用いている つまり 魚皮の持つナチュラルな輝きは 魚食魚の目を引き食欲を増進させる働きがあるとされている 多くの擬似餌作家がこの手法を取り入れてきた リベットというミノーはサバ皮を用いた美しいミノーだった トグチカズヤのまんまベイトは全体が魚皮そのものだ ヤリエフライはその魚皮に さらに「オーロラ」加工というのが施されている 写真では分かりにくいが 魚皮がレインボーカラーに輝く これによって さらに「魚皮効果」がアップするのか それとも せっかくのナチュラルな輝きを損なうのか その答えはまだわからない 6 May 2002 狂騒地獄 ‥‥‥ ただの日曜日でさえ混雑極まりない海岸や湖畔や河辺が 圧倒的、爆発的、驚異的に賑わいを見せるゴールデンウィーク ニッポン中、猫も杓子も黄金週間だ ウィークデーアングラーは 黄金週間のあの狂騒地獄を一度経験すると二度と立ち向かおうとしなくなる あの大渋滞を思い浮かべただけですべての勇気を消失してしまう あの林立する竿を想像しただけで祝祭日が恐怖に思えてくる ウィークデーアングラーは苛々しながら黄金週間が過ぎ去るのを待っている そしてほとぼりの冷めたころを見計らって重い腰を上げる ああ‥‥‥もう少しの辛抱だ 7 May 2002 Banana the Ikas ‥‥‥ 出渋るとサイズダウンするんは私の悪いクセやな あ、ルアーの大きさの話ね‥‥‥ 辛抱がたらんちゅうか 修行がたらんちゅうか 大きなプラグに大きなバスっちゅうセオリーを無視して セコイプラグを投げたい衝動に駆られるねん なんでやろ? ビッグワンよりも とりあえず一発ほしいからやろか? たぶんそのセンや そこで ゴゾゴゾとルアーボックスから小さいのを出してくる マッディウォーターズ・バナナザイカス! ちょんまいけどええプラグや 1年でボロボロになったマイイカス(カレイ) 上はフックマークが深く刻まれてハラワタ(鉛玉)が出そう 下は岩に当てて肝心の尻っ羽根が飛んでしもた なんせ小さいから釣りやすいような気がする 7cmちょいしかないさかいバスは食いやすいんちゃうかと思う けど 小さしたからっちゅうて凹凹出るわけやないわ けっこうバスは釣れたけど 投げた回数からバイト率をはじき出したら 大きいプラグとえろう変わらん やっとゴールデンウィークが終わった ぼちぼちいこか 8 May 2002 zariganeeni ‥‥‥ ザリガニーニが完成した 餌木を改造したインスタントルアーやけど‥‥‥ 一番大事なザリガニのハサミをどうするか さんざん悩んだあげく 赤のハックルを3枚重ねて付けることにした お食事中のザリガニのイメージやね タイイングアイは頭のてっぺんにある エビ系のルアーは後ろに進むカタチが多いけど バックするときは逃げるときやから これは ザリガニがエサを求めて前進するイメージ つまり警戒心がない状態やね あとはポーク野田に託そう‥‥‥ ターゲットは ザリガニを飽食してぱっつんぱっつんに太ったバス たのむぞ 釣ってくれ 9 May 2002 不思議の国の‥‥‥ インターネットというものに親しんで もう7年になる 始めた当初はその不思議さに感嘆の連続だったが 慣れというのは恐ろしいものだ 今となっては当たり前に生活の一部になってしまっている 買い物から銀行決済までなんでもパソコン一台で済ませている なんの不思議も感じなくなっている しかし 考えてみれば‥‥‥やはり不思議な世界ではある 下に2枚の写真がある (なぜか二人とも同じポーズというのがオモシロイ) いずれもネットで知りあうことになった釣り人だが いまだに一度も会ったことはない そういう友人(友人と呼んでいいのかどうか)が 世界中に何十人、何百人といる まったくもって不思議な世界である