Angling Net / Ikasas Talk to Myself 1 sep 2003 秋遠し クソ暑い8月はひたすら自重して 9月になったら バスでもナマズでも何でんかんでん凹凹に釣りまくったろ‥‥‥と 腕まくりをしつつ出かけたのだが 「こんなクソ暑い9月やったらボクはもう8月でゑゑですっ!」 っちゅうぐらいほんまに暑かった 持っていった500mlのペットボトルのお茶は10分で空になった 昼過ぎ 神戸の山奥(吉川村)に住んでるヨコヤマを迎えに行って とりあえず↓近所にあるこんな池でプカプカした この池 実はこの春に下見しておいた池で今日初めて浮く もみじ饅頭のようなカタチの池で二人で浮くにはちょうどよい大きさだ 周囲は樹木に覆われて道路からは見えない ポイントはオーバーハングのワンドと岬 おそらくこの夏だれも釣りにはいってないと思われる‥‥‥ホンマか? 50cmオーバーの臭いがぷんぷんする‥‥‥ホ・ホンマか? 期待度120パーセントだ!‥‥‥ホ・ホ・ホンマか? わははぁ〜 しかし 期待というものはいつの日も いとも簡単にあっさりと裏切られるものだ 釣り初めて1時間余り‥‥‥ 『ぜんぜん出えへんやんけ!』 ぶつぶつ言いながら二つ目の岬を回って土手側に戻ってくると なんと いっしょに浮いてるはずのヨコヤマが土手で陸っぱっている‥‥‥? 『どないしたん?』 『浮輪爆発!わて沈没‥‥‥ぽてちん』 チューブが劣化して突然バーストしたらしい ヨコヤマの沈没に遭遇するのはこれで3回目だ 『ライフジャケット借りてて助かったわ』 そや! 自己管理の出来ないヨコヤマは この日ライフジャケットを忘れてきやがったのだ 浮輪釣師失格だ! たまたまクルマに予備のライジャケがあったので貸してやったのだ この前は足ヒレ忘れて平泳ぎで往生しとったクセに ホンマになんぼゆうても自分の道具を管理できひんB型だ!(ボクもだ!) これがヨコヤマの釣り具収納庫だ 壁にはバスプラグからエギまでひと連なり! チンドンバグとサビキがいっしょくたに収納されている! 迎えに行くと バタバタとこの中から適当にその日使うルアーを取りだして 「ほかせよ」ゆうぐらい汚いプラケースに押し込む 1個つかむと当然10個ぐらいぶらさがって付いてくる オマケにハリはすべて真っ赤いけに錆びたままだ 『痛っ!』 エギの鉤が指に刺さりよった 釣りから帰ったらそのまま上に積みあげるだけだ 結局次の釣行のとき あれどこいった、これがあらへん‥‥‥で時間がかかる しかし当人は一向に気にしていない ボクはこういうのを見ると同じB型でもサブイボが出るのだ 泉州屋「堺」初見参 もともと動くルアーに色塗っただけなので‥‥‥動く 「いかざす」の文字がなんとも素敵だ! ちゅうわけで ヨコヤマ轟沈につき早めに切り上げました ひと夏ぶんの汗を半日で流しました あ バスでっか? 釣れまっかいなそんなもん! わははぁ〜 次からは「秋」でお願いします 2 sep 2003 秋遠し part 2 クソ暑い8月はひたすら自重して 9月になったら バスでもナマズでも何でんかんでん凹凹に釣りまくったろ‥‥‥と わははぁ〜 今日は バスがアカンねんやったらビワコオオナマズじゃ!と 腕まくりをしつつ出かけてんけど 「こんなクソ暑い9月やったらボクはもう8月でゑゑですっ!」 っちゅうぐらいやっぱり今日も暑かった 大阪の最高気温は35.5℃! 今年一番の猛暑やて! 当然おんなじ近畿圏のS川も 夏場の日本海の民宿の風呂場の脱衣場のような状態 湿度120%! 不快指数はエンドレス森下のAQ値の2倍の600! 日が暮れても風ひとつ吹かず かだらじゅうがねっちゃねちゃ そんななか おかせいねんはちゃんとBONを釣る しかも出っ腹の「はちじっゅせんち」! いやもう「まいりました」でありました あんなんを目の前で見せられたらもう 朝まで粘るしかないやんかいさと思いつつ しかしやっぱり体力持ちません 11時頃リタイヤ S川の帰り 初めて京滋バイパスに乗る 「おぉ!