Angling Net / ikasas ikuy's "talk to myself"




1 may 2004 elecom scroll mouse

パソコンはマウスだ!
ELECOM社製のホイール付きマウスを買う

マウスといえば
この前At-Line社製を買ってまだ一ヶ月にもならない
しかし
あれはどうにも小さすぎるのだ
それに
右クリックボタンの感触がイマイチだし
Macではせっかっくのスクロールボタンが使えない

今度はエレコム社製だ
なんと美しいデザイン
そしてなんと美しいミントグリーン
親指と薬指で挟む感触のなんと素晴らしいことか
とりあえずパッケージから出して
キーボードのUSBインターフェースにつないでみる
案の定右クリックしか利かない
スクロールボタンも右クリックボタンも死んでいる
そこで
付属のドライバーをインストールしてみる
‥‥‥と
おぉ!
スクロールするする!
オマケにヨコヨコスクロールもするする!
さらに右クリックで
コンテクストメニューもちゃんと出るぞ!
試しに
モバイルWinで使っているエレコム社製のミニマウスをつないでみると
おぉ!
こっちもタテタテヨコヨコ○書いて左右だっ!
なんだドライバー入れたらちゃんと動くのか‥‥‥

上=爺呆Mac用
下=モバイルWinXP用

今まで使ったマウスで最高に使いやすい
もう二度と他のマウスに戻れない
我が家はもう
死ぬまでエレコムだ!


2 may 2004 awa-mori

瑞泉は泡盛だ
琉球の酒だ
オンザロックで一気にグィッとやると
胸が火傷をしたように燃え上がる
アルコール度数43度‥‥‥
ウチナーの人々はみな
真夏の炎天下でこんな酒を飲んでいるのだ
ざわわ
ざわわ
ざわわ
広いさとうきび畑は
ざわわ
ざわわ
ざわわ
風が通り過ぎるだけ



4 may 2004 suntory

サントリーの焼酎「それから」
ウヰスキー屋のクセになんということを
テレビのコマーシャルに釣られて飲んでみる

おぉ‥‥‥
ほぉ‥‥‥
ほぉほぉ‥‥‥
なるほど
なるほど
ぉお!
ほぉ〜



5 may 2004 kurokame

世の中はゴールデンウィークだが
ボクは家に引きこもって
あぁでもないこぉでもないと言いつつ
焼酎を飲み比べて暮らしている
そして飲み過ぎて
喉が焼けてくるとヱビスビールだ
胃が溶けて肝臓が溶けて
そして脳味噌が溶けるのだ‥‥‥

黒麹かめ仕込み薩摩本格芋焼酎「くろかめ」
鹿児島県出水郡高尾町 神酒造株式会社
原材料:甘藷、米麹
アルコール分:25%

焼酎初心者のボクは
こうやって日々研鑽し舌と喉と胃と肝臓と脳を鍛え上げているのである
涙ぐましい努力と言っても過言ではない‥‥‥


6 may 2004 Made in China

長い長いゴールデンウィークが終わった
やっと終わった
渋滞に巻き込まれ
混雑した観光地を彷徨い
普段の3倍もする高い海外ツアーにでかけ
いや
まったく御苦労様なことだ
これほどまでに国民は休暇に飢えているのだ
そして
「疲れた」「疲れた」と言いつつも
どこか満足げな表情のニッポン国民は
再び労働に勤しみはじめたのである
ボクにはまったく関係のない国民的連休だが
毎年々々この狂騒にはうんざりしている
第一
疲れるために休むのはおかしくないか?
ちょっと昔
世界中から「ニッポン人は働き過ぎだ!」と批判された頃
テレビCMで「ニッポンを休もう」というコピーが流れた
勤勉なニッポン人はだれも
「え?そんなことしていいの?」と戸惑ったものである
しかしいま
休んでられないニッポンなのである
貧乏になりつつあるのである
道は確実に下っているのである
お尻に火がついているのである
そして
四千年の歴史を持つ中国が
世界一の経済大国になりあがる頃には
ニッポンは亡び去っているのではないだろうか
ボクらが「安い安い」と有り難がって
百均ショップで無駄な買い物をするたびごとに
一歩一歩
中国は経済大国に成長しているのである


