Angling Net / Ikasas Talk to Myself 1 June 2002 ろくがつや‥‥ 6月になってしもた メバルが終わる‥‥‥ ああ もっと釣りたかった よし 琵琶湖から帰ってきたら 阿波路島へ行こう 今季最後のメバルを釣りまくろう 潮悪いかな‥‥‥ ‥‥‥で メバルがすんだら今度はバスや 2 June 2002 ケタコ・イッピキ・イチオクテン‥‥ ケタコは一匹一億点である ああ‥‥‥ いよいよケタバスは幻の魚に昇華したのか ‥‥‥釣れない ‥‥‥釣れない 誰が何をやってもケタバスは釣れない 毎年恒例かまどやバンド 今年はカズーイストのヨコヤマが遅れて新編成 右からかまどやG,Vo、青島G、イカザスH C川河口でチヌーク17gを投げること数時間 アタリの「ア」の字も ケタバスの「ケ」の字もない 今大会中釣れたケタバスはたったの一匹 幸運の一億点を手にしたのは 優勝候補の一角、福光の「シーバタ」 釣るべき人が釣ったということだ 反則技のレイチューンミノーでニゴイを釣るイカザス 最後の手段は C漁港のブルーギルだ しかし これがまた極めてシブイときた アンツミニパッチで4バイトノーフィッシュ しまいにはなりふり構わずフライでコバス&コブルーギル 惨憺たる結果だ 20年前に比べると ケタバスの数は10万分の1になった あの頃は 群れるケタバスの背中を踏んで竹生島まで渡れたのだが‥‥‥ 3 June 2002 なまずにょろにょろ‥‥ 最近ちゃんと竿曲げてないので ここらででかいメバルでも釣って びしっと竿曲げとかんと ほんまに坊主の神様が背中に住み着きよるからな ‥‥‥と 阿波路島にメバルを釣りに行く予定が 相方のAQ300が急用でリタイヤ 独りで阿波路行くん寂しいし しゃあない 近所でナマズで釣ったろ‥‥‥と 小鉄を誘うたら断られて (でしにまでことわられて だ〜れもあそんでくれへんねん) しゃあないから独り寂しくナマズ釣り‥‥‥ 今、M川のナマズはめっちゃ高活性や ボッコン凹んに出た 全部で30〜40発出た‥‥‥けど 捕れたんはたったの5匹や まあ どうせリリースするんやし‥‥‥ どんなルアーが乗り悪いか試してみよ‥‥‥ って ほんまに確率低い釣りやで ナマズをしこたま出して 気分よう川からあがると ちゃんこ屋のおやぢが待ちかまえてたように‥‥‥ 「どないでした? 釣れました?」 「ええまあ、ちょっとだけね」 「川の中でライト着けてたん、あれなにしてましたん?」 「ルアー交換してましてん」 「そうですか」 「そうですよ」 「あのね、この川ね、京都とか大阪とかからも来てますねんで」 「ああ、それたぶんぼくの友達ですわ」 「ナマズの蒲焼きの話してましたわ」 「あ、それサルさんでしょ」 「いや、名前は知りませんねんけどね」 「去年までここ焼き肉屋さんでしたやろ?」 「そうですねん、今年の2月からちゃんこ屋してますねん」 「もう閉店の時間ですか?」 「まだやってますねんけど、いま客いてませんねん」 「夏でもちゃんこ鍋ですのん?」 「へえ、ねんじゅうやってます」 「暑いのにねえ」 「中は冷房よう効いてますよ」 「何時までやってますのん?」 「10時半まで開けてますねん、いっぺん食べに来てください」 「こんど大勢で来たとき寄りますわ」 「ぜひ起こし」 はやまさん 釣れたで なまずにょろにょろ 4 June 2002 けがしてしもた‥‥ 今日 プラグのリグ組みしてて 手ぇ滑って鉤が指に刺さった 力入ってたもんやさかい そのままズバッと指を切り裂いてしもた まるでナイフやなあ 高洲さんとこで買うた鉤はよう刺さるで 手ぇ怪我しそうやで て言うてたらほんまに怪我してしもたがな で 左手の中指の先を2cmぐらい切り裂いて ちぃがビュウビュウ出てめっちゃんこ痛かった バンドエイドでぐりぐりにしてようやくちぃは止まったけど まだズッキンズッキン痛い ギター弾かれへん