Angling Net / Ikasas Talk to Myself




1 april 2003
Pork Noda of the day birth of the fool

桜がちらほら三分咲きの花曇りの四月馬鹿の日
大阪ンで言うところの「アホの日」は
つまりポーク野田の誕生日である
ポークは東京デズニーランドに行っている
人事異動に掛からずまた半年花見して暮らすことになる


2 april 2003
Catch a catfish with Thai ceremony lure.

小雨(霧雨)降りやまぬ極めて寒い一日
まんちゃんとT-Banへ釣りに行く
釣りをする前にらんめんに寄る
まんちゃん大盛りをスープまで完食する

M池でまんちゃんコバス1匹釣るも我坊主
H池、S池と転戦するも二人とも坊主
M川へナマズ釣りに行く
タイで買ったTサーフに3発出るも乗らず
まんちゃんはバナナザイカスに4発出て1バラシ
早い話が二人とも坊主である


3 april 2003
Strong wind blows from The ROKKO mountain at midnight.

雨風とも弱まらず夜半に六甲颪吹く
夜が明けると快晴
やや風が強いものの快晴
気温もぐんぐんあがる
ただし明日はまた雨が降るらしい


4 april 2003
Seabass & Bigeyed rockfish

今朝
チャドーの77cmを釣る
シチュエーションは不明だが
ボートから釣りであった
痩せた色白の男(ガイドか?)がネットを入れてくれる
メジャーを当てると77cm
「80ないのか?」
とガイドらしき痩せた色白の男
体をクネらすので測りにくい
「もういっぺん測ってみる」
‥‥‥と言ったところで目が覚めた
7時04分だった

本日朝から雨
夕刻
近所の浜へスズキとメバルを釣りに行く

K浜に着いてみたらド干潮
ストライクゾーンは陸だった
それでもせっかくなのでJP480を投げまくる
海面はパシャリとも言わず
魚の気配まったくなし
雨降り止まず身体冷える
メバルを中止して退散する


6 april 2003
I caught a catfish in the evening with T-Surf.

本日夕刻
まんちゃんと
今季3回目のナマズ釣りに行く
1回目‥‥‥アタリの「ア」の字も
2回目‥‥‥T-Surfに3バイトノーフィッシュ
今回‥‥‥T-Surfに5バイト2バラシ1フィッシュ

まんちゃんも
前回バラシのBanana the Ikasで1フィッシュ

マナマズも60cmを越えると
なかなか一筋縄ではいかんスーパーファイト
あのドッタンバッタンのドッグファイトはベリー素敵
半年振りに触るヌルヌルもなかなかの快感
いやいや
素晴らしい宵であった

やり取りの最中に
バックラッシュ状態になっていたのに気付かず
もう1匹と投げた途端にスーパーバックラッシュ
キンクしたファイヤーラインは音もなく切れて
大事な大事なT-Surfだけがぶっ飛んでいった
ああ
失敗失敗
けど
合計8発も出て
3匹かけて
1匹釣り上げたのだから
なかなか値打ちのある310バーツである


7 april 2003
If wind blows, gill anglers cries.

風の強い一日
夕方遅くまで強風吹き止まず
ギル釣りに出かける準備をしつつ
とうとうきっかけを失い夜となる


8 april 2003
Heavy rain has been falling from the morning.

昨日は風で
今日はプラス雨‥‥‥
土砂降りの雨が朝から降っている
釣りに行くなということだ
窓の外は乳白色で
まるで牛乳瓶の底にいるようだ
この雨で
池も川も満たされて
それが落ち着いたころ
ようやく本当の春になるような気がする

ナマズのぬめっとした感触が
まだ掌に残っている
釣りに行きたい

風と雨で桜が散り始めた


10 april 2003
Pleasant catfish fishing today

今日は楽しいナマズ釣り‥‥‥

okabako-Sのベンチにナマズオールスターズ
左から
1番センター MOBS(TWJ)
2番ライト Banana the Ikas(MW)
3番サード Ching Dong Bug(MW)
4番ファースト Rallypop Jr.+BP(OF)
5番レフト Pixie25+BP(MW)
6番セカンド Mispop(OF)
7番ショート Rallypop Jr.(OF)
8番キャッチャー Ching Dong Stick(MW)
9番ピッチャー Pixie20+BP(MW)
クローザー Picnic+BP(MW)

メジャーリーグ級の布陣
(エースT-Surfのリタイヤが痛いが‥‥‥)