8 may 2004 CD

中日ドラゴンズが弱い


9 may 2004 gill fly

青野ダムで坊主めくりをして遊んだ
面白かった
50匹釣って優勝してしもた
それもこれも
ACBさんさんのおかげだ

それにしても
エンドレス森下はオモロイ
こういう大会では勿論のこと
釣りに行くときの必需品である
たとえ竿を忘れても
このオッサンはクルマに積んでいくべきだ


10 may 2004 tamago-yaki

二日続きの雨
たまご焼きを食べに明石へ
雨の平日とあって
魚棚商店街は閑散としていた

マグロと鮭の切り身がセットで1000ヱン‥‥‥
いったいどういう組み合わせなのか

「たこ磯」
中途半端な時間なのか
雨の所為なのか
いつも満員の店内は客が一人もいない

この美しいふわふわのスライムが
たまらない‥‥‥

焼き方が丁寧で味も秀逸
一枚(15個)600ヱン
出汁に三つ葉と一味唐辛子を入れて食べる
ビールがキリンクラシックラガーなのが残念だ

たてつづけにもう一軒
「鳥居」
人気の老舗だが客は誰もいない
やはり中途半端な時間なのだろう
しかし
最近は人気におぼれてか味が落ちたような気がする
見ての通り焼き方もぐちゃぐちゃ‥‥‥

まるで小学生が焼いたような
不揃いなたまご焼き‥‥‥

たこ磯のように焼きながらクルクル回転させない
底が焼けたらひっくり返すだけ
したがってつぎ目にバリができる
カタチもバラバラで合わせ目からはタコがはみ出している
タコはたこ磯よりでかいけれど‥‥‥
昔はこんなことなかったのになぁ
一枚(15個)480ヱン
やはりクラシックラガーでこちらは480ヱン
安いのは佳いのだが‥‥‥

邪魔くさそうにたまご焼きを焼く鳥居のおばちゃん
壁には「店内カメラ禁止」の張り紙が‥‥‥

鳥居の店の壁には
面白い「注意書き」等がいっぱい貼られている
大阪のたこ焼きとの違いを克明に記した「比較表」もある
特筆は
「お一人り一人前以上でお願いします」
という張り紙
女の子同士で来て
一人前を二人で食べられて困っているのだろう
しかし
「お一人り」はおかしくないか?
たしかに「人」は「ひと」で
「人り」を「ひとり」と読めなくはないけれど‥‥‥
これじゃまるでヱンドレス森下流ではないか!

そういえばずいぶん昔
ヱンドレス森下とこの店に来たことがあった
「食べ物持ち込み禁止」
と壁に大きく書いてあるにもかかわらず
『焼けるまでこれでも食おか』
と魚棚で買ったタコの天麩羅をテーブルに広げるや
『おばちゃんビール!』
なんとおばちゃんが
『おいしそうな天麩羅やね』
と言いながらビールを持ってきたではないか
ふつうなら何か一言注意されるはずなのだが‥‥‥おとがめ無し
きっと
ヱンドレスからAQ300のオーラが出ていたのだろう
さすがのおばちゃんも
ヱンドレスの「何か」を察知したに違いない
ヱンドレスと居ると
こういうことはよくある

明石名物「たまご焼き」
こういうものはコギレイ店で食べては面白くない
若干、いや、かなりコギタナイ店が良い
そして
ちょっとくたびれたおばちゃんが
額に汗しながら焼いているのが良いのである
粉を玉子とそれぞれ秘伝の出汁で溶いて焼くだけの
子どもだましのような軽薄な食べ物だが
そこはそれ
「名物」と言われるだけの「何か」がそこにはあって
それぞれがそれぞれに味わいがあって
妙にボクを惹き付けるモノがあるのである


