Angling Net / ikasas ikuy's "talk to myself" 1 feb 2004 my centimeter journey ふと 思い立って 旅に出ることにした いつも釣りに出かけるような近くの町へ 汽車に乗ってのんびりと 名付けて マイ・センチメートル・ジャーニー 旅の必需品は以下の通り ヤフオクで落としたMerrellのポーチに 財布、小銭入れ、クレジットカード、ペン 携帯電話にケータイ急速充電器、煙草にライター iPod、ハープ、出痔亀、予備バッテリなどなどを詰め込む 携帯用メバルセットは‥‥‥ シマノのtrout-one 56TUL5 シマノのaltegra1000DH ワーム&ジグヘッドをひとつまみ これだけあればどこへでも出かけていって 退屈せずに遊べる‥‥‥ような気がする おっと! 大切なものを忘れていた 池波正太郎の「剣客商売」 これがなければ旅が始まらない 2 feb 2004 my centimeter journey 1 舞鶴から小浜へ向かう 荒々しい真冬の日本海と 一面の雪景色を見たくてやってきたのだが 気温9℃‥‥‥ 春を思わせる陽気だ 山肌にわずかに残る雪景色を車窓から拾う 昼過ぎ 小浜に着く 小雨に煙る北陸の小京都「おばま」は しっとりとした静かな町だった 紙屋 雪景色を楽しみに来たのだが 来るのが一週間はやかったか あるいは一週間おそかったようだ 先週1メートル近く降り積もった雪は 季節はずれのこの陽気ですっかり溶けてしまったらしい 酒屋 町の人にきけば 来週になればまた寒波がやってきて 大雪になるという それはまるで 遠来の釣人を必ず翻弄する 「来る時期が悪かったね伝説」に どことなく似ているような気がする 町家の立ち並ぶ通りを歩く これで軒に雪でも乗っていれば 申し分ないのだが‥‥‥ 夜 宿の料理と地酒でほろ酔いになったボクは 再び降りだした雨の中を ふらふらと小浜港へメバル釣りに行った 三十分だけのつもりが 気がつくと三時間近く‥‥‥ そして やっとのことで小さいのが一匹 なんともうれしい今季の釣り初めである 雨具の用意をしてこなかったので 上から下までずぶぬれになってしまった それでもこの一匹のおかげで 一気に心が満たされ温かくなった ボクは込み上げてくる嬉しさをかみ殺しながら 暗い夜道をいそいそと宿に戻り 貸し切りの竹炭風呂に冷え切った体を沈めたのだった 3 feb 2004 my centimeter journey 小浜から彦根へ 朝 窓をあけると雨は大方あがっていた ゆっくりと遅い朝食をとって小浜を発つ 小浜から敦賀を経由して米原へ向かう 昼近く 汽車は貸し切りだった 途中 喪服姿の老夫婦が乗ってきたが あたふたと次の駅で降りていった iPodでロバートジョンソンを聴きながら ブルースハープを吹いてみる 32-20 Blues‥‥‥ デルタブルースセッション 聴衆は誰もいない 暗いトンネルを抜けると 突然景色がひらけた 余呉湖だ 桟橋の上はワカサギ釣りの釣り人でにぎわっていた しもとけて ぎんりんきらめく よごのうみ どろ 昼過ぎ 米原から彦根へ向かう 南彦根で降りて中川氏オススメのラーメンを食べに行く 駅前から乗ったタクシーの運転手が 「どこから来たの」と訊くので 「神戸の方から」と応えると わざわざ馬鹿じゃないのというような顔で 「それじゃスペシャルサービスですよ」と クールファイブのそして神戸を歌ってくれた 音程は悪かったけれど とても気持ちよさそうに歌ってくれた 來來亭 背脂がプカプカと浮いてコクのあるヘビーなスープ その割りにはあっさりして食べやすいラーメン 背脂の魔力だ‥‥‥ 「麺は硬めで」とオーダーすると