なんやこれ!めっちゃ空いてるやん!」 「おぉ!なんやこれ!大津も京都南もスットバシやん!」 「おぉ!なんやこれ!名神合流と同時にもう天王山トンネルやん!」 わははぁ〜 前回来たときも「京滋バイパス開通!」て看板あったけど そんなもんどこで降りたらゑゑんかわからんし 降りたとこからどないやってS川まで行たらゑゑんかわからんし と思てたら おかさんが笠取のインターまで連れてってくれました いやこれはほんまにはやい! これで宝塚とS川がグ〜〜〜ンと近こなった わははぁ〜 と喜んでたら宝塚ICを通り過ぎてしもたがなもうっ! 「あいたたた!」と思た次の瞬間 目の前に赤い閃光!‥‥‥ 「おぉ!なんやこれ!速度取り締まりカメラやん!」 「おぉ!なんやこれ!おれ130km/hも出しとるやん!」 もしかしてこれ免許取り消しか!? かなりトホホ状態で 次の西宮北インターで降りて余分に高速代はろて さらに西宮北有料道路で短いトンネル代250円はろて アホやがな‥‥‥もうっ! 3 sep 2003 秋遠し part 3 季節がおかしい‥‥‥ 今日も八月より暑い九月だ 気温も湿度も並みではない クーラーの効いた部屋から一歩も外に出たくない気分だ そういえば 去年も暑い九月で 十月になるといきなり冬になった もしかして 今年も秋がないまま冬が来るのだろうか 4 sep 2003 訃報 ニグアンドサックスの重鎮 チルドレン中野氏が亡くなられた つい一年前の秋までは 元気に釣り大会に参加して絶口調だったのに 人の命は本当に儚く短い ひとは必ずいつかは死ぬ運命にある そしてそのつど悲しい別れがある それはしかたのないことなんだが‥‥‥ それはじゅうぶんわかっていることなんだが‥‥‥ いまごろは 辻さんや義雄くんに混じって サンズリバーで竿を出していることでしょう 中野さん これだけは言うときますよ 「ボクが行くまでにぜんぶ釣り切らんといてや」 5 sep 2003 センチメートルジャーニー 中野勝博さんの通夜から帰ってきた 色んな人の顔を見て話をしているうちに 少しセンチメンタルな気分から開放された むかし まだニグアンドサックスの会報が毎月きちんと発行されていたころ 会報「にぐにぐ」にいつも旅行記を寄稿してくれた中野氏 それは 魚釣りとはあまり関係のない 奥さんと連れ立ってのドライブや温泉旅行だったが 土地々々の歴史を織り交ぜた見事な風景描写と そこで味わった珍しい食べ物のことなどが綴れたものだった 愛妻家だった中野さんらしいほのぼのとした旅行記だった 連載がシリーズ化していたので ボクはその旅行記にタイトルを付けた チルドレン中野の「センチメートルジャーニー」 当時の会報はもう手元にない なんでもすぐに捨ててしまうボクのことだから 昔の会報など持っているはずもないのだが ああ‥‥‥置いとけばよかった だれか持ってないか? もういちどじっくり読み直してみたい‥‥‥ 8 sep 2003 木材加工 Ching Dong seriesのボデーを 材木屋さんに削ってもらうか 自分で削るか考慮中‥‥‥ なにしろ 最近てっきり暑いし自分で削るのはごっつえらい 自分で削る道具はこの二つだけ 左:名匠「東大吉」青一号 右:アラカン そうかとゆうて おんなじプラグを年に40本ぐらいしか作らへんのに 外注もなあ‥‥‥と 言いながら今日も汗かいて9本削ってバテた これだけ削るのに約7時間かかる 昔はこれも楽しかったけど 今はしんどいだけになってきた ブランクがあったら いきなりウエイト埋めからやれるのになあ‥‥‥と ズボラ屋のフグになりつつある今日此頃だ 7 sep 2003 299,810 あと190で水橋から30万円 今日はJointComeTogetherに赤を塗っただけで一日が終わった 6 sep 2003 300,000 1996年11月4日以来 もうじきアクセス総数が30万になる‥‥‥ ほぼ7年が経過した 思えばアッという間の7年だった