12 may 2004 shekarashika

昼過ぎ
阪急仁川駅前にある
九州弁の屋号のラーメン屋
「しぇからしか」
だいぶ前に一度食べて
そのときの印象がすっかり抜けたので
久し振りに行ってみる
昼の時間を外すと店内はがらがら
最近はこのパターンだ
もやしのトッピングを追加して700ヱン
お!
そうか
そうか
豚骨背脂系のラーメンは
その日の体調で受け入れ方が変わるんや
蕎麦やうどんとは違うなぁ‥‥‥
なるほど
なるほど
豚骨スープにハマって
あちこち食べ歩いたけど
そうか
そうか
なるほど
なるほど


14 may 2004 Higashiyama Kaii

修行明け
東山魁夷展を見に行く
阪急王子公園駅を降りて西へぶらぶら
王子公園、動物園を横手に見ながら歩いていくと
「兵庫県立美術館分館・原田の森ギャラリー」
ん‥‥‥?
ぶ、分館‥‥‥!?
ハラダノモリて‥‥‥??
入ってみるとなかはガランとしている
受付のおじさんに
「東山魁夷展はここですか」
「いいえ、ちがいますよ」
「l〜っ!」
「場所変わったんです、この地図見て行ってください」
「l〜っ!これ、HAT神戸やないですか」
「ええ、そうです、そうです」
「ひえ〜〜っ」
「あ、割引券持ってますか」
「いえ、持ってません」
「あげます、あげます」
ボクはおじさんに礼を言って外に出た
県立美術館のホームページではここになっとったのに‥‥‥
なんのこっちゃ抹茶に紅茶

分館を出ると待ってたかのようにタクシーが‥‥‥
「HAT神戸までお願いします」
「あ、美術館まちがえはったんですか」
「まちがえたっちゅうか‥‥‥まあ、そうです」
「わはは、そうゆうひと、ちょいちょいあります」
なんか
ひとの不幸を喜んでいるような様子である
もしかして
美術館とタクシー会社が組んでいるのではないか‥‥‥
タクシーはひたすら南を目指す
「はい、着きました‥‥‥あ、おつり」
「あ、とっとってください」
「あ、おおきにすんません」
入場料1400円が割引で1100円になったけれど
タクシー代1000円て‥‥‥
なんのこっちゃ抹茶に紅茶
というわけで
やっと兵庫県立美術館にたどり着く


東山魁夷展
びっくりするほど大勢の入場者
まるでゴッホやピカソ展なみの人出だった
人混みをかき分けかき分け
人垣越しに見て回ること約25分

何枚か「はっ」とする作品が‥‥‥




恐ろしく美しく幻想的な4点
絵の中の「青」にに引きずり込まれそうになる
いや
まいった
ボクは人工物のある風景画が好きだが
自然物だけでもこれほど面白い絵になるのだなぁ‥‥‥と
その見事さに耳の周りに鳥肌が立った
青・蒼・碧・藍・青紫・青緑・緑青・群青・紺碧・紫紺・茄子紺・青磁・鉄紺・ブルーミント・マリンブルー・ネイビーブルー・ボンダイブルー・スカイブルー
いや
実に素晴らしい
東山魁夷がニッポン人の心を射止めた理由が分かるような気がした

展示室の外へ出て

美術館の壁に空いた四角い穴から
港神戸をのぞいてみる‥‥‥
おぉ!
このまま切り抜いて持って帰りたい


ヱンドレス森下を誘って
南京町で飲茶をする

長安門の横にある「北京城」
今日初めて入った店だが、味は並で値段は極普通
ボクはお茶の代わりにビール
運転手のエンドレスは水
飲茶ではなく、飲ビール、もしくは飲水というべきか
それにしても南京町
相変わらず修学旅行の高校生とおのぼりさんで溢れかえっている
修学旅行の生徒はあんまりお金を持ってないのか
店に入らず道ばたでテイクアウトのゴマ団子や焼売に貪りついている
邪魔で、邪魔で、まっすぐ歩かれへん


昼過ぎ
六甲山の裏へまわって
雨上がり池へ浮きに行く
昨日の雨で
間違いなくバスの活性は上がっているはず‥‥‥

向こう岸でしつこく粘るヱンドレス森下(見えるかな?)