ちゃんと腰のあるシコシコ麺に茹で上げてくれた 夕方 二条城の前の 大きなホテルに宿を取る シングルルームを頼んだのに 案内されたのは広いツインルームだった この時期は宿泊客が少ないのでサービスだという 日が暮れて 近くの料理屋に一元で飛び込む なかなか感じの良い店で 年季の入った京料理と「嵐の詩」に舌鼓を打ちつつ さらに店の主の「食」話に舌鼓を打ちつつ ボクはかなり泥酔したに違いない したがって その後の記憶はまったく定かではない 4 feb 2004 my centimeter journey 朝 やや二日酔いの重い足を引きずりつつ 二条城へ行ってみる 落雷で天守閣を消失し 平屋建ての本丸のみ残る見栄えのしないお城だが とりもなおさず ここで「江戸時代」が終わったということに深い感慨を覚える 城内と庭園を一周すると けっこうな距離になる そういえばこの三日間 日頃になく歩き回っている ふとももの筋肉が突っ張っているのがよくわかる この体力では とても参勤交代にはお供できそうにない ここまできたら さらに江戸時代を楽しみたい‥‥‥と 久しぶりに東映太秦映画村へ行く 江戸時代愛好家としては行かないではいられない と 突然「水戸黄門」の撮影が始まる 旅の渡世人風の小男は 三波春夫のご子息「役者三波豊和」 自分でもいささかミーハーではあると思うが 好きなものは好きなのでどうしようもないのである 旅の終わりは嵐山 昼過ぎ 京福電鉄で嵐山へ向かう 遅い昼食を食べたあと 旅の最後に嵐山を歩いてみることにした いつもの川の橋の上で いつもの釣人が糸を垂れていた いつ来ても変らぬのどかな風景‥‥‥ 桂川とそれに架かる渡月橋ごしに見える愛宕山 いつもながらの穏やかな風景を愛でつつ iPodで桂枝雀の「愛宕山」を聞きつつ 帰りの阪急電車に飛び乗った ふと思い立って たいした目的もなく ぶらりと独り旅をしてみた 旅と言えるほどの旅ではないけれど 汽車で行く旅は 今まですっかり見落としていたものや まったく気付かなかったことを 知ることができるとわかった そしてなにより 時間がのんびりと過ぎていくことを楽しめるのだ こういう旅も なかなかいいものである 全行程 宝塚 ↓(JR福知山線) 福知山 ↓(JR福知山線) 綾部 ↓(JR舞鶴線) 東舞鶴 ↓(JR小浜線) 小浜(泊) ↓(JR小浜線) 敦賀 ↓(JR北陸本線) 米原 ↓(JR東海道本線) 南彦根 ↓(JR東海道本線) 山科 ↓ 徒歩3分 ↓ 地下鉄山科 ↓(京都市営地下鉄東西線) 地下鉄二条城(泊) ↓ 徒歩20分 ↓ 二条 ↓(JR山陰本線) 花園 ↓ 徒歩25分 ↓ 太秦 ↓(京福電鉄嵐山線) 京福嵐山 ↓ 徒歩20分 ↓ 阪急嵐山 ↓(阪急電鉄嵐山線) 桂 ↓(阪急京都線) 十三 ↓(阪急宝塚線) 宝塚 ↓(阪急今津線) 逆瀬川 6 feb 2004 community どういう経緯だったかは忘れたが 地域のコミュニティ誌のウエブ版を担当させられている もう二年になるがいちども報酬は貰っていない つまりボランティアというわけだ ウエブ版の更新は二〜三ヶ月に一回の割りあいだが 校正がややこしいのでほぼ一日それに費やしてしまう もうやめさせてもらおうと思っているのに 町内会の顔役がボクのところへ来て禿げた頭を下げるものだから ついつい断りきれずにいる こうやってボクも嫌々ながらも地域に貢献しているのである 7 feb 2004 Malaysia サッカー・キリンチャレンジカップ2004 日本代表とマレーシアのゲームを見た 4ー0で楽勝したけど う〜〜〜ん 華やかさのかけらもない ああ サントスは好きですけどね ボクはたぶん 堅実さより派手さを求めているのでしょう ナカ〜タやオ〜ノやナカム〜ラを見たいんでしょうきっと