Angling Net / Ikasas Talk to Myself 3 march 2003(Lammtarra a three-year-old birthday) rain いま(正午頃) 宝塚はめずらしくエクストラ大雨が降ってる 魚たちの活性をあげる甘い雨になることを祈る コンクリの陸屋根をたたく雨音が部屋中にひびいている 釣りに行けないので朝から本を読んでいる 今読んでるのは ソローの「森の生活」 ウォルトンの「釣魚大全」 池波正太郎の「剣客」シリーズ たいがい同時に三冊ぐらい読む ソローは昔読んだときと同じ感想 訳がへたくそかと思ったがどうやらそうでもなさそうである 独特の遠回しな言い回しや必要以上にまわりくどい説明にうんざりする つまりまったく簡潔でない ウォルトンも二十代の後半にいちど読んだことがある 読み始めたところだがけっこう引きずり込まれる 二十年以上前の記憶はほとんど失われていてにどめだが新鮮である 最近記憶力が低下していることもあるが‥‥‥ 池波正太郎は素晴らしい 時代小説を読むようになったのは最近のこと 最初は藤沢周平(故人)だった 江戸時代の町屋風景や下級武士の話に魅了された じつに面白い 時代小説は時間を忘れさせてくれる 電車の中や病院の待合室では必携 同年代の人は老眼鏡をかけないでは読書ができないらしいが、私は近視が強いせいかまだ老眼鏡のお世話にならずとも本が読める。あとどれぐらい裸眼で本を読めるだろう‥‥‥目の見えるうちはできるだけ多くの本を読もうと思う。 ただしくだらない本も多いので、最後まで完読するのはぜんたいの半分にも満たない。続けさまにくだらない本に当ったりすると、時間を損した気になってすごく腹立たしい。 晴耕雨読‥‥‥ 5 march 2003 I like it though I dislike it. 自分の好きな釣り それだけをやっていたい気もする しかし 興味のない釣りや すでに興味を失いつつある釣りもしている いわゆるお付き合い的な釣りも多い これはまるで接待ゴルフではないかと 思うような釣りもあるにはある もしも それらをすべて止めてしまって 自分の好きな釣りだけをやっていたら 今みたいに たくさんの釣り仲間ができただろうか まずそれはあり得ない 多くの友人と疎遠になっていたに違いない たとえばジギングは好きではない 船頭の見立てたポイントを 船頭の合図で一斉に釣る 船頭が「あげて」と言えば 釣りを中断して巻き上げなければならない まるで船頭自身が釣人で 客である釣人は船頭の手足の一部だ 単なる「竿」や「リール」や「糸」にすぎない 釣れたら船頭の「ウデ」で 釣れなかったら船頭のせいである どうにも納得がいかない おまけに毎回ひどい船酔いに悩む 私はこんな釣りはほんとうはしたくない しかし 誘われると何回かに一回は出かける 年に二、三回は出かけて辛い思いをして帰ってくる それなのに そんな釣りをずーっと続けている そしてそれはそれでけっこう楽しい なんでだろう? 「明日は気圧配置が安定して波がないよ」 とか 「ここの船頭は釣人の言う通り操船してくれるよ」 などと なんとか私を誘いだそうとする友人たちを 邪険にすることはできないではないか それから 釣り大会は好きではない 賞品を並べて釣りのウデを競い合うのはきらいだ 釣りは元来「人と魚」が対峙するゲームであるはずだ 決して「人と人」が闘う遊びではない それなのに 「大会をやるよ」と誘われると のこのこと出かけていって参加している そればかりか 釣り大会の主催者になったりもしている そしてそれはそれでけっこう楽しい なんでだろう? 自分でも良く分からないが そういう釣りも含めて 自分の釣りのカタチになってしまっているのではないか‥‥‥と思う そしてそれが楽しいと思えるうちは やめてしまうこともないのではないかと思う 「好きではない」が「楽しい」という まるで矛盾したようなことが 世の中に存在することを知った今日此頃である 6 march 2003 It was as cold as to think whether I died. 