M川で釣りしてたら
猿さんにばったり出会う
猿さん元気そーやった
しかし
野球といっしょで
4番が打たんと勝てん


12 april 2003
Nig & Sax mebaru fishing regular meeting

毎年恒例のメバル釣り霊界を阿波路島でやる
今年は王座返り咲きを目論むも桜花の如く夢と散る
生臭い野心が釣り糸を伝って魚に知れたか
はたまた腕が熟していないのか‥‥‥
参加24名中8位


リクエストがあって
Joint Ching Dong Bugを削っている
これがなかなか難しい
ウエイトの埋め込み位置が難しい<
前後のバランスが難しい
ああ
できるかな?
これ

パームスのエッジ606という竿が届いた
軽い!
去年使ってたGT竿の1/3未満の重さ
これで琵琶湖大鯰が去年の3倍釣れるはずだ
しかし
去年は1匹も釣ってないので
0×3=0
やっぱりアカンか‥‥‥


13 april 2003
Lures which a big enterprises manufacturer makes

だらは60番弟子とはやまさんが
TDペンシルを買うてきてくれた
サイズは11cmと9cm

一見不っ細工なこのペンシルポッパー
手に取ってよく見ると
なかなか工夫が凝らされている
口から吸い込んだ水をエラから吐き出す仕組みになっているのだ
昔懐かしトラブシューターというルアーを思い出した

このTDペンシル
11cmの方はゴーストアユカラーで半透明だ
ウエイトの位置やラトルの位置が分かって面白い
これで1280円は悪くない
しかし
はやまさんが見つけてきた9cmの方はもっと驚く
たったの320円なのだ
あまりにも安いので
お金を払っては失礼かと思い
ただでいただいた
ボリューム的には11cmの2/3程度だが
作る手間は同じはずである
それなのに値段は1/4
どういうルートで仕入れたら
こんな値段で売れるのだろう?
朝からこんなことで首をひねってばかりいる
不思議や‥‥‥

いずれ
K浜のボイルめがけて投げてみよう


14 april 2003
Aim for BGN, to T-Ban

本日昼からT-BanへBGN大作戦

日の高いうちはG狙い
コギルの居てそうな池を3つほどやってみる
2時間ほどやって
11〜16cmのコギル7匹

ロッド:シルバークリーク70UL
リール:ツインパワー1000SDH
ライン:バウオ3LB
プラグ:アンツ・ミニパッチバナナ

まだ活性が低いのか
浮いてるギルは居らへんなあ‥‥‥

B狙い
こんなとこで出たら
どーやって取り込んだらええんやろ?
というようなややこしいブッシュの奥に投げたら
出てしもた
必死のやり取りで
もうちょっとのとこまで寄せてきたのに
最後に沈木の枝(Y字になっとる)に
フックが引っ掛かってバスは首つり状態
どないしょ思てるうちにバレてしもた
目測45cm級のええバスやった
ああ
もったいな

ロッド:オールドシカリM(L)
リール:アンバサダー4600CB
ライン:ナイロン20LB
プラグ:バナナ201

逃げた魚は大きいと言うけれど
ほんまに大きかったなあ‥‥‥

気を取り直して
ナマズ狙いにM川へ
カーナビ任せでM川をめざしてたら
いつもの道とは違う「近道」を指示してる
な〜るほど
この道M川に通じてるんや‥‥‥と走ってたら
突然よさそうな池に出る
「むむむ、なんか雰囲気ええでこの池」
行き過ぎかけてUターン
とりあえずクルマのエンジンかけっぱなしで
エッジ606を持って池へ‥‥‥
竿の先には
さっき社の原田池でスイミングテストたTDペンシル11cm
リーズと葦の間をチョコマカさせながら通したら
「凹!」
「あ、出た!」
606のパワーと
ファイヤライン30LB+35LBリーダーの威力で
有無を言わさず
34cmのバスは鯉のぼりのように飛んでくる
うわあ

今季初バスゲットしてもた

ロッド:EGC-606
リール:スコーピオン1001
ライン:ファイヤライン30LB+35LBリーダー
プラグ:TDペンシル11cm

こんな竿で‥‥‥
こんなルアーで‥‥‥
ああ
嬉しいような‥‥‥
悲しいような‥‥‥

その後もう一発出たが乗らず

さて
ナマズやけど‥‥‥
皆目出えへん
なんでやろ?
多分上流の樋門工事で
大量の土砂が下流の岩盤の溝を埋めてしもたんや
これはしばらく厳しいかも知れんぞ‥‥‥

ロッド:ハトリーズスティック64L
リール:スコーピオン1001
ライン:ファイヤライン30LB+35LBリーダー
プラグ:珍丼虫、ピクシー25+BP

面白かったけど
なんやしらん納得のいかん一日‥‥‥


16 april 2003
Aim for BGN, to T-Ban

本日昼からT-BanへBass大作戦パート2

一昨日のバラシはやっぱり痛かった
夜も眠れんほど悔しいわい
う〜〜〜ん死んでも死にきれん
このままでは
終われんぞ‥‥‥ってなにが?