よしっ! 30万になったら みんなから何かプレゼントをもらおう‥‥‥ 9 sep 2003 まだ暑い 九月に入って九日過ぎたというのに まだ気温は30℃を軽く超えてる こんなことなら八月のほうがよかった 今日 エルモアがきた ブルースソウルレコーズ38号 特集は スライドギターマジックエルモアジェームスだ! おまけに付いているCDの1曲目が 件の"Please find my baby"だ さっそく聴いてみる あり? これはもう 九分九厘"Dust my broom"ではないか‥‥‥ わははぁ〜 これは良い買い物をした それにしてもなんと蒸し暑い部屋であることか そんな部屋でエルモアのスライドがフルボリュームだ 死にそうだ どこか山の上にある静かな温泉にでも行って その土地でしか味わえん美味い料理でも食べたい‥‥‥なあ ああ 五箇山へ行きたなってきた 10 sep 2003 AAA-Dragon ↓これは Muddy Waters 2003年カラーのAAA-Dragonだ ボクは画家だから詳しい説明はしないが 体側のニョロニョロは龍を表している きっと今年の秋流行するぞ ↓基本はこういうゑだ オーストラリアンアボリジナルアートの龍だ ↓これはサッポロに送る予定の Domusky Jitter Bugだ 作るのに数ヶ月を要した 難しいのでもう二度と作らないことにした これが最後の一本だ! 依頼主の注文通りの目を入れて 釘を打ったらガラスアイは粉微塵に割れてしまった しかたがないので 急きょクレヨン新ちゃんアイに変更だ 言っておくが オリジナルのようにポコポコといい音はしないぞ しかも動きがぎこちないぞ しかもしかも44.4gもあってめっちゃ重いぞ 13 sep 2003 焼酎みたいなもん 水橋加知博推奨のお好み焼きソース 「ヒシウメ」はまことにうまい 今までこんなうまいソースを知らんかったことに 少々腹立たしさを覚えるほどこのソースはうまい わずか3日でハーフボトルの半分を消費してしもた わははぁ〜 ↑これがウワサの菱梅ソース(手前の方ね) そこで 慌てて4本ほどインターネットで追加注文した このヒシウメソースを扱うてる久保酒店の大将が 「大将、ソースもええけどうち酒屋でんねや めっちゃくそうまい焼酎が入ってまんねんけどどないだ、大将」 とゆうので 「大将はオマエやろクボーッ だいたいワシは焼酎は飲まんちゅうてんねんクボッ 酒は加賀鳶山廃純米超辛口よりほかは飲まんのジャクボッ 昨日酒のこんちきたいっちゅうとこにぎょうさん注文したとこジャクボッ」 ゆうてるのに 「この焼酎めったに手に入りまへんで大将 あと6本しか残ってまへんねやけど‥‥‥」 てしつこおゆうもんやさかい ついつい 「ほたら一本いっしょに送ってみいやクボッ」 で 今日届いた なんじゃいこの丸こいびんは‥‥‥ ↑これがウワサの麦焼酎、二階堂「やつがい」 さっそくロックで飲んでみた うまい なんで焼酎みたいなもんがこんなにうまいねん 強い中日龍ちゃんずが 弱いチンチンとらやんずを虐めるのを見ながら がぶがぶ飲んどったら半分以上いってもた アカン こんなうまいもんがぶがぶ飲んでたら じきにアル中になってまいそうや アカンアカン もうやめとこ やめる前にもう一杯‥‥‥ 15 sep 2003 宅急便 石川県の銘酒「加賀鳶山廃純米超辛口」を 中川はんご推奨の「酒のこんちきたい」という酒屋に頼んだら 『途中でクロネコが割りよった』とゆうてきた それで再発送するのだが大幅に遅れるという 大幅に遅れる理由は村祭りで店を休むとかなんとか‥‥‥ 『そんなアホな話はないやろ! 今夜届く予定で酒の肴を準備している者の身になれ!』と メールを送ったら 『一本だけ今夜着くように手配した』という まあこれで一安心‥‥‥だが しかし もう日がとっぷりと暮れたというのに‥‥‥ほんまに来るのか? 