パソコンのキーボードも打ちにくい そんな指でTV観戦した日本vベルギー ええゲームやったなあ‥‥‥ 6 June 2002 フランス‥‥ 今日は夕方からバス釣り! の予定が W杯のフランスvsウルグアイが気になって バス釣りやめてサッカー観戦 見どころは ジダンが出てないフランスがウルグアイに勝てるか ‥‥‥だが もっと面白かったのは 審判のせいで おんなじファウルをしたのに レッドカードのアンリは悲劇のヒーロー扱いで ウルグアイのダリオシルバは カードが出えへんかっただけで悪人扱い‥‥‥ ブーイングがすごかった 韓国も日本とおんなじで判官贔屓なんやなあ A組は4チームとも勝ち点4の可能性が‥‥‥ それはそうと 海専用ペンシルポッパーである「ピクシー」の 淡水使用許可を与えたyasu Hottaが さっそくbassを釣ってくれた Muddy Waters Pixie AAA (110mm, 25g) なかなかAQの高そうな美しいバスや‥‥‥ おおきに 7 June 2002 クラブマディウォーターズ‥‥ 写真付きレポートを募集してます 8 June 2002 バイブレーション‥‥ 近所の池でポーク野田とバス釣りしてる お互い5メートルぐらい離れて ガードレールにもたれながら釣りしてる 「またきたで!今度はでかいで!」 「やかましいなあ、わかったから静かに釣れや」 ポークは既に入れ食いモードに入ってる 私のガンディーニには挨拶もない 日が昇ってますます出そうにない ポークの前のガードレールには バイブレーションXウルトラ TDバイブレーション EG ブザービーター LV200、300、500‥‥‥などなどが ズラリと70個ほどぶら下がってて 1匹釣っては別のバイブレーションに交換してる 「もう10匹目やで、ゆきにいちゃん何やってんのん」 「見てわからんもんは言うてもわからん」 「ボクのバイブレーション1個貸したろか」 「いらんわい、おれはトップしかせえへんのじゃ」 そこへ軽トラに乗ったおばちゃんが通りかかる 車体にバスプロショップのでかいステッカーが貼ってある 「釣れますか?」 軽トラから降りてきたおばちゃんが私に聞いてくる 「まだ1匹も釣れてません」 「そうなんですか」 そこにポーク野田が割り込んできて 「ボクは10匹釣りました」 「へえ、そうなんですか」 「よかったらいっしょに釣りませんか」 と、ナンパしてる 化粧してるから若う見えるけど どー見ても五十過ぎのおばちゃん 「いやっ、いいんですかあ」 と言いながら嬉しそうに軽トラの荷台から竿出してきて ポークの横に並んで釣り始める おばちゃんの竿先には なぜかクレイジークロウラーがぶら下がってる 「それ、釣れませんよ」 「そうなんですか」 「ボクのバイブレーション貸したげましょか」 と、親切に言うてやってるが おばちゃんは別のもんと聞き間違えたのか 「えっ、バイブ‥‥‥ですかあ」 と、顔を赤らめて恥ずかしがってる ポークはしめたとばかり腰を振りながら 「ボクのバイブ最高っすよ」 「いややわあ‥‥‥」 と言いながら楽しそうに笑い合ってる 私はじょじょに二人から離れて 30メートルぐらい離れたところで釣ってる おばちゃんはポークにバイブを結んでもらってる 「きましたあ!」 突然おばちゃんの黄色い声がこだまする 「やったね!1投目やん!」 「やったー!ちょーうれしーっ!」 「あ、こっちもきたーっ!」 「すごーい!」 まるで高校生のカップルのようにはしゃいでる あかん、ついていけん‥‥‥もう帰ろ 帰る途中、マンキチの車と遭遇する 「まんちゃんどこ行くねん?」 「釣りです」 「あの池か?」 