まず一昨日バラシたY町のY池へ‥‥‥
じゅうぶん反省を踏まえて
本日はウエーダー着用!
これさえあれば鬼に金棒
だれがオニ?

しかし
一昨日とはうって変わって
ドッピーカン!
浅場にバスは居らへんがな
釣り進むうち
池の真ん中で小魚が逃げ惑うのを発見!
これはTDペンシル‥‥‥と思たけど
今日は持ってきてへんがなもう

小魚に見えるもん‥‥‥あ!
ヘドン・ザラパピー!
これやこれ
これしかないぞ
投げて巻く
チャカチャカ巻く
グリグリ巻く
巻くっちゅうてんねん!
どやさ!
ズッドーン!
うわっ!
出た!
リベンジ大成功!
ははは

なんべん測っても50cmあらへんがなもう
けど
じゅうぶん最高(?)
よし
これでもう帰ってもええかな‥‥‥
と思いつつ
Y町U池‥‥‥ノーバイト
F池‥‥‥1バイト1バス(30cm級=バナナ)
らんめん‥‥‥大盛り
O市M池‥‥‥1バイトと1バス(30cm級=ピクニック)
I下池‥‥‥ノーバイト
I上池‥‥‥ノーバイト
M市K池‥‥‥10バイト以上1バス(25cm=珍丼棒)
(この池ブッシュの中でゴーストに8発=2バラシ)
T池‥‥‥ノーバイト

日が暮れるまでやってもた
結局バスは全部で4匹しか釣れへんかったけど
スーパー野池ランカーをいわしたので
じゅうぶん最高(?)


20 april 2003
とてもサキな春の宵

如月十九日から英語でタイトルを付けてきたが
邪魔臭いのでニッポン語に戻す

okaせいねんいもらった
サキ短編集を読む
一編目の「二十日鼠」を読んでみて
以前読んだことを思い出した
というか
読んだときに想像した情景を思い出した
汽車の中で
進行方向に背中を向けて主人公が座り
進行方向に向かって見知らぬご婦人が座っている
座席と座席のすき間はほとんどない
そのすき間にカーテン替わりに毛布を張って
体の中にいる鼠を出すのために主人公は裸になる
裸になって鼠を取り出したところで毛布が床に落ちる
その音でご婦人が目を覚ます‥‥‥
というような話だが
汽車の客室の状況や調度品
登場人物の服装まで憶えていた
しかし
最後のページを読むまでオチは思い出せなかった


18 april 2003
Meet Mr. Oka after a long time in the Seta River.

今日瀬田川で半年振りに岡せいねんに会う
相変わらずエエ男であった


22 april 2003
若狭湾メバル大作戦

日本海へメバルを釣りに行く
同行者は
エンドレス森下
ボンビー横山
夕刻
若狭湾到着
快晴微風‥‥‥と思たら
おっと日本海は暴風雨やおまへんか
「どーゆーことやのんこれ」
「風吹いたらアカンっちゅうてんねん!」
「メバルは凪やないと釣れへんちゅうてんねん!」
風裏を求めて移動転戦・東奔西走を繰り返す
しかし
どこへ行ってもハリケーン
向かい風に真っ向勝負!
投げたルアーが風に押し戻されて
でぼちんに突き刺さるっちゅうてんねん!
横に投げたら糸がふける夜も更ける
いったいどやってアタリ取んねん
「コツン」
「あ!きたわ」
「けどこれメバルっぽないぞ‥‥‥?」
「うわっ!アサヒアナハゼや」

「けっこうグロテスクやこれ」
「おお!またアサヒアナハゼが釣れた」
「普通の沙魚やったら天麩羅サイコーやけどなあ」
「どんな味やろこれ食うたことないなあ」
「よっしゃいっぺん食てみたれ」
「キープ!」

日がとっぷりと暮れると
小型ながらメバルがポツポツ釣れ始める
しかし
風が強すぎて釣りにくいがなもう
思たとこに投げられへん
風裏求めて移動転戦・東奔西走を繰り返す