追録 酒の肴(魚ばっかり)を ほとんど食べてしもた7時半頃 来た まあ 今日中に届いたからヨシとしよう ここらあたりが郵便局とは違う さっそく栓を抜いたら 鼻の周りに米の匂いが漂うてきた 口に含むと米の香りが鼻から抜けて 米の旨みが喉を「つー」と通っていった ああ うまい 今日 阪神タイガースが1985年以来18年ぶりに優勝した 甲子園球場は 去年、いやここ数年 いっぺんも甲子園に足を運ばへんかったような 俄ファンたちで埋め尽くされていた 不景気と不安定な世情から脱却したい気持ちは分かるけど 酒を飲んで騒ぐための口実にしたい気持ちは分かるけど 18 sep 2003 hym-grip 人生ついてへんときはとことんついてへん 今日は 鬱憤晴らしに 近所の池で浮いて 42cmぐらいのバスを釣ったろ思て 道具を出してきたら うわっ! 羽山グリップのトリガーがない! 改造ヘンイクFC60のトリガーが‥‥‥ あ〜〜!折れてしもとる! 命の次に大事な羽山グリップが‥‥‥ 前回ヨコヤマが撃沈した日 笑いながら竿仕舞うときに折れたんやろか? Ah‥‥‥ 外は相変わらず暑いし なんだか 釣りに行く元気も勇気も根気も無くなってきた しかし 世の中には もっともっと不幸な人が 山のようにおるんやから こんなことぐらいで めげたりしょげたりしてはいけないぞ ‥‥‥と 自らに言い聞かせる 17 sep 2003 およびだし ケーサツから呼び出し状が来た 神戸まで来いやて‥‥‥ タチウオはいっこも釣れへんし ああ‥‥‥ついてない人生やったなあ 本日の釣果 こんなガシラが2匹だけ‥‥‥ 19 sep 2003 communication どこでどう食い違ったのか ボクとボクの運転手は意思の疎通を欠いていた まったくコミュニケーション不足だった ボクが 「新湊でソイ・メバルが釣れるかも知らん」 と言ったのが間違いだったのか 運転手はてっきり「夜釣り」をイメージしたらしい 朝 あんまり来るのが遅いので電話をしてみたら 「いまから電車で姫路に帰るとこ」 と言う‥‥‥ ボクは 朝出発〜夕刻まで山で岩魚 近くの民宿に泊まって朝また岩魚‥‥‥のつもりだった しかし運転手は 夕刻出発〜朝までソイ・メバル で朝風呂〜昼寝のつもりだったようだ ボクの構想はまるつぶれだ 「雨でっせ」 とボクの運転手が言うので天気予報を調べると なるほど 今夜から明日にかけて富山県地方は60%雨らしい 止めよう‥‥‥ 富山へ行くのは止めよう ということで 一日遅らせて明日の朝遅く出発することにした 明日の昼は郡上八幡で「うなぎ」ということになった そんなわけで 今日は家でよめとむすめと三人で お好み焼き大会だ‥‥‥タイカイて? ああ 早くも菱梅が一本あいてしまった 20~21 sep 2003 福福釣り大会 三年ぶりに入ったT川のポイントは 懐かしい匂いに満ちあふれていた あの時も同じような雨だった 三年前‥‥‥つまり「あの時」以来のT川のポイントである そうそう ボクは「Talk to myself」に 三年前のその時のことを仔細に書き残していた (もしお暇な方は一度読んでみてください) 17 September 2000 福福釣り大会‥‥‥ そして そのことを Angling Netの記事にもしている よくせきボクにとって印象的な出来事だったのだろう そしていま その月の「Talk to myself」を読み返して ボクはがく然としている‥‥‥ それは そのわずか10日前の2000年9月7日の記述だ その日付だけグレイの文字で書かれている ボクらはまさにグレイな気分だった 山本義雄の訃報を聞いた翌日の9月8日 ボクは独りで 彼に釣らせると約束した琵琶湖大鯰を釣りに行っている さらにその翌日の9月9日 松下君(当時会長)とチルドレン中野さんとボクは クラブを代表して富山へ花を手向けに行ったのだった 2003年9月4日 そのチルドレン中野さんが他界した 訃報を知ったかまどやは 夜汽車で富山から駆けつけてくれた 前夜祭で かまどやが「チルドレンに捧げる歌」を熱唱した