「はい」 「やめとき」 「えっ、なんでなんすか」 「ポークとおばちゃんが入れ食いさせとるねん」 「やばいっすねえ、それ」 「そやからやめとき」 「じゃあ、ボク焼きイモ買って帰ります」 「そうしい」 ‥‥‥ というところで目が覚めた ソファーに寝ころんでサッカー見てたら いつの間にか寝てしもて‥‥‥ それにしてもしょうもない夢やったなあ あほくさ 急に脱力感を覚えた‥‥‥ もういっぺん寝よ 9 June 2002 初勝利‥‥ 日本が初めてW杯で勝った しかし相手はたかがロシアだ ロシアが日本に負けたので ウォッカで脳みそをやられたモスクワ市民が 暴れて車を倒したり放火したらしい ついでに居合わせた日本人を殴ったんやて その日本人なんか悪いことしたんか? そのニュースを聞いて腹が立つと同時にあほらしなった ロシアてサッカーに関してそんなエラソな国やったか? サッカーで世界を取ったこともないくせに 一人前に暴れるとは身の程知らずにもホドがあるぞ いったいこいつら何に対して怒ってんねん? ブラジルやイタリアやアルゼンチンやドイツに負けても 怒って暴れるんか? それやったら一生暴れてやんなんぞ ウォッカ飲むやつは信用でけん(超極端な意見やけど) ベルギーがロシアを叩きのめしてくれることを期待する 10 June 2002 Steam Locomotion‥‥ 徳島にSLが来たときのこと‥‥‥ The picture which drew SORA NAITOU<br> 11 June 2002 千島から新世界まで‥‥ 地図をひろげて 羽山さんが子供のころ歩いたであろう道筋を辿っている 大正区と西成区を結ぶ木津川の「渡し」は今でも4本あるようで 上から落合上渡船、落合下渡船、千本松渡船、木津川渡船‥‥‥ 千島から木津川を渡ったとするとおそらく最上流の落合上渡船か 船で渡ったあとそのまま東に歩いて南海高野線の線路まで出る すぐに線路を越えたか あるいはそのまま線路沿いに津守駅まで歩いたか 高野線を越えて大阪臨海緯線(府道29号)を超えて鶴見橋商店街へ 商店街を東に歩いて四ツ橋筋(国道26号)に出る さらに東へ進んで南海本線の萩之茶屋駅のガードをくぐって 阪堺線を超えたら左に曲がってそのまま歩くと新世界 新世界のすぼらやで すぼら連中集まって 河豚を肴に花が咲く 眼前ににそびえ立つ通天閣 子供の目には今の何倍もの高さに見えたであろう 通天閣こうて 通天閣たかい たかいは煙突 煙突はくろい 黒いはどじん どじんは強い 強いは‥‥‥ 当時すでに「日立モートル」の電光看板はあったのか 千島から新世界まで直線距離で2.7km 歩行距離にして3kmちょい 五歳の子供が踏破するにはたしかに長距離ではある 50歳になったら 私もその道を歩いてみよう 果たして 五歳の羽山哲雄と 五十歳のイカザスの接点はあるのか‥‥‥ 歩いてみんことにはわからない 私の別サイト「At the Crossroads」の中のDeep Osaka Bluesで この話を取り上げてみよう ええネタを振ってくれた羽山さんに ざぶとんさんまい!(やりすぎか?) 12 June 2002 琵琶湖大鯰‥‥ アタリの「ア」の字もなかった 14 June 2002 ニッポン‥‥ ニッポンがチュニジアに2-0で勝って とうとう決勝トーナメントに進出してしまった しかも予想外のH組1位予選通過 これにはもう驚くしかない しかしこれでまた 知識人ぶった馬鹿者たちがテレビで「経済効果」を口にし 将来の夢を失った哀れな馬鹿者たちが道頓堀川に飛び込むのか つい数カ月前までは サッカーの「サ」の字も口にしなかったやつらが なんでそこまで熱狂できるのだろう 日頃 ニッポン人でありながら ニッポン人であることを省みないニッポン人たちが 大勢寄ってたかって馬鹿騒ぎしているのを見るにつけ それとは反対にどんどん醒めていく私は 果たしてほんとうにニッポン人なのか? 