タカハ〜ラも見たいのでしょうおそらく 8 feb 2004 peace 毎晩夜更かしをし 小さな字の文庫本を読み モバイルマシンを睨み 新聞に赤鉛筆で印を付け 体を動かさず 脂っこい食事を摂り 消化の悪い肴をあてに 麦酒はYebisuで 酒は加賀鳶で 殆ど毎日のように飲り 煙草は両切りのPeaceを 毎日律義に四十本吸っている これで長生きの出来る世の中があるとおっしゃるのなら すぐにでもそちらへ宿替えしたいものである 10 feb 2004 chuu zung氏愛用の「黒霧島」と paparagi氏愛飲の「紅乙女」を お好み焼きにヒシウメソースをベタベタ塗りつつ 飲み比べてみる‥‥‥ 紙パック入り焼酎 いずれも千円札一枚でお釣りがくる う〜む 同じ焼酎でありながら これらは まったくベツモノであった zung-kiriは芋焼酎で トロリとした甘味と強いクセがあって それはそれは美味かった papaーbeniは胡麻&麦焼酎 サラリとした飲み口でありながら 深い味わいがあった 「甲乙つけがたい」とはこのことか ikasas推奨の「iichiko super」 これもこれでなかなかウマイ いやいや 焼酎というのは 幅が広くて奥が深いなぁ 酔てもた‥‥‥ 11 feb 2004 russia 日本U23vsロシアA代表を見た ゲーム前の予想は0-3でロシアだと思っていたが 結果は1-1のドローだった 相手が本当にA代表なのかと疑うぐらいロシアは弱かった 正直言って退屈なゲームだった もうちょっと長くイラヤーマを見たかった 12 feb 2004 iraq 日本vsイラクを見た 2-0で勝ったとはいえ イラクの底力を垣間見た気がした 母国があんなことになって 練習もまともにできないというのに‥‥‥ もし日本が逆の立場だったら ゲームにならなかったのではないかと思う 後半途中 久しぶりにナカムーラを見た 時差ボケのせいかいまいちキレが悪かった 彼はあんなもんじゃないだろう それにしても アレックスサントスは素晴らしいニッポンジンになったもんだ 13 feb 2004 chuuu 焼酎初心者のボクは 日々学習を重ねながら 「本格のんだくれ」を目指しているところであるが ラベルに記された「本格焼酎」ということばに いささかの疑問を抱き始めたのである それならば 「本格でない焼酎」とか 「格下焼酎」というのがあるのだろうか‥‥‥ 酒飲みならすでに誰でも知っているであろう 「焼酎には2種類ある」ということを 恥ずかしながらボクはつい最近まで知らなかったのである つまりどういうことかというと 酒税法上の分類で焼酎は「甲類」と「乙類」があるということなのだ 決して甲が優れていて乙が劣るという意味ではないらしい 齢五十になるまで焼酎とは縁のなかったボクにはきわめて斬新な発見だ しかしながら ニッポンジの感覚として どうしてもやはり「乙」は「甲」より劣るのである そこで「乙類焼酎」のことを わざわざ「本格焼酎」と呼ぶようになった‥‥‥らしいのだ 甲類焼酎とは連続式蒸留機によってアルコール含有物を蒸留したものでアルコール度数三十六度未満の酒類をいい、乙類焼酎とは連続式蒸留機以外の蒸留機(単式蒸留機)によってアルコール含有物を蒸留したものでアルコール度数四十五度以下の酒類をいう。 ‥‥‥そうである 小正醸造株式会社「小鶴くろ」(さつま芋)25度 「黄金千貫」というサツマイモを原料に 全量黒こうじで仕込んだ甘くコクのある本格芋焼酎 ‥‥‥らしい したがって素晴らしくウマイのである ただし このまえ飲んだ「黒霧島」と どこがどうちがうのかときかれたら 「わかりませぬ」と答えるしかないのである‥‥‥ 14 feb 2004 St. Valentine's day もともとSt. Valentine's dayというのは 西暦3世紀当時のローマで 恋愛結婚を禁止する法律を破って 結婚斡旋業を営んでいた聖バレンタインというぼんさん(司祭)が ローマ皇帝の逆鱗に触れ処刑された記念日だ しかし ニッポンのバレンタインデーは少し事情がちがう 2月14日は女が男に愛を告白するついでに チョコレートをくれてやる日になっている これは神戸のモロゾフというチョコレート屋が 自分たちの銭儲けのために考えついた販売促進戦略なのだ こんなことをやってるのは世界広しといえどニッポンだけである チョコレートが大量に売れて菓子屋が儲かり 食べ過ぎた男が虫歯になって歯医者が儲かるという寸法だ そして今度はその返礼のホワイトデーらしい マシュマロ、クッキー、キャンデーが大量に売れて またまた菓子屋が儲かり 食べ過ぎた女が虫歯になって歯医者が儲かり 食べ過ぎて太った女がダイエットに走り エステ屋までが儲かったりするのだ クリスマスのケーキも 七五三の千歳飴も 節分の巻きずしも すべて近年の商売人と歯医者が考え出した販促戦略なのだ それなのに無知蒙昧なニッポンの国民は そんなものにおどらされたり そんなものをありがたがったりしているのだ つまりこれはどういうことかというと ニッポンは平和だということだ ボクは今年は3つだけもらいました 15 feb 2004 ghost town 久しぶりに 六甲アイランドへ昼飯を食べに行った あの大地震以来行ってなかった 行ってみて驚いた 日曜日の真っ昼間だというのに 人がほとんど歩いてない ついさっきまで居た「JR六甲道」周辺の賑わいとは まったく正反対の静けさだ 人工の掘割の西側に建つ「リバーサイドウエスト」 隠れ家的で瀟洒なレストランや 珍しい雑貨品を売っている店が並んでいた一角だったが まるでゴーストタウンのようになっているのだ ほとんどの店が空き家になっていて ガラス越しに主のいない薄暗い店内をのぞくと カウンターは厚く埃をかぶり 錆びたレジスターがポツンと取り残されているのだ あの頃 しゃぶしゃぶを食べた憶えのあるレストランも 当然のように黄ばんだ「Closed」の札が下っていた 寒気を感じながら歩いていくと 一番奥で大繁盛していたラーメン屋は今も健在だった しかし 店の中をのぞいてみると客が一人もいない 時計を見ると12時15分‥‥‥ こんな時間に客の入っていない店があるだろうか なぜこんなことになってしまったのだろう 人が集まらなくなった理由は何なんだろう ふと この町には何かがかけているような気がした それは「愛」なのか それとも「夢」なのか 16 feb 2004 awa-mori 焼酎初心者マークのボクは 沖縄の「泡盛」と 鹿児島や熊本や宮崎や大分などの いわゆる「焼酎」との違いが良く分からない 原料の表示を見ると 焼酎には「米、米こうじ」とか「芋、米こうじ」などと 二種類の原料が書かれているのだが 泡盛には「米こうじ」としか書いていないのだ う〜ん これはいったいどういうことなのか とりあえず飲んでみる ‥‥‥が やっぱり決定的な違いを見いだせない そこで「Yahoo!」であれこれ検索してみると 泡盛は焼酎の一種です。この焼酎のうちで黒麹だけでつくったものが泡盛です。酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律施行規則」というのがあって、昭和46年に焼酎乙類は「本格焼酎」と表示できるようになり、さらに昭和58年には本格焼酎のうち黒麹だけでつくった焼酎乙類を「泡盛」、沖縄県産泡盛を「本場泡盛」と表示できることが法で認められました。 ‥‥‥と 丁寧に説明しているのがあるかと思うと まるで正反対の以下のような暴言もある 焼酎のビンには必ず、甲類か乙類かの課税区別が記されている。泡盛は泡盛であって焼酎の仲間ではないので、当然甲類とも乙類とも書いていない。日ごろ泡盛を焼酎の一種と混同している人に、そのつど、泡盛と焼酎は別なものであると説明している。味が似ているじゃないかなどという味覚音痴には、息を止めて死ねとさえ言っている。 ぢやぁ 違いの分からぬそれがしは 息を止めて死なねばならぬのか‥‥‥‥‥‥いやぢゃ 画像=本場泡盛 久米仙「び」 17 feb 2004 L.L.Bean むかしからL.L.Beanが好きで 上から下までそれこそ 靴以外はすべてL.L.Beanでいいんじゃないかと思っている 勿論デザインも悪くないのだがそれより何より ちゃんとした品物を 「ちゃんとした値段で売っている」 という点をおおいに評価したいのである ユニクロのような いい加減な売り方をしないところが素晴らしいのだ もちろん ユニクロの派手な広告に目がとまることもなくはない ついつい安さに魅かれて買ってしまうこともなくはない 今年もリバーシブルのダウンジャケットを5900円で買った L.L.Beanなら同じようなリバーシブルダウンジャケットが13600円だ ユニクロの方がはるかにお安いわけだ しかし 次の週よめが買いに行くと4900円になっていたという さらに半月後ノダくんは3900円で買ったという さらにひと月後ニシオカくんは2900円だったという 同じものが‥‥‥である 詳しいことは知らないが ユニクロは日曜日に値段が下るらしい そして月曜日になるとまた元の値段にもどるらしい さらに売り出して1〜2ヶ月たつとさらに値下げするらしい まるでどこかのコンピュータ会社のやりかたそっくりだ ボクはいくら北風ぴぃぷぅ吹き抜く寒い朝であっても ニシオカくんと並んで歩きたくはないのである 18 feb 2004 oman ワールドカップ2006アジア一次予選 オマーンvsニッポン 内容はどうあれ 勝ったことを喜ぼう 後半ロスタイム2分 タツヒコクボに感謝しよう ところで 「オマーンてどこにあるか知ってる」 「アフリカちゃうの」 「アジア予選やっちゅうてんねん」 よめにとっては その程度の国だが 接戦になることは予想していた しかし まさかホームでここまで苦しむとは思わなかった 引き分けにきている相手から点を取るのは難しいなぁ 残るインドとシンガポールはモンダミン したがって アウェーのオマーン戦がすべてだ こんどはオマーンへ引き分けに行こう! 19 feb 2004 nigor ラベルにはこう書いてある‥‥‥ タンクの底の酵母の固まり 発泡性が強く旨味も凝縮した濃厚な味わい どこか可笑しなニッポン語だが ボクの大好きな山名の「にごりさけ」である ラベルの赤い文字の読みがわからない‥‥‥ 「酉」ヘンに「謬」の「言」ベンのないやつ 「にごり」と読むのかと思ったが 辞書にはない ああ なんと読むのだろう‥‥‥ Caution 1到着後すぐには開栓しないこと 2瓶を立てた状態で十時間以上冷蔵保存 3いよいよ開栓!布巾とボウルを準備 4瓶をボウルの中に立てキャップに布巾を被せてゆっくりキャップを緩める 5吹き出さないことを確認してから静かにオリを混ぜてグラスに注ぐ 6冷やまたはオンザロックでどうぞ 日本酒「奥丹波 にごり」 原材料名 米・米こうじ アルコール分 16度 兵庫県氷上郡市島町上田211 山名酒造株式会社 ひかみのやまな ちゃんとした日本酒を造れる数少ない蔵である ボクはこういう旨い酒を飲むたびごとに 江戸時代の酒はさぞ旨かったのだろうなと思うのだ 20 feb 2004 cat ネコ科の動物は美しいのである 