出た!乗ってへん!くそ〜〜〜っ!


お〜らヱヱとこはいった!出んかい!アホ〜!


この日も
Top Water Junky "MillHead Turky"に
ドカンと出て
グググッと絞め込んだのは
間違いなく50cmオーバー!
しかし
藻に頭を突っ込まれあえなくバラシ
おぉまいがぁ!

結局二人で
8発出しながら
一匹も手にできなかった
それでも
とても気持ちのヱヱトップウォーターバス釣りだった
なんと楽しい一日‥‥‥
笑いっぱなし‥‥‥
これだから人生はやめられない


15 may 2004 DVD Player

やっと我が家にも
茶の間でDVDを見ることができる機械が来たのである
DVDプレーヤーというものを買ったのである
先月買った爺呆MacにもDVD-Romドライブが付いていて
家でDVDが見られないことはないのであるが
やはりそこはそれ
世間一般並にソファに寝そべったりなんかしながら
茶の間でゴロゴロしながらDVDを見たいと思わなくもないのである
それで
「お値段おいくら」とたずねられても
あまり答えたくないお値段なので言葉を濁していたいのである
言葉を濁していたいのであるが
どうしても知りたいというひともあって
仕方がないのでここだけの話ということで言うと
嫁が欲しいという「中島みゆき」のDVD一枚とほぼ同じお値段なのである
もう笑われても仕方がないようなお値段なのである
それで
「どこ製ですか」などとたずねられても
聞いたことも見たこともないメーカーなので
たとえ正直に言ったとしても分からないと思うので言わないのである
ニッポンのメーカーでないことは間違いないのである
しかも店頭展示品ということでさらに一割安くしてもらったのである
早い話がこれ以上はないというぐらい思い切りヤスモノなのである
それぐらい思い切りヤスモノなのであるが
なんのモンダイもなくちゃんと動くということを言いたいのである
ここがいちばん大事なところなので強調しておきたいのである
「動くのです」
「ほんまに動くのですか」
「ほんまに動くのです」
それで
「映画好きでもないクセにいったい何を見るのか」とたずねられても
正直なところこれといって何を見たいというわけでもないので
大いに困るのである


16 may 2004 sazma busi

世は空前の焼酎ブームである
まるでボクが
そのブームに乗っているかのように思われがちだが
実はそうではないと言いたかったのである
しかし
実際そう思われても仕方がないぐらい
毎日々々焼酎を飲んでいるので
弁解の余地がないのである

黒麹仕込み「薩摩武士」25度
原材料:さつまいも、米麹


夕べから今朝にかけて
我が師ラドン奥村が
篠降る雨を突いて
阿波路島へメバルを釣りに行ったらしい
そして25cmアップのメバルを釣ったらしい

使い慣れないケータイメールで
画像を送ってくださった
いや
実にお見事
実に素晴らしい
ボクもまだまだだなぁと思わされた


18 may 2004 South Bend

くらげさんからつめきりが届いた
Hawaiiのお土産のようだ
パッケージにはなんとSouth Bend!