愛国心とはなんだろう 15 June 2002 ワールドカップ‥‥ テレビ(たぶん毎日放送)で おにぎりにごま塩まぶしたみたいな 小汚い顔した映画監督が 「サッカーなんか興味あらへん」 「ワールドカップなんかどうでもええわ」 「世の中にはそういう人もぎょうさんおんにゃ」 とエラソに関西弁で言うてた これだけ周りが盛り上がってるのに なかなかたいしたおっさんやとは思うてたけど わざわざそんなこと声を大にして言わんでもええよ 「さあ‥‥‥」 「わかりまへんなあ」 て ぼそっと言うとったらカッコよかったのに あんまりチカラ入れて言うもんやさかい めちゃくちゃカッコ悪かったわ 私は そーっと応援しよ ところで この おにぎりにごま塩まぶしたみたいな 小汚い顔した映画監督のおっさんの名前なんやったかなあ? 16 June 2002 ワールドカップ2‥‥ 私の優勝候補スペイン(アルゼンチンの後がま)が 役満・緑一色のアイルランド相手に大苦戦‥‥‥ 苦戦の理由は選手交替ミスに尽きる しっかりしてくれホセアントニオカマチョ 攻勢とはいえまだ1-0の1点差やというのに 世界ナンバーワンの2トップ モリエンテスとラウルを余裕たっぷりに替えてしまう しかし アイルランドは粘りが信条のチーム つまり後半になると強いのである 案の定 きっちりそのあとに追いつかれて同点 それ見たことかホセアントニオカマチョ キャプテンイエロもなにすんにゃ さらに 3人目も替えたあとに負傷者が出て 同点のまま90分が終わる で 延長戦は10人で30分間闘うことになる それでもなんとか カルロスプジョルとイケルカルシャスの頑張りで アイルランドの怒濤の猛攻を凌ぎきってPK戦にもつれ込む さてPK戦は 両チーム合わせて10キック中5本外すバテバテ状態 息の詰まる外し合いを制してスペインが3-2で逃げ切る ああ‥‥‥しんどかった まあ 優勝するチームは かならず途中でいっぺん地獄を見ることになってるというけど 今後スペインは二度とこんなミスは犯さへんやろね これで決勝戦のスペインvs 日本の可能性を残した こんなにも面白いワールドカップ 釣りどころではない ワールドカップが始まって すっかり釣りにいく気力が失せている 明日も ナマズ釣りに行くつもりやけど メキシコvsアメリカ それにブラジルvsベルギーがある ああ 見たい見たい ナマズ釣ってる場合やないぞ 17 June 2002 ワールドカップ3‥‥ かんぜんにアタマはワールドカップだ 他のことはどーでもええ気がする オリンピック以上の重々しさと F1グランプリ以上の華やかさがある チケットなど到底手に入らないのはわかってる 私はテレビ観戦でじゅうぶんだ ブラシルvsベルギーのゲームはしびれた リバウドが ロナウドが 世界最高峰のゴールを見せてくれる クーラーのギンギンに効いた部屋で 長そでのフリース裏地のトレーナーを着て ビール片手に画面に釘付けになる ああおもしろい 18 June 2002 ワールドカップ4‥‥ 日本のワールドカップが終わった 終わってみるとあっけらかんとした感じ‥‥‥ けどじゅうぶん楽しめた これで安心して中日ドラゴンズを応援できる よこちんからメールが来た ただいま横裏池 ワールドカップまでひつまぶし ピクシーが綺麗なループシュートで一点決めました これでオレンジフィールド2点 マディウオターズ2点の同点です なんや 家の裏の池で浮きながら サッカーの実況中継のつもりか‥‥‥ 優雅やのう‥‥‥ ニッポン負けたって! 知ってるんかな? 最近 デジカメ付きの携帯電話買うたもんやさかい ピンボケで色のきちゃない画像を送ってくれる ありがたいような‥‥‥ めいわくなような‥‥‥ あ 「もういちまい追加です」って このバナナ 1982年製の粗悪品やんか なんでこんなもん持ってるねやろ? さすがは 勝手にヒトのタックルボックス開けて 手ぇ血だらけにしながら ルアー握りしめていくだけのことはある‥‥‥ まいった 20 June 2002 banana 222‥‥ 少し前のバナナが出てきた 1997〜8年製か‥‥‥? Muddy Waters "Banana 222" 100mm, 26.8g スケーティング&ドッグウォーキングバナナ こういうのを見ると 技術が進歩していないのがよくわかる‥‥‥ 投げた記憶はほとんど無いし これで釣った記憶も全く無い サーフェースリグになっていたので エルリグに変更してフックを取り換えた 欲しい人がいたら差し上げます 21 June 2002 picnic mg ?