誰が何と言おうと美しいのである ボクは特別猫が好きというわけではないが どちらかというと犬の方が好きなのだが それでも猫は美しい動物なのである 唯我独尊 人に媚びない性質も含めて 猫は美しいのである だらしなく寝そべっていても どことなく気品が有るのである ライオン:ウォ〜〜 トラ:ウォ〜〜 豹:ウォ〜〜 チータ:ウォ〜〜 猫:にゃ〜〜 Sasaki Vega (♀) うちには美しい猫が二頭いて 一頭はもうじき4歳になる♂の「ラムタラ」 もう一頭がもうじき二歳の♀「ヴェガ」である 一応ボクが我が家の世帯主で 彼らの飼い主であるのであるが いつも彼らから 見下されているような気がしてならないのである 21 feb 2004 japan u23 韓国 ニッポンのサッカーの対戦相手としては もっとも見応えのある相手である しかし 過去の戦績から考えれば とても歯が立たない相手なのである A代表同士なら 今も韓国がワンランク上と言わざるを得ない しかし 今日のU23のゲームは非常に見応えがあった 55-45いや60-40でニッポンが押していたのだ そしてスコアも2-0で勝ったのだ いや なにも言うことはない スバラシイ マツイダイスケはスバラシイ ヒラヤマソータはスバラシイ いつもこんなに面白いゲームを見せてくれるなら 「いくらでもお金を払って見に行くぞ」と 豪語したくなるではないか 22 feb 2004 funeral 朝 目を覚ますと 昨日までの好天とは打って変わって 空は鉛色の雲が垂れ込めていた 去年の暮れ 現場で炎に包まれて殉職した同僚の消防葬に参列した 享年33歳‥‥‥若すぎる ボクはこの仕事を始めてもうじき三十年になる その間 ひとの生き死をいやというほど目にしてきたけれど 身内の死は特別だ とても痛く辛く悲しい 葬儀が終わると 暗い空から涙のような雨が降りだした 24 feb 2004 zippo Angling Netの表紙を変えた べつに意味はないけれど 飽きてきたので‥‥‥ 愛用のZippoに 二十年前の七色ダムのバス釣りをはめてみた どうしても鯰のゑを残したかったので 変なレイアウトになった http://www.angling.net/ ま 慣れるよ 26 feb 2004 big plug 今シーズン 始めてバス釣りに行く 「釣りに行く」と言っても釣れるとは思っていない 兎にも角にも トップウォータープラグを投げて動かしたかったのである 修行明け 家に帰らずそのまま三田へ行く P野田のタックルを借りて野池へ直行 オール借り物タックル ロッド:ザウルスフィリプソン・バスティーマ56UL リール:シマノ・カルカッタコンクエスト201+ナイロン20LB ボックス:岡箱製作所・オカバコT2 まずラインの先にChing Dong Bugを結ぶ フルスイング‥‥‥ chaka poko keko kako keko kako chaka poko keko kako keko kako 軽快なチンドンサウンドが静かな池に鳴り響く chaka poko keko kako keko kako chaka poko keko kako keko kako ああ 気持ちんよか‥‥‥ Top Water Junkyの"Tick Tack"骨カラーを結ぶ jurururu baribori jarapoko baribori jarapoko baribori jarapoko baribori jarapoko ああ 気持ちんよか‥‥‥ OKABAKO-T2から 取っ換え引っ換え 結んでは投げ投げては巻きする ああ 気持ちんよか‥‥‥ やわらかい日差しと冷たい風が 交互に頬を撫でていく ああ 気持ちんよか‥‥‥ P野田くんありがとう おかげで胸のつかえが取れたよ ああ 気持ちんよか‥‥‥ 27 feb 2004 big plug 「つわぶき」は「石蕗」と書く。