自分の吐き息の白さで 目の前が霞んで見えない‥‥‥ 北海道の釣師に言わせたら たしかに「甘い」だろうけれど 温暖な気候に慣れている私には極限の寒さである こんな日に夜釣りに行くのはよっぽどのアホである 「ピンク色で釣れました」 と 喜ぶクボタマンキチ かなり上手い部類の釣師である しかし 残念ながら もうすぐ一児の父親になる となりではエンドレス森下が入れ食いさせてる けっこう良型も混じっている ポイントは沖目に密生した藻だと言う それはさっきから分かっている この横風では1/16oz以上でないと届かない それも分かっている しかし 指がかじかんでジグヘッドを交換できないのだ しかたなく1/32ozを必死で投げる ‥‥‥が 曲がるのはエンドレス森下のロッドの方 エンドレス森下‥‥‥ 2000円のヤスモン竿で しかも2番目のガイドのリングは飛んでしまってない おまけにラインは4LBナイロンだという どうみてもこっちの方が有利だ しかし 「釣りは道具ではない」と それに 「魚はおるとこへ投げなあかん」と 鼻水を垂らしながらエンドレスは言う それはたしかにそうである 「わかったからハナ拭けや」 寒いながらも メバルはポツリポツリと釣れる 8時間やって25匹 1時間あたりたったの3匹だ おまけに20cm超級はゼロ しかし 評価されるべきは この厳寒の中8時間やったということだ え!? こんなん 写真撮るの‥‥‥? と 冷たい視線を浴びながら この日最大の18cm 寒さで耳が聞こえにくくなる 鼓膜が凍結しているのかもしれない ときどき耳に手をやる もしかして 耳が取れていないか確認のためだ 7 march 2003 The work of the rainy day. 昼近くに目を覚ました 窓の外は雨 見るからに寒そうなので バス釣りに行くのをやめる 病気をして以来 精神的に軟弱になってる 雨の日のお仕事‥‥‥ まず トップウォータープラッギング専用ロッドを作る SIKARI(Old 5'6" M)にガイドラッピング Fuji製SiCの極小ガイドを9コ取り付ける モーターにセットしてエポキシでコーティング ‥‥‥出来上がり あとはhymグリップ(黒)に突っ込んで エポキシで接着したらおしまい これで今季はチンドンバグ投げまくろー! 次に Muddy Waters新作ルアーの製作 というのはウソで この前 古い自作ルアーをプラーチャドー用に改造するために 押し入れを引っかき回してたら ま〜ったく見覚えのない未完成ルアーを発見! なんやこのちんまいプラグは? ザラパピー級のマメプラグが 粗削りのまま放置されてた リアルミノーの作りかけといっしょにあったので たぶん1988年製と思われる (その頃はレイチューンを目指してた‥‥‥ウソ) 作った憶えはぜ〜んぜんないけれど まちがいなく自作ルアー(削り方見たらわかる) あれからもう十五年か‥‥‥ 可哀想に色も塗ってもろてへんのんか よっしゃ生き返らせたろ! と サンドペーパーできれいにして 黒のカシュウで下地コーティング 「AAA」でも塗ってみよか しかし これ動くんやろか? だいいち こんな小さいプラグ なに釣ろ思て作ったんやろ? わからへん できあがったら 25万アクセスプレゼント‥‥‥ あかん もう25万越えとる ほな ざぶぺんぽいんと引き換えルアーにしよ そうしよ そうしよ 8コしかないから早いもんがちやな いや 慌てんでも売れ残るで そやろか? だれも要らんやろか? 9 march 2003 I want to catch a BASS early. シーズン最初のバスを釣った日から バス釣師の一年が始まる これは何もバスに限ったことではない ヘラブナ師 アマゴ師 鮎師 チヌ師 琵琶湖大鯰師 みんなそうである もちろん 私はバスが本業なので バスを釣らないことには何も始まらない 早い年なら正月の三が日のうちに釣っていたものである しかし 寄る年波か 年々エンジンのかかりが悪くなっている シーズンがじょじょにずれ込んでいる それでも 遅くとも2月中には最初の一匹を手にしていた ところが今年は‥‥‥ 1月は病床に伏し 2月はメバルばっかりを釣り さて 3月になったかと思うと 寒の戻りで急激に冷え込んでしまった