「アタリがさっぱりわからんわ」
「コツン」
「あっ!キタ!」
「なんやこれ?
「うわっ!セイゴや」
「いやちょっとちゃうぞ」
「アマゴみたいな斑点あるぞ」
「あーっ!ホシスズキや!
「初めて釣ったぞ!」

さらに
移動転戦・東奔西走を繰り返す
アジの群れに遭遇!
おお!うまそや!
20〜25cmのマアジが釣れ続く
「ええアジや」
「ええアジや」
「お土産じゃ」
「お土産じゃ」
「よー引くぞ」
「よー引くぞ」
「オモロイぞ」
「オモロイぞ」
全員
メバル釣りに来たことはすっかり忘れる
入れ食い状態約2時間
みるみるうちにクーラー満タン
「ああ!もっとでかいクーラー持ってきたらよかった」
「氷ちょっとほらな魚入らへんがな」

メバルはポツポツ釣れるが型が小さい
エンドレス森下の20cmチョイがこの日の最大
こんなはずではないはずだ!
約束がちがうではないか!

W漁港でコメバルを爆釣させていると
東の空が白んできた
「うわっ!」
「朝やがなもう!」

「あー眠た」
「あー眠た」
「あー眠た」
「帰ろ帰ろ」
「帰ろ帰ろ」
「帰ろ帰ろ」

本日の釣果(3人前)
アサヒアナハゼ20cm級‥‥‥4匹
タイリクスズキ25cm級‥‥‥1匹
マアジ20〜25cm級‥‥‥約40匹
マアジ10〜20cm‥‥‥約30匹
メバル10〜15cm‥‥‥約120匹(ええ加減に数えてる)
メバル15〜20.5cm‥‥‥約30匹

あーしんど
ちょっと寝る


24 april 2003
はるかぜ

春やというのに
風邪ひいた
若狭で徹夜釣りしたせいか
22日の朝から喉が痛い
昨日は鼻水がズルズル出てきて
今日は咳が酷くて胸が痛い
熱も出てきた
汗がだらだら止まらない
本格的な風邪症候群‥‥‥SARSではないと‥‥‥思う(思いたい)

釣りに行きたいが
こんな体調ではどうにもならない
雨も降ってることやし
家で大人しくしてることにする

A4サイズのアボリジナルアートを2枚描く
100円均一ショップの額縁に入れる
ハヤマグリップを2本
カシューを塗り直す
これだけやったらもう夕方になってる
J-SkySportsで中日vs阪神を見る
6-0で楽勝
気が付くともう夜の9時
仙台の大ちゃんのレポートをアップして
もう寝よう
明日はJoint Ching Dong Bugを塗り始めよう
シゲちゃんに送るエディーのデカパッチ「マディー」も塗ろう
バチヌケフライも巻いておこう
ああ
まるで病床日記や
まさごさんだいじょうぶかなあ‥‥‥
ディスクグラインダーは捨てよう


25 april 2003
バチヌケフライ

天候と体調がすぐれないので
毛鉤を巻いたりルアーを削ったりして
ほとんど何もしない一日を家の中で過ごす

色は派手目が良いらしい
水の中でクネクネしたらオッケイではないかと
マラブーやラビットヘアで巻いてみた

ウエイトはレッドワイヤーを内蔵
それでも足りない場合のために
ヤリエ製のメバリージグヘッドにも巻いてみた
多分投げにくい‥‥‥
とにかく
フライタックルで釣ることが最重要課題なので
飛距離は犠牲にしても‥‥‥である


26 april 2003
風邪癒えず

しつこい風邪
喉の痛みは治まって
熱もないので楽は楽だが
咳と鼻水が止まらない
鬱陶しい

朝遅くから夕方早くまで仕事
その後ルアーの塗色
中日vsヤクルト観戦(ぼろ負け)
きわめて何もない一日であった
‥‥‥日記みたいや


29 april 2003
好天

抜けるように青い空
初夏‥‥‥
Gヶ池のツツジを見に行く
6cm台のマメギルが見える
15cmぐらいのスクールバス
50cmぐらいの緋鯉
竿は持ってない

夕方
俄にかき曇る
夜半雨になる


30 april 2003
氷雨

朝早く起きる
冷たい雨が降っている
肌寒い
家に帰ってルアーを塗る
Muddy
Ching Dong Bug
etc
風邪が治まりつつある
あとひといき



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