サウスベンドと言えば
バスオレノかダイレクトリールだが
なんと「つめきり」もあったのだ
くらげさん
ありがとう!
さっそく使うよ

ところでくらげさんだが
じつはまだいっぺんもお会いしたことはない
したがってどんな人なのかまったく分からないのだが
くらげさんの写真は面白い
バス釣りが好きで
旅行が好きで
ロマニストで
カメラが好きなくらげさんが
海外でシャッターを押した写真の中で
ボクが好きなのを4点‥‥‥
本人には無断で‥‥‥
旅行先からこんな絵はがきが届いたら嬉しいにちがいない




(↑かなり縮小サイズ‥‥‥本物はVarious.で‥‥‥)

こういうセンスは
偶然向けたレンズにはなかなか写らない


19 may 2004 float tube bassin'

昼過ぎ
ヱンドレス森下、マッケンヂ松下と
西播の瀬沢湖へバス釣りに行く
平均年齢49.67歳‥‥‥
もう
とても信じられない年齢なのである
それでも「デッカイバスガツリタイ」のである

鉛色の空からは小止みなく梅雨の走りの雨が降っている
台風2号が接近中‥‥‥らしい

ひんやりとした水に浮いてみる
おお!これは冷たい
平野部の野池とはずいぶん違う
用意のいいマックはネオプレーン
エンドレスは穴の空いたナイロンウエーダーだ
上流へ向かって
チンドンバグ
ミルヘッドターキー
ピクニック
ヴァンガード‥‥‥と
取っ替え引っ替え投げ続けるが反応がない

投げ初めて1時間
突然
「凹ッ!」と
黄色いヴァンガードにそれほど大きくなさそうなバスが出た
乗らない‥‥‥

さらに30分経過
対岸で
「で、で、でたぁ〜」
とアホまるだしの叫び声‥‥‥エンドレスだ
遠目にも竿が曲がっているのが分かる
ややあって
「あぁ〜〜〜〜」
バラシたようだ

雨は時折小降りになるが止む気配はまったくない
雲が山裾をつたって目の前まで降りてきている

オーバーハングの下に黒のミルヘッドターキーを滑り込ませる
暗くて黒いプラグは視界から消える
「凹ッ!」
ラインを通じて小さなショックが伝わる
ロッドを立てる‥‥‥乗ってない
どうやらバスが小さすぎるようだ

でかいのが釣りたい
という願望が
とりあえず一匹釣りたい
という欲望に変わる
相変わらずまだまだ生臭いボクである

夕刻6時前
ラインの先にパラノイヤを結ぶ‥‥‥ナッド2
サイズといいアクションといい
反則かもしれない‥‥‥
岩盤がせり出したポイント
「当たって割れたらゴメンやで」‥‥‥とフルキャスト
キレイに岩の割れ目に吸い込まれる
ロッドチップを震わせつつ小さく首を振らせる‥‥‥と
「凹ッ!」
「出た!」
「乗った!」
けど竿曲がらない‥‥‥
けど何かついてる‥‥‥
パシャッと小さい魚が水面を割って出た
「うわっ!バスや!」
対岸のマックから声がかかる
「なんやそれ?ウグイ釣ったんかぁ?」
「いや、シシャモやぁ」

往復4時間半、実釣3時間
結局
釣れたバスは3人合わせてこの1匹だけだった

「こんなショボいバス釣りも珍しいなぁ」
「ズブぬれになっただけやがなもぉ」
「こんなんやったら家におったらよかったわ」
「あほくさ〜」
「あほくさ〜」
悪態をつきつつ道具を片づける
まるで小学生か中学生のレベルである
五十面をさげたオッサンの会話とは
到底思えないのである

はて
ボクは
いつまでこんな遊びを続けているのだろう
いつになったら
この遊びが面白くなくなるのだろう
まったく
先が見えない‥‥‥のである


20 may 2004 Drunken Hearted Man

台風が接近中らしい
冷やりと湿った風が少し吹いて
雨がぽつりぽつりと降って
実に穏やかな午後である

古いルアーを出してきてひねってみたり
Robert Johnsonのブルースを吸うたり吐いたり
気が付いたらもうこんな時間
結局 Dust my broomできず