まったく釣れそうな状況ではない そんなわけで 今年はまだバスを一匹も手にしていない つまりまだ年が明けていないのだ そのぶん家にいることが多いので タックルの準備は着々と進んでいる 今年は右手でもリールを巻くことにした ボート&陸っぱりタックル 上から NewSikari5'6"ML/Ambassadeur1500C/hym-grip OldSikari5'7"L/Ambassadeur4600CB/hym-grip OldSikari5'6"UL/Langley-Target/Bristol 昔は金色が好きだったが 最近はグリ−ンである 今日も宝塚は小雪が舞っている ああ はやくバスを釣りたい‥‥‥ 13 march 2003 portable telephone syndrome 電車に乗ると 座席に座っている乗客という乗客がみな 同じ姿勢で位牌を拝んでいる 「なんじゃこりゃ!?」 その光景に一瞬 足がすくんでしまった私だが よく見ると それは位牌ではなく携帯電話だった 携帯電話機を換えて十日ほどになる これでもう十数台目になるが 今回もカメラ付きではない 電話機のメーカーが変わるとしばらくは戸惑う ようやく新しい電話機の機能に慣れて 前の機械と同じように快適に使えるようになってきた 前のは三菱電機製で今度のは日本電気製 ストラップは「ヤクルト80」だ‥‥‥ 私は三菱でも別によかったのだが バッテリーの充電能力が低下してきて 24時間ごとに充電を要するようになった そこで バッテリーだけを買い替えると6000円(消費税別) 電話機ごと新しいのに換えると5000円(手数料込み) どう考えても後者である こういうのを「キシュヘン」というらしい 1000円得したうえに 傷だらけでボロボロの電話機が新品になる こういうオカシナことがフツウになるのだから ニッポンの経済は いつまでたっても立ち直りの兆しが見えないのではないか 町を歩いていると 向こうから位牌を拝みながら若い女が歩いてくる 街角でも ファーストフード店でも 喫茶店でも みな押し黙って位牌を拝んでいる 化粧道具を忘れても 食事を摂るのを忘れても 携帯電話だけは手放せないのだろう ケータイ命‥‥‥ 否 若い女ばかりではない ちょっとくたびれた感じの中年の御婦人 そうとうくたびれた老婦人 否 女ばかりではない どう見ても小学生にしか見えないおぼっちゃまから にきびブツブツの高校生 サラーマン 工事現場のオッサンにいたるまで すべからく ことごとく 片手に携帯電話を持って歩いているのだ 日本中の人々が まるで何かに取り憑かれたように 携帯電話を拝んでいるのだ この小さな機械の中に 現実を忘れさせてくれる何かがあるかのように‥‥‥ 17 march 2003 Ching Dong Bug Junior チンドンバグの小型機を作った 設計図を描いてから3ヶ月以上かかってしまった ウエイト調整に手間取ったり 途中病気になったりしたのでいたしかたない 或界堕(アルカイダ=仮称)60mm, 19.7g 森永ミルクキャラメル‥‥‥98円 或界堕(仮称)は本家CDBのスケールダウン版 太短い不細工なボディラインを継承している 短くなった分ワンフックにしてテールにペラを付けてみた アベレージ30cmの小規模バスポンド用 ベナベナのロッドで投げてみたい 瓶羅伝(ビンラディン=仮称)75mm, 25.8g 日本たばこホープ10本入り‥‥‥130円 瓶羅伝(仮称)は或界堕を若干長くしてみた テールのシェイプを絞ってスタイリッシュにしてみた このサイズ、ウエイトならオールマイティに使える 大場所でガンガン投げてみたい 両プラグともマウスカップは0.8mmアルミ板 フックは必殺地獄鉤#1を使用する なお 名称については仮称であるので気にしないこと 3/18 テスト実施予定 18 march 2003 Though it is spring, wind is still cold. 昼過ぎ 春を探しにT-Banへ行く okabako-Mに春探し用プラグを詰めて ‥‥‥ いつもの池でルアーテストをする (1)或界堕(あるかいだ=仮称)‥‥‥ 予想以上に動かない フルスケールダウンの難しさを痛感 開発‥‥‥中止 (2)瓶羅伝(びんらでぃん=仮称)‥‥‥ おお! これは! なんと! 