だが蕗とはまったく関係がない。キク科の常緑多年草である。葉は蕗のような形であるが、表面につやを持つ。「つわぶき」は「つやぶき」の訛りだろうか。 この瓶を始めてみたとき 中につわぶきの葉が入っているのかと思った 買ってよくみると葉の絵が瓶の外側に貼ってあるのだった ああ、だまされた‥‥‥ 向こうはだますつもりではないのだろうけど‥‥‥ 「つわぶき紋次郎」 どこなく旅の渡世人風で‥‥‥ 本格焼酎「つわぶき紋次郎」 アルコール分25度 原材料:さつまいも、米こうじ(黒麹) さつま無双株式会社 たとえば 甘辛く煮付けたマダコだとかスルメイカだとか あるいは甘めの味噌で仕立てた猪鍋や牡蛎鍋などなど 少々口の中に甘味の残る料理にぴったりと合う 鯰の蒲焼きにも‥‥‥これかな 焼酎とは関係ないが 純米酒にこだわる福光屋の石井さんからこんなメールが来た 「米だけの酒」なる商品をご存知でしょうか? 最近市場に多く出回っているこの商品。米だけだから純米酒なのかと思いきや、そうでなかったりします。一体何?? 実は酒税法には純米酒の規定というのがあり、そこには「精米歩合は70%以下でなければならない」という条項がありました。 原材料が米と米こうじだけでも、精米歩合が71%だったりすると「純米酒」を名乗れなかったのです。だから「米だけの酒」。 しかし今年1月、酒税法が改定になり純米酒の規定が変わりました。 「精米歩合」の規定がはずされたのです。変わりに「こうじ歩合」という規定が付け加えられました。つまりどういうことかというと、精米歩合は71%以上でもいいが、こうじをある一定量以上使用していないと純米酒とはいえなくなったのです。 ここで明確にしておきたいのは、「米だけの酒」には純米酒とそうでないものがあるということです。 「米だけの酒」純米酒…精米歩合71%以上でも可。ただし、こうじ米の使用割合は15%以上でなくてはならない。 「米だけの酒」非純米酒…こうじ米の使用割合が15%に満たないもの。原料米にくず米を使用したり、「液化仕込み」と呼ばれる、こうじを必要とせず、酒粕部分まで酒にする製法を採っていたりします。 長くなりましたが、福光屋はこのたび、福乃光 純米酒「米だけの酒」を新発売いたしました。「米だけ」というからには「純米酒」だろ!という分かりやすさを追求し、毎日リーズナブルな価格で晩酌したいという皆様の声を反映させて造りました。香りはとてもフレッシュ。少し新酒に似たような感じで、味わいはしっかりしているのに後に残らない。なんだかどんどん飲めてしまうお酒です。 福乃光 純米酒「米だけの酒」はこちらから ‥‥‥と 最後はちゃっかりコマーシャルなのだが 税金取立ての手段に酒の定義を変更するとは‥‥‥ 28 feb 2004 yellow stick 久しぶりに竿を作ってみた 船からハマチなどを釣るスピニング竿だ ブランクは 数年前にエンドレス森下が 近所の釣具屋で1本500円で買ってきたソリッドグラス かちんこちんの硬い竿だ 半透明のブランクにカシューの黄色を塗って ダブルフットのガイドを6つ取り付けた クワトロ風にしようと思ったが 釣れそうに見えないのでラッピングは赤と紫にした Muddy Waters Yellow Stick "MWYS-145-H" 全長145cm、グリップ長60cm つまり竿の部分は85cmしかない しかも500円のヤスモン竿である それでもブリやカンパチぐらい十分やれそうである いずれ こいつでヒラマサでも釣りあげて 黒麹とともに胃袋に流し込みたいものである old tales |