蔵の神
九州の焼酎にありがちな名前の芋焼酎
今日は運転をしないからといって
昼間からこんなもんを呑んでて
ヱヱんやろか
‥‥‥
ヱヱ
ヱヱ


22 may 2004 ohkado-sohmen

福光のかまどやから大門素麺が届いた
今年は催促しなくてもちゃんと送ってきた
なかなか良い心がけである

この素麺は普通の素麺とは全く違う
人生を変える素麺である
第一に
延べ麺ではなく丸めてあるところが素晴らしい
四玉を一包みにして紙の包装紙に収納されている
一般男子成人の場合
一玉では少なすぎるが二玉では多すぎる
したがって
一玉半あるいは二人で三玉食すのが適当である
大鍋に大量の湯をグラグラと沸かす
塩をひとつまみ入れる人がいるが
入れる必要などない
丸まった麺を真ん中で鯖折りにしてから熱湯に投入する
さもないと
食べるときに座高が1m20cm必要になる
茹で方がやや難しい
三輪素麺や揖保乃糸などより1.5倍の茹で時間を要する
ただし
茹ですぎると特有の腰を失うので注意が要る
上手に茹で上がった麺は
素早く冷水に晒して軽く揉む
素麺つゆは鰹、昆布、椎茸で出汁を取る
薬味は刻み葱とおろし生姜のみ
食すときは
ものも言わず一気に啜り込まなければイケナイ
決して一家団欒の会話など交わしてはイケナイ
大勢で流し素麺など言語道断である
絶妙の歯ごたえと喉越しの素晴らしさ
間違いなく日本一うまい素麺である
まだ味わったことがない方は
是非一度ためしてみられることを薦める
きっと素麺感が変わるはずである
素麺感‥‥‥?


24 may 2004 Din-Tai-Fung

修行明け
大阪へ行く
ウメダの一番で釣り具漁り
残念ながら好きなスピナーは発見できず
いらんもんばっかりぎょうさん買ぉてしまう

地下鉄でナンバへ行く
目指すは御堂筋の突き当たり
高島屋7階にOpenしたばかりの鼎泰豊
もちろんあの小龍包である
エレベータで7階まで上がると
まだ11時過ぎだというのに
鼎泰豊の入り口には長蛇の列
あきらめて帰りかけたが
列を整理しているスーツ姿のおじさんに
「どれぐらい待たせるのかのう」
ときくと
「15分から20分です」

極めて心理的に微妙な時間を示してきた
う〜む
武士は食わねど高楊枝というが
とりあえず列の最後尾で並ぶことに‥‥‥
朝から何も食べてないので背に腹は代えられないのである
ふと振り返ると
ボクの後ろにはすでに長蛇の列ができている
でぇりゃあ人気である
しばらくするときれいなお姉さんが
「何人様ですか」
と聞きに来たので
「見て分からぬか、それがしはおひとり様じゃ」
と言うと
一気に順番ぬかしをして店内へ
順番を待っている他の客に白い目で見られながら
小さな二人掛けの席に案内される
そうか
3人以上で来ると待ち時間が長いのか‥‥‥
小龍包を二蒸籠と鶏のスープとビールをオーダーする
そして待つこと6分20秒

目の前に置かれた蒸籠の蓋を開けると
甘い香りに満ちた白い湯気がたちのぼり
あの小さな龍の包みが申し訳なさそうに鎮座しているではないか
息もつかせぬ勢いで頬張ると
奥歯に当たったところの皮が破れて
口の中いっぱいに豚肉のスープが広がるのであった
正直なところ
半年の前の味の記憶は彼方に消え去っていて
目の前のモノとの比較は不可能だったが
悪くはない
悪くはない

しかし
これは食べ終わった後に必ず沸き起こる感情ではあるが
五十面をさげたオッサンがわざわざ地下鉄に乗って
武士のプライドをかなぐり捨てて行列に並び
そこまでして食べるほどのモノであろうか‥‥‥と
思わないでもないのである
そう言えば
真冬の真夜中に
堺の魚市場の天麩羅を食べるのに
長い列に並んだとき以来のことであった