‥‥ muddy waters "picnic mg-sp" ボデー全長:11mm 総重量:0.2g〜0.3g 材質:桂 フック:シングル#22, ダブル#18×2 ヒートン:#26自家製真鍮線 塗装:カシュウ(朱) ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥非売品 22 June 2002 one goal‥‥ 今日は213分‥‥‥ つまり 3時間33分もサッカー見て ゴールシーンは1回だけやった 素人は点の取りあいが好きなので 6-5ぐらいの試合が観たい それにはゴールマウスが小さすぎる 横幅を2倍 高さを1.5倍ぐらいにしたら 90分で10点や20点は入るのになあ 私の優勝候補スペインに勝った韓国は今日も強かったなあ しかし 日本に1-0で勝ったのに 弱い弱いと言われたトルコはもっと強かったなあ なにしろ フランスに勝ったセネガルに勝つんやから 日本が負けるはずやなあ‥‥‥ 変に納得してしまうなあ‥‥‥ 今日のゲーム見た人はみんなそう思たんちゃうやろか 24 June 2002 雨‥‥ 6月の後半にしては冷たい雨と風 メバル釣りの用意をしてたら 携帯電話のメール着信音が派手に鳴った エンドレス森下から‥‥‥か 「あめふってきたでーさむいでーやめよかー」 雨の夜釣りは辛い‥‥‥か それもそーや 結局止みそうもない雨に 予定していた淡路島のメバルを取りやめた 雨‥‥‥ 一瞬S川行きが頭をよぎったが あっさりそれも断念した 急にヒマになったので たまってるメールのレスを書いてると また新着メールが‥‥‥ 「本日の釣果」 ‥‥‥ポーク野田か 今日は朝から洗濯干して ゴミ出して 完璧主婦をこなして さあ出発と思いきや 雨がしとしと降ってきたではあ〜りませんか オカバコと竿を持って飛び出したとたん ざあざあ降ってきたやおまへんか W池に着いたとたん すばやくカッパ着て 前に雪兄ちゃんがビッグバドで出したところへ行って ガンディーニ改 (ワンフックテールペラバージョン誰かのパクリかな?) 第一投 ポーズもとらんとバシャバシャやってたらいきなりゴボン ああ〜のらへん 気を取り直して又バシャバシャまたまたガボン よっしゃ今度は乗ったで と独り言をつぶやきながら 前回とは違い少し冷静にやり取りやり取り 結構引くけど 大きかったらええなあと思いながら 寄せてきたところ 大きさはまあまあ(40ちょい)のぷりぷりのバスコちゃん いらっし〜ゃい よしよししながら針はずして さあカメラと思ったときに あー車の中に忘れてきた 慌てて車に行ってしっかりパシャパシャ 撮ったんがこのバスやねん ごっつう前置き長いけど その後ワンドの手前でもう一匹 恐るべしガンディーニ改 雨の中行って良かった -- junji.noda おお またガンディーニで釣ったな 40cmチョイか 2匹か 昼間にしてはまずまずのサイズやな しかもでっぷり太ってるで オレが作ったザリガニーニはお蔵入りか‥‥‥ まーええか 最近ポークはすっかりトップ屋やな おばちゃんと並んでバイブ投げてる方が似合うけど トップはトップでなかなか味があるやろ 夕方 BBSをのぞいたら レイチューン上原がバス6本 高松も雨降ってるんやろな やっぱり雨降りはバス釣りに行かんといかんな 雷魚も2本釣れたらしい ええなあ なんか ダラダラ日記風やな今日は アンニュイ‥‥‥やな 25 June 2002 雨2‥‥ バスが釣りたい‥‥‥ ポーク野田やレイチューン上原に触発されて にわかにバスが釣りたくなった で 朝の3時半に家を出る 朝といってもまだ真っ暗な夜中だ 朝と呼ぶには暗すぎる しかし 朝の3時半だというと いかにも早い朝なんだなというニュアンスが伝わらないか だめか? 