そしてこの世に残ったボクらはおおいに飲んだくれた 今朝早く 何かの因縁でボクはまたT川のこのポイントに立っていた あの時と同じように そぼ降る雨は小止みなく降り続いていた 渕という渕を 瀬という瀬を ボクは丁寧に叩いていった しかしあの時のような尺上岩魚は現れなかった 辛うじて その子か孫のような可愛い岩魚たちが竿を曲げてくれた 小岩魚たちには申し訳ないけれど 松下君とボクが思い出に浸るために どうか骨酒になってくれ 24 sep 2003 速度違反 中国自動車道は80km/h以内で走行しなさい ‥‥‥ということになっているらしい 深夜130km/hで走っていると突然赤い閃光が走った その二週間後に「出頭命令」が郵送されてきて 神戸の高速警察署へ出頭することになった 9時半に来なさいというので9時半に行くと 部屋の一部を仕切った暗くて狭いコーナーに小さな机が3つあって それぞれに厳つそうな警察官が座っており その3つの席にはすでに違反者が対面していた 左側の違反者は「はい」「はい」と素直に罪を認め 真ん中の違反者は身に覚えがないなどと食ってかかり 右側の違反者は終始泣きそうな顔でうなだれていた 三者三様の取り調べを眺めつつその後ろに立って待っていると 制服姿の若くてきれいな婦人警官が現れて 鈴を振ったような可愛い声で「こちらへどうぞ」と 南面に窓があたくさんある広くて明るい部屋に通された 京野ことみに似たその婦人警官の凛々しさに見とれているうちに ボクの取り調べは約20分ほどであっけなく終わっていた 罪状は44キロ超過で減点6点、免許停止期間30日ということになっていた 署名押印すると京野ことみは笑顔で出口まで見送ってくれた 6週間後にあらためて検察庁から出頭命令が来て 裁判所で罰金額(8万円程度)が決定するらしいが それまでは普通に運転してもよいそうだ 伊丹の免許所センターで1日講習(講習費2万円程度)を受けると その日を除く29日の免停期間が免除されるらしい つまり全部で10万円払えばモンダイないわけだ 10万円あればタイへ1回釣りに行けるなと思ったが 行ったつもりで行かなければ済むことだとも思った 同時期に三重県で同じく赤い閃光を浴びた同じ修行場の同僚は つい先日三重まで出頭したらしい 彼は55キロオーバーで減点12、免停90日になったと言っていた 二日間の講習を受けても半分の45日が免除になるだけで ひと月半運転できないそうだ 超加速度が50キロを超えるか超えないかで随分違うようだ 25 sep 2003 川スズキ 昨夜からかなりな雨が降って 川は増水してた 朝川スズキを釣りに行ったM&Aは K大の先輩後輩らしい 年はAが一年上で いつまでたっても先輩は先輩だ したがってAはエラソにMを呼び捨てだ Mは律義に「Aさん」とさんづけだ その二人が川スズキを凹凹に釣ったらしい で その話を聞きつけたのがYとSの二人組だ 二人は県N宮高校の先輩後輩だ 他人のふんどしで相撲を取るのが得意の二人だ YはSの9年も後輩だが Sに対して特に尊敬の念を抱いている様子はない 一応「Sさん」とさんづけだが それは「くん」とか「ちゃん」に近い「さん」だ その二人が川スズキに凹凹にされて帰ってきたらしい 29 sep 2003 秋ギル 朝夕てっきり冷え込むようになって 五ヶ池のブルーギルはめっきり底に沈んでた 昼前 仁川ピクニックセンターの五ヶ池へギル釣りに‥‥‥ 凹凹に釣れるやろと思てたのに #18のCDCカディスを駆使してもなかなか出てけえへん 池の奥の藻のあるシャロウまでやぶこぎして やっと15匹‥‥‥釣る #3の毛鉤竿が適度に曲がって面白い 軟らかい日差しが照りつけて 池の上を乾いた秋の風が走って 気持ちのゑゑ釣りやった 家からクルマで10分足らず 時間がないときのゑゑ遊び場やなあ 今夜はマンキチの送別会 10月から救急救命士の学校に入校するらしい とうぶん釣りに行かれへんねんやろなあ‥‥‥ old tales |