恐ろしく動く! うん いけそう‥‥‥ オリジナルほどの迫力はないが まずまず合格点のびんらでぃん=仮称 (3)ノビーズ犬上‥‥‥ ああ これはナンカ違うぞ! あの切れ味鋭いイヌカミの動きではない 作者も動かないと言っていたが ほんまに切れへんぞ これはいったいどうしたことか‥‥‥ (4)O.F.ミスポップ うん! ダーターとしては素晴らしい 動きもグリングリンして小気味よい それに どんな引き方をしても10cm以上潜らない ダーターとしては合格だ しかし ダーターは嫌いだ まだ日が高いので ギル釣りに行く‥‥‥ めったにやらないH池へギル釣りに行く Nobby's Enpitsu ‥‥‥ 短くなった鉛筆をギルプラグにした 中川流エコプラグである もちろんワンフック こないだ うちのヨメがもらった「さくらB」を結ぶ 岸際にせり出したブッシュのすき間から竿先だけを出して 足元に叩きつけるようにキャスト ポーズをとっていると枯れ葉のようなものが浮いてきた 「おっ!ギルじゃ!」 「チュボッ!」 見事に吸い込んだ 今シーズンの初ギル 18.0cm=カメラクルマに忘れる よく見ると 「さくらB」を結んだつもりが 「ミッキーマウスのあか鉛筆」を結んでいた まあいいか 西日本一うまいラーメン屋へ行ったあと いよいよ今季初バスを取りに行く ここで釣っておかないと 四月までおあずけということになってしまう 風が段々強くなる 水面はさざ波が立っている こういうときは漁が立つという‥‥‥ うん 出そうな予感がする こういうときの予感は ほぼまちがいなく100%的中する 春先に実績のある池を片っ端からやる Ching Dong Bug Banana The Ikas Bag-Dang O.F.RallyPop Jr. かわりべんたんかわりべんたんに投げまくる しかし かいもく出ない Though it is spring, wind is still cold. 予感が当らないときもあるのだなあ‥‥‥と実感する 日が傾いてきたのでM川へ転戦する いよいよ今季初ナマズだ 日が陰り始めると 風の寒さが身にしみる Hutley's Stick L-64 Scorpion 1001 Nylon 12LB 最高のナマズタックル プラグは Bin-Radin RallyPop Jr. King‥‥‥(ヤスさんにもろたWスイッシャ) Bag-Dnang 風が川面を走り抜けてさざ波が立っている こういうときは漁が立つという‥‥‥ うん 出そうな予感がする こういうときの予感は ほぼまちがいなく100%的中する かわりべんたんかわりべんたんに投げまくる 一投々々気合を込めて投げまくる‥‥‥ が しかし かいもく出ない おーまいがー 気温11℃ 水温10℃ 春はもうそこまで来ているというのに なんと風の冷たいことか 手がしびれてくる 足がしびれてくる Though it is spring, wind is still cold. 震えながら川から上がると 群青から紫紺に変わりつつある東の空に 角のない真ん丸い月がぽっかりと浮かんでいた ははは うさぎが餅ついてるわ きれいなお月さんや こんなきれいな月が出てるというのに どこかの大国のプレジデントは 絶対に負けない戦争を始めようとしているのか そして どこかの国の元テロリストの大統領は 国民の命を賭けてそれに抵抗しようとするのか ああ あまりの愚かさに お月さんが苦笑いしてまっせ 19 march 2003 The pale G3 who gets moody 毎朝 青白い爺さんは ご機嫌斜めである 「ジャーン」とは言うが そのあと 吽とも寸とも言わないのである 何度も再起動を繰り返して こちらが諦めかけると 「カリカリカリカリ‥‥‥ガガガギグゲゴ」 と目を覚ます そして必ず 「タイムエラーだ」 と文句を言い 「おまえのUSB-HUBはイカレコレだ」 と意味のない警告を発する もう慣れっこになったが 毎度々々‥‥‥ 人間と同じで経年劣化なのか 