サラリーマンの昼食にしては
2350円はいささか贅沢だなぁと思いつつも
開店記念の携帯ストラップをもらうと
なんだか得したような気になっている自分が
とても情けない‥‥‥

なんば高島屋の屋上には
コギタナイ「屋上ビア広場」というのがある
昼過ぎ
友達のいないOLが独り寂しく弁当を食べていたり
集金のおばはんが算盤をはじきながら伝票を整理していたり
くたびれたサラリーマン数人が
缶コーヒーを片手に喫茶店代を浮かせにやってくるらしい
幼児向けの100円遊具も豊富で
子供連れの若い母親たちの憩いの場にもなっている
すみっこの方では
ホームレスのおじさんたちも遠慮がちにベンチを利用している
それでも平日の昼間とあって客はまばらで
ここだけが都会の喧噪からかけ離れた
プチリゾートになっているのだった

頭の上には青い空と太陽‥‥‥
ボクは初夏の日差しをいっぱいに浴びて
パラソルの下で一杯450円のビールを飲みながら
iPodで桂枝雀の「日和違い」「質屋蔵」などを聞きつつ
日がなぼーっと
日なたぼっこをしたり日陰で涼んだり
日なたぼっこをしたり日陰で涼んだり
ああプチシアワセである


25 may 2004 kuro-shizuku

ヱンドレス森下がK浜に釣りに来いというので
行く前に新聞で潮を確認したら
中(小)潮の二回潮で夕方はどん底
潮干狩りにはぴったりだが‥‥‥
外は快晴微風
こんな日は昼間からブルースでも聴いて
夕方は中日りゅうちゃんずのゲーム見るに限る

バス釣りに行ったら良かったかな‥‥‥

「黒雫」宮崎県えびの市 明石酒造
さつまいもの円やかな甘みがそのまま酒になっている

焼酎のラベルを見ると
どれにも「黒麹仕込み」「瓶貯蔵」
と書いてあるけれど
みな味が違うのである
甘いのやら
辛いのやら
旨いのやら
不味いのやら
何がどう違えばこれほど味に差がでるのか‥‥‥
ナゾである


26 may 2004 Ambassadeur 5500CS

ひる
井上"zung"隆の料理コーナーに触発されて
ソーメンチャンプルーを自作してみる(生まれて初めて)

泥水風ソーメンチャンプルーのレシピ
【材料】
(1) 大門素麺一玉
(2) エビ5〜6尾
(3) ロースハム3枚
(4) 青ねぎ2本
(5) レタス1/2玉
(6) にんにく2かけ
(7) ナンプラー、岩塩、胡麻油、紅生姜

フライパンに多めの胡麻油を熱しニンニクのみじん切りを入れる
エビ、ハム、ネギ、レタス、茹でた素麺の順に加えて炒める
塩、ナンプラーで味を調えて皿に盛り紅生姜を乗せる‥‥‥以上
★注意
素麺はアルデンテの状態を保つこと
レシピにはないが素麺と同時に中華スープを少量加えると
風味がまして焦げ付きにくくなる
レタスの代用にキャベツを使う場合は極細切りにすること
ナンプラーの代用に醤油は不可、塩は普通の塩でも良い
ビールは必ずヱビスでなければならない

来たるべき雷魚釣り用のリールを物色する‥‥‥
ヤス堀田愛用の茶色の5500Cが欲しいが手に入らない
そこでオークションでビンテージモノを探すが
状態の良さそうなのはたいがい4〜5万する
ビンテージモノの5000Cは比較的安価だがギア比が低いらしい
そんなことを掲示板などにつらつらと書き込むと
気にしてくれたヤスさんが自分の5000Dをくれると言ってくれたり
落合"DOZ"史典さんが自分の5000Cをくれると言ってくれたりと
まことに嬉しく有り難く申し訳ないことなのである
しかし
ついこの前も福田"norahitsuji"高士