有料トンネルを抜けて北へ向かう 昨日ポークが釣った池だ きっと釣り荒れているに違いない しかし この雨で少しは好転するのじゃないか‥‥‥ 淡い期待を抱く 4時過ぎ 例によって道を間違えながら池にたどり着く まだ真っ暗だ いや 東の方が少し ほんの少し群青色に輝き始めている 懐中電灯を口にくわえてプラグを結ぶ そうだ 今日は友達の作ったプラグで釣ろう‥‥‥ そう心に決めながら 糸の先にはピクニックを結んでいた すまない とりあえずだ とりあえずこいつでイッピキ釣ってからトモダチだ 悪いねお先で‥‥‥ 堰堤沿いだ 去年ビッグバドに豪快に出た流れ出しだ 昨日ポークもここで釣ったという 間違いない 雨の日はバスはここに居る 必ず居る ポイントから少し離れたところから投げ始める 一投目‥‥‥スカ 二投目‥‥‥同じくスカ 三投目‥‥‥やっぱりスカ そして四投目はポイントを直撃した 出るぞ 絶対に出る 絶対ということは絶対に無いが 絶対出るぞ で 凹っ! と出た 乗った! すかさず合わせる ヤスモンのフィリプソンがひん曲がる が あまり引かない なぜだ? おお バスが小さい 一気に寄る ヤスモンのフィリプソンはまだまだトルクに余裕がある 一気に引き抜く ジタバタ暴れるところを写真に納める う〜ん小さい ピクニックを切ってオカバコに仕舞う 代わりにトモダチのラリポップを取り出す グイーンと音を立ててラリポップが飛ぶ 今釣れたところから10m前方 凹っ! と出た よし! あ〜乗ってない 何投かしたがそれっきり反応が無い くそっ 浅場へ移動する トモダチの新型ストレイビュレットを結ぶ でかいプラグだ おいしそうなところを片っ端からたたく 思いのほか首を振る スィッシュサウンドも文句無し これは出たら大きいぞ しかし 反応が無い くそっ 車に戻ってスピニングタックルを取り出す やや張りのあるライトアクションのカーボンだ PE3号に20LBリーダー30cm トモダチのポップンロールを結ぶ プラグのサイズは反則すれすれだが 意外と飛ぶ スルスルとラインが伸びる 浅場のウィード際に落ちる ポコポコポコポコ チュボッチュボッ スピーディな連続アクションで誘う ‥‥‥と 凹っ! と大きな水柱を上げて出た おおお! あまりの激しい出方に 口から心の臓が飛び出しそうになる ああ〜乗ってない それにしてもスゴイ水柱だ かなりでかいバスだったに違いない 後で見るとポイントは水深30cm ドシャロウだ 同じポイントに10投以上したが それっきり反応が無い くそっ 夜がすっかり明けやった 想像はしていたが雨の影響でかなりマッディだ 帰り支度を始める 車に戻りながら岸沿いにポップンロールを投げる と‥‥‥突然 凹っ! と出た 「帰りの駄賃」というやつだ しかし 乗ってない 早引きしていたのでまたも乗せ損なう くそっ ああ 4発出てたったの1匹だ しかも小さな尺バスだ しかもトモダチでなく自分のプラグだ でもうれしい 久しぶりのバスだ サイズなんかどうでもよい いや 大きい方が良いけれど‥‥‥ いや やっぱりサイズはどうでも良い 文句を言ったらバチがあたる 朝早くから来てよかった 「早起きは三文の徳」 と言うけれど ゆうべから起きっぱなしなので これは早起きではないし 三文の徳でもない ああ 眠たい‥‥‥ 寝る! 26 June 2002 雨あがり‥‥ 雨がやんだ 今夜はブラジルとトルコのゲームがあるので 近所の池で夕方まで遊ぼう‥‥‥ で G池 ボート桟橋の横の堰堤のところから始めたら いきなり70cmオーバーのマゴイが パクパク口を開けて新作「まめっち」を食いに来る 別の方向へ投げたら