確実にボケが始まっている 昨日テストしたBin Radin 手応えを掴んだので開発することにする そこで 正式名称を考えなければいけない いつまでもビンラディンでは 大国の親分に叱られる よしっ 当初候補に上がっていた "Ching Dong Stick" にしよう まるで ジッタースティックのパクリだが まあいいじゃんか ネーミングというのは 時に難しいものであるのだよ 和名は「珍丼棒」でいこ できれば あと1cm長くしたい 9cmあれば言うことなしだ 水ならヘイ ウイスキーならヘイヘイだ ネーミングと言えば 今日「エビスタ」へ行ってきた エビスタ‥‥‥ 阪神電車西宮駅の駅ビルである 昨日グランドオープンで 今日は二日目だが驚異的な人出であった 西宮戎神社が目の前にある それで「EBISTA」なのだろう 安易だがいいネーミングだ その昔はかなり繁華な所であったが あの地震以来 商店街は崩壊状態のままで 歯の抜けたような町並みになっていた 駅ビルが立派になって なかにいろんな店舗が入って 昔の繁華さを取り戻している その昔 私が子どもの頃は この駅のことを 大人たちは「エビスの駅」と呼んでいた この駅ビルの名称が「エビスタ」になって 当時のことを思い出した人はどれだけいるだろう 大方死に絶えたにちがいない あそうそう 私が高校2年のとき 隣の畳屋のオヤジがうちのオヤジに 「オマエとこの息子、エビスの駅前でパチンコしとったぞ」と わざわざ報告に来てくれたことを憶えている オヤジは私を掴まえて 一言こう言った 「勝ったか?」 ああ ええオヤジ様やった あそうそう その隣の畳屋の庭の小さな池が うちの二階のベランダから見下ろせた 小学校6年の時 ベランダから竿を出して 隣の池のキンカブトを釣り上げてるところを 畳屋のオバハンに見つかった オバハンは怒り狂って怒鳴り込んできた 私は 頭蓋骨が割れたんちゃうかと思うほど オヤジにどつかれた 生まれて初めて目から☆が出るの見た ああ ええオヤジ様やった 21 march 2003 The pale G3 who gets moody part-2 今日の青白い爺さんと格闘する いやもう疲れるよホンマ 今日の爺さん 何を思たか昼過ぎからダンマリを決め込む 何をやっても吽とも寸とも‥‥‥ 起動すること約35回 ただのいっぺんも立ち上がらへん しゃあない USBハブをMac本体の付け根から引きちぎる‥‥‥と あら不思議 モゴモゴと立ち上がってきた なんじゃそら! しかし 完ぺきではない 10回起動すると ○○×○○×××○○ と6勝4敗 とりあえず勝ち越しやけど これでは使いモンにならんやろMac! まあ35連敗からは脱出できたけど‥‥‥ 立ち上がったところで掲示板を見ると まさごさんからのメッセージ 「爺さんの背中からケーブルでんぶ抜いてくだされ」 抜いたよ けどプロキーボードはコード短いから ハブかまさな届かへんのよ 「ごじゃごじゃ言うてんとデンブ抜け!」 あっそうですか‥‥‥ ちゅうことは 本体をキーボードに近づけんと‥‥‥ ええいじゃまくさいぞ 配置完了‥‥‥でUSB直結! おおおおお! 立ち上がる! 立ち上がる! なんじゃそりゃ 10戦10勝完全復活 まさごさん おおきにべりまっち けど 抜いたプリンタやらCD-Rドライブ どうしたらええんやろ? 24 march 2003 Plaa Chadoo Finshing in Thailand 1 昼前‥‥‥ 渡タイメンバー 羽山哲雄、上原徹也、上原千恵美、楠本直樹それに私の総勢5名 関西国際空港に集結する 11時10分発タイ航空626便にてバンコクへ向かう 夕刻‥‥‥ バンコク・ドンムアン国際空港到着 高砂利章(以下トシちゃん)と釜山以来一年半ぶりの再会を果す トシちゃん宅でトシちゃんの妻ヴァンちゃんとゼアベイビーに会う 夜‥‥‥ バンコク市内の海老釣りレストランにて宴会 巨大なテナガエビを5匹釣る バンコク泊 25 march 2003 Plaa Chadoo Finshing in Thailand 2 朝‥‥‥ シゲちゃんと彼の奥さん(ノックさん)の2名を加えた総勢8名 