モンジャ・岡本‥‥‥琵琶湖大鯰を釣る 奈良県人 ネット以前から名前は知っていた なんど読み返しても面白い彼の文章は人の心を和ませる まじめに書くとダメ 「素」のもんじゃがサイコー 先日、S県S川で琵琶湖大鯰を初挑戦でモノにしたときの図 アビダシヨン・公樹‥‥‥イトウを釣る 北大1年生 つまり私とは三十歳も年が離れている インターネットがなければおそらく知り遇うことはなかったであろう お互いを傷つけあい、励ましあえる若くて生意気な友人である 先日、H道BK川で初めてイトウを釣ったときの図 いずれそのうち お互いが生きている間に会えることを信じている 不思議の国で‥‥‥ 11 May 2002 明日はええ天気‥‥‥ ohsumiさんからメールが来た 琵琶湖大鯰が釣れたらしい 釣れたんは減水時なら中州やと思うんですが そのあたりの草がちょろちょろ水面に顔出してる横で "ドッボ-ン"と出ました そして久しぶりにラインが"キリッ"と泣くのを聞きました うれしい! 釣った後にもう1匹と思う気持ちと同時 満足感もこみ上げてきて 結局、満足感が勝ってそのまま納竿 うらやましいでしょ!! うむ たしかに羨ましい ところで口にぶら下がってるルアー なんやろ? 明日は青野ダムで坊主めくり 去年は百匹以上釣って準優勝やったけど あれはしんどいわ よっしゃ 今年はポッパーオンリーでのんびりいこか‥‥‥ な? 12 May 2002 今日はええ天気‥‥‥ 青野ダムで坊主めくり大会をやった 青野川寄りのワンドでACBさんと並んで釣った が‥‥‥ 「釣れまへんなあ」 「居てまへんわ」 「かいもくやがなもう」 「さっぱりわやでんな」 ギル釣りには絶好のコンデーション‥‥‥やのに ギルがぜんぜん釣れへん 居るべき場所にぜんぜん居らん 水が異様に多い しまいめには #16のドライフライまで出す始末 去年はおんなじ様な場所で100匹以上釣ったのに 今年はたったの14匹‥‥‥1/10や しかも姫(20.2cm以上)は2匹だけ ストレス解消のギル釣りやっちゅうのに‥‥‥ これでは消化不良やなあ ACBさんが釣ったちょっとマシな姫ギル 優勝は60数匹釣ったマンキチ なんと大会初出場で初優勝 コイツワエライ! 2年ぶりにわが軍の勝利や これで ニグアンドサックスVS大阪JLAオールスターズの対戦成績は 2勝10敗‥‥‥勝率.167 (去年まで勝率1割なかった) つまり‥‥‥去年までの阪神タイガースより弱いっちゅうこっちゃ もう寝よ 13 May 2002 コレワナンヤ?‥‥‥ これは何やと思います? 修業中の息抜きに ザイカスのボデーを利用してノイジープラグを作ったろと あれこれとデザインしてやっと出来たと思たら なんと! こんなんが既に市場に出てるんやね しらんかったなあ‥‥‥ まったくおんなじデザインやんかこれ ああ‥‥‥アタマ痛なってきた 今日はメバル行くで! 14 May 2002 saba skin fly‥‥‥ 昨日の晩 槍柄さんが巻いた鯖皮鉤を投げてきた 投げ初めてすぐにググッときた なかなかグッドファイトの19cmだ 鯖皮はオーロラ加工してない方 これはイケるぞ しかしあとが続かない 場所を変えて今度はオーロラ加工の鯖皮を投げる すぐにググッと来て これはさっきのより大きいぞ‥‥‥と思たらバレた その後ピタリとアタリが止まる ワームを投げてる他の人もあんまり釣れてない 遠くでライズが見えたので 1/16ozのジグヘッドにしてワームを投げる ググッと16〜21cmが3連発 これはおもしろいぞ‥‥‥と しかしまたピタリとアタリが止まる しばらくして またオーロラ加工なしに換えるとすぐにググッと18cm しかしまたまた1匹釣るとピタリとアタリが止まる‥‥‥ うーむ 結局どっちがよいのかわからないぞ ワームとの差別化もできないぞ これではデータにならないぞ よし 出直そう 15 May 2002 あめ‥‥‥ あめふりや あああめふりや あんふりや 雨が降ってるのに 釣りにも行かず家でドロドロしてた 腐りそう 17 May 2002 paradise‥‥‥ the paradise! 18 May 2002 paradise 2‥‥‥ パラダイスの土手に ハヤグリ3人前を並べてみる 一瞬、堤に花が咲いたようで‥‥‥ウツクシイ 19 May 2002 mebaru‥‥‥ 夜中の零時半に家を出て B港に着いたのが一時半 最近使ってないXUL6ftのトラウトロッドに Gosenの3LBラインを巻いたT-Powerをセットして さあ、釣るぞと車のリアハッチを閉めたら 「ベシッ」とイヤな音‥‥‥ ん〜過去になんべんか聞いたイヤな音‥‥‥ わっ! あんのじょう ロッドが真っ二つですじゃ‥‥‥ ガックリ・クリ・クリ 落胆しつつメバル専用ロッドにセットし直す エサはヤリエズサバカワフライ 陸風0.5m波は無し 潮はじんわり満ちつつ時合を迎えようとしている 絶好か‥‥‥? 壱投・弐投・参投・四投・五投‥‥‥ おかしい アタリのアの字もない 六投・七投・八投・九投・拾投‥‥‥ おかしい メバルのメの字もない 拾壱投・拾弐投・拾参投・拾四投・拾五投‥‥‥ あかん 若干場所移動‥‥‥ で コツリと来た‥‥‥が うわっ小さい 目計り12cm リリース 小一時間やるがあとが続かない 止めて帰ろかと思たら‥‥‥ググッと来た 今度は19cm やる気再燃‥‥‥が あとが続かない 止めて帰ろかと思たら‥‥‥コツリと来た うわっ小さい 目計り13cm リリース 小一時間やるがあとが続かない 止めて帰ろかと思たら‥‥‥ググッと来た 今度は20cm やる気再燃‥‥‥ しかしあとが続かない まてよ 次に釣れるのは14cmで そのあと小一時間やって 帰ろうと思た時に21cmが釣れるはずだ つまり このパターンでいくと まちがいなく五時間後には25cmが釣れるはずだ が、まてよ 一時間後には夜が明けるぞ 14cmが釣れたあとで 日が昇ってジ・エンドになる公算が高いぞ よしっ‥‥‥止めた 本日の釣果 メバルよんひき 20 May 2002 precro‥‥‥ 月日の経つのははやいもんで もう五月も後半になってる まだまともに魚を釣ってへんのに季節だけが先行する Muddy Waters Original 「鱒二」 Length 120mm, Weight 45.2g そうそう 「鱒二」を作った マウスカップだけ盗用したが それ以外はすべてオリジナルである なにしろ 本家アーボガストより10g以上重い 狙いは琵琶湖大鯰 あああ‥‥‥はよコレでB.O.N.出したいなああああ 21 May 2002 biwakoohnamazu‥‥‥ 今日S川の支流へ行った 鱒二は微笑まへんかった アホは私を含めて全部で5人 みんなうれしそーなアホばっかりで ほんまにうれしなってくるよ 「アホはアホより出でてアホよりアホらしい」 って知ってる? FOOLS! の格言や ところで 今日FOOLS! のギルマンさんからギルティもろた おおきにべりまっち これがそれやねん ゴールドギルティ 30mm, 1.6g これがまた細かいええ仕事や バルサ製1.6gやで 唇窄めてふうっと吹いたら ソフトクリームみたいなグリグリ(表現ムズカシ)が 見事にクリックリ回りよる すごいで こういう技は私には無理やなあ‥‥‥ 削ってるうちに指でつぶしてまうわ たいへんやでこれは ネコマタギのBBS見たら こんどはボスギルティちゅうのを作るらしい 職人の制作意欲はとどまるところを知らん よーし 負けてられへんぞ‥‥‥と 何作んねん?‥‥‥ないしょ 23 May 2002 mebaru‥‥‥ エンドレス森下とメバル釣りに行く B港に着くとすでにボンビー横山が釣ってる 「どー?」 「アカン」 潮は絶好‥‥‥しかし 肝心のメバルが絶好ではないらしい さっそく釣り始めるが 極小(ご苦笑)メバルばっかり しかもアタリもご苦笑 9時前 パターンを変えてみたらゴツンと来た やっと19cm級 しかし単発 後が続かない ボンビーはいじけて家に帰る その後エンドレス森下が爆釣ポイント発見 まさかこんな所に‥‥‥という所で入れ食い ただし オールご苦笑メバル 20匹ぐらい釣る と突然 「ガツン」と大きなアタリ やったあ! 竿は一気に満月 これは25cmいったかあ!? しかしなんか‥‥‥ヘン ぐいぐい締め込んでから足元でジャンプ&ジャンプ 案の定‥‥‥ 上がってきたのはスズキと呼べないスズキ(40cm) エンドレス森下も39cmのスズキと呼べないを釣る 10時過ぎ アホらしなって道を間違えながらF港に移動する F港の突堤の藻場を釣ってみると なんとこれが爆釣&爆釣 あっと言う間に50匹ぐらい釣る しかしオールご苦笑メバル あ〜アホクサ ヘロヘロになって家路に着く 「どっかに財布落ちてへんかなあ」 「どないしたん?」 「金ないねん」 「長期金欠病やな」 「財布落ちとって中に100万円ぐらい入っとって誰も見てへん思てひろたらびっくりカメラやったりして‥‥‥」 「‥‥‥それどっきりカメラちゃうんか?」 「そうとも言う」 「言うか!」 24 May 2002 AQ300!‥‥‥ 友よこれがAQ300だ このオッサンと釣りに行くと たとえ魚が一匹も釣れなくても 面白い たとえ魚が一匹も釣れなくても 腹を抱えて笑ったあとは 飯がうまいぞ 25 May 2002 namazu sticker‥‥‥ これが人気絶頂のナマズステッカーだ! 通称「ナマステ」 直径84mm(半径42mm) 壱枚五百圓だが 拾枚セットなら五仟圓! 百枚セットならなんと五萬圓! 残りわずか 安いぞ! 26 May 2002 AQ300‥‥ カンガルーに大人気のエンドレス森下 AQの高さはカンガルーにもわかる 27 May 2002 944‥‥ 半年ぶりに944へ行く 相変わらずジャンキー内藤の釣りは面白い 口はアホな事を言いながら 目、手、足は漁師になってる picnic AAA30-precroにドッカーンと 結局私は釣れなんだ 釣れなんだけどおもろかった なんでか‥‥‥ 29 May 2002 釣るやつは釣る‥‥ 私が釣れない釣りをしている間に ポーク野田は近所の池で太いバスをガ○デ○ーニで釣り サル森田はM川の太いナマズをベ○ドバ○で釣っている 東の方からは ヤス堀田がピ○ニ○クでバスを釣ったと メールで知らせてきてる はたまた オカセイネンがミノーで琵琶湖大鯰釣ったとか ジッ○ーバ○でバスを釣ったとか bumsHPで楽しそうに報告してる ああ 釣れてへんのは私とはやまさんだけやがな まあ はやまさんが釣れへんのはしゃあないとしても なんで私に釣れへんねやろ‥‥‥? なにやっとんねん! やっぱり背中のモンが効いてるんかなあ‥‥‥? 31 May 2002 あしたはええてんき‥‥ ワールドカップが始まった ソウルでの開幕戦(フランス v セネガル)をテレビで観た 想像以上に世界のレベルは高い アンリやトレゼゲが何発ぶち込んでも トニーシルバという可愛い顔のGKと セネガルのゴールポストが弾き返した で 優勝候補で前回チャンピオンのフランスが負けた めちゃくちゃ面白かった ジダンが出ていたらフランスは勝ったのか? レアルマドリファンの私はマケレレが見たかった 明日は琵琶湖 釣りなんかせずにのんびりしよう old tales |