またすーっと寄ってきてまたパクパク いつまでたっても足元から離れへん まめぎるを蹴散らして どうあっても「まめっち」を食う気らしい こっちも一瞬食わせたい衝動に駆られる‥‥‥が UL5ftペナペナグラスに3LBtestラインなんやで 結果は考えるまでもなく見えてる 諦めて場所を変える 今度来るときはPEライン持ってきて釣ってもたろか‥‥‥ 自己最低新記録! ブラジルは手堅い 南米地区予選をギリギリ勝ち上がってきたクセに 気が付いたら決勝戦まで這い上がってる またも世界の頂点に立とうとしてる これはいったいどういうチカラなんやろ 伝統のチカラなのか 天が与えたチカラなのか しかも 世界中がそれを認めて受け入れている 負けたチームも ブラジルとやって負けたなら仕方がないという TVのコメンテータが 日本もどうせ負けるなら トルコじゃなくブラジルに負けたかった‥‥‥と しかしなあ 負けは負けやぞ 28 June 2002 関川浩一‥‥ 名古屋まで関川浩一を見に行った 1点ビハインドの9回表 守備から入った関川は 9回裏の先頭打者として打席に立つ そして 広島の守護神小山田から ライト前に見事なクリーンヒットを放ち ドラゴンズ大逆転のお膳立てを作ったのだったが 後続があえなく倒れて 7-8 の惜敗を喫する ああ残念 負け試合だが 関川のヒットをしっかり目に焼き付けてドームを後にした 9回の裏の守備をするレフト関川(赤○の中) え? わからへん? ちょっと拡大してみよか‥‥‥これでどや? しかし 名古屋ドームのレストランシート 前からいっぺんここでゲーム観たかってんけど 行ってみたらかいもくスカやった ガラス張りの席はグランドから隔絶された感じで 打球音は聞こえへんし 応援の声もかすかにしか聞こえへん つまりぜんぜん野球場に居るという臨場感がないねん それに なにしろ飯食いながらの野球観戦やから 周り見たらみんな食うのに一生懸命で だーれもドラゴンズなんかマジメに応援してへん ほんまにだーれも野球なんか観てへんねんで 横のおばはんらは最初から最後まで 野球と関係のない話をしまくって「みゃあみゃあ」ウルサイし 後ろの子連れのおっさんはビール飲んで寝てしまう始末 まるで飯屋でテレビ見てるのと変わらん おまけに料理がたいしたことないときとる ああ最悪や こんなんやったら 高い料金払うてこんなシート予約するんやなかった 安い外野一般席でドラの旗振ってる方がよっぽどマシやね 広島なんかに負けるし‥‥‥ これで関川が出てなかったら何しに行ったことやら‥‥‥ 29 June 2002 名古屋港水族館‥‥ 朝遅く起きて 地下鉄に乗って名古屋港へ行く 水族館評論家の私としてはこれも大切な仕事の一つである しかし 「名古屋港水族館」て‥‥‥ なんかモッチャリした名前やなあ きっとしょぼいんちゃうかなあ‥‥‥と まあ軽く考えてたけど 行ってみてびっくり ここは去年の秋に行った桂浜水族館とは 雲と泥ほどの差があった 呼び物の「イルカパフォーマンス」は 完璧にショウアップされていてちょっとくどい気がしないでもないが 大型液晶ビジョンや水中カメラを駆使したショウには圧倒される 桂浜水族館のあの一匹だけで ジャンプするだけで何のパフォーマンスもない しかも背中の傷口が割れて赤い肉が見えるイルカの 涙を誘うショウのことを思うと‥‥‥月とスッポン ジャンプしたところを撮ったつもりが既に着水後‥‥‥ その様子を水中カメラがしっかり映し出してる おまけにこの水族館はクジラに関しては超一流 化石やオブジェの数も想像をはるかに上回る豊富さで 去年の暮れに行ったシドニー水族館にも決してヒケを取らへん 「小さな子供がおる人は必見!」 水族館評論家として太鼓判を押しておきましょう 30 June 2002 FIFAワールドカップ‥‥ ブラジル2-0ドイツ ワールドカップが終わった 面白かった 外は今強い雨が降ってる old tales |