チャーターした車でカンチャナブリ県サンカブリへ向かう 延々5時間掛かる 途中車に激酔する 昼過ぎ‥‥‥ サンカブリのゲストハウス「バーミーズ・イン」着 夕刻‥‥‥ ノーイ・ハヤーマの船でさっそくカオレムに浮かぶ 日没直前まで3時間やって1バイト バナナ+BazzPera にフックアップしたが一瞬にしてバレる 雨が降り始めてストップフィッシング ノーフィッシュに終わる 26 march 2003 Plaa Chadoo Finshing in Thailand 3 朝‥‥‥ タイナンバーワンのガイドのサンゴップのボートに乗る 50馬力エンジン付きボートが 静かなカオレムを切り裂いて進む サンゴップはポイントに着くとエンジンを止め 使える右手でキャストする方向を指し示す あとは助手がエレキを操作してポイントとのタイミングを測る 一投目からバナナ+BPにバイト その後サンゴップの案内するポイントで何バイトかあった後 岩盤の切り立ったポイントで初チャドーを釣る 初チャドー(約45cm=バナナ+BP) その後バナナ+BPでもう1匹追加する 夕刻‥‥‥ 転覆小僧タッドの船に乗る 前日船を転覆させたせいか ライフジャケットを着けろと言う 前日良かった場所へ連れていかれるが風で釣りにならない 風裏のワン℃の奥を数ヶ所攻める ノーマルのマッドライダーに出る 数バイトあったがノーフィッシュに終わる 雨が降り始めてストップフィッシング 27 march 2003 Plaa Chadoo Finshing in Thailand 4 朝‥‥‥ ノーイの船に乗る ブッシュとウィードの混在するポイントで 十数バイト(2フィッシュ=ピクニック+BP) バズペラ無しプラグで挑戦する ノーマルマッドライダーに2発出て1匹釣る ゴースト(ヤス堀田改)に出る(船べりでバラす) バズペラが無くてもチャドーは出る ただし リトリーブスピードが遅いと食わない スピードが速すぎると乗りが悪い 頃加減が難しい‥‥‥ 昼‥‥‥ 宿に戻らず水上ハウスで昼飯を食う 洞窟で昼寝をする 午後‥‥‥ フロッグ(YH改+BP)に出る(首を振られて水面でバラす) ノコギリのような歯をしたサヨリ「プラーケム」を釣る(バナナ+BP) ノーイに笑われながらもバズペラ無しに挑戦する 珍丼虫と珍丼棒を投げ倒す ノーマル珍丼棒に出るが船べりでバラす 日暮れ前に必ず一雨来る 雨が降り始めてストップフィッシング 28 march 2003 Plaa Chadoo Finshing in Thailand 5 早朝‥‥‥ カオレム最終日 ノーイの船に乗る バナナ+BPで2匹釣る RTホッコゲナ+BPで3匹釣る(内1匹は全釣行中最大魚) 最大魚(51cm, 1.03kg=ホッコゲナ+BP) このあたりでチャドー釣りの概要が見えてくる 出たチャドーをフックに乗せる率 ランディングする率が向上する しかし‥‥‥もう時間がない 昼‥‥‥ サンカブリを後にしバンコクへ向かう バンコク市内大渋滞につき7時間かかる 夜‥‥‥ バンコクのタイ鍋屋で トシちゃん一家、シゲちゃん夫妻、RT夫妻 ポーさん(上原負債の観光ガイド役)、ナオキくん、羽山さん それに私の11名で大宴会をする バンコク泊 29 march 2003 Plaa Chadoo Finshing in Thailand 6 朝‥‥‥ スクンビット通り周辺を散歩する くたびれたタイの犬の写真を一枚撮る 昼過ぎ‥‥‥ トシちゃんに見送られてドンムアン国際空港を発つ 夜‥‥‥ 関西国際空港着 無事帰還する カオレムに浮いていた時間延べ約30時間 ポイント移動等を除きルアーを投げていた時間延べ約20時間 出たプラーチャドーの数約60〜65 バラしたチャドーの数約20 釣ったチャドーの数10 その他プラーケムを1匹釣る 以上タイ雷魚釣行のおおまかな記録である 簡単に書いてしまうとこういうことだが 実際には プラーチャドーの美しさに感動したり ガイドとのやり取りに腹を抱えて笑ったり タイ料理を舌鼓を打ったり 波乱と冒険に満ちた楽しい釣行であった これも偏にトシちゃんやシゲちゃんの案内があってのこと 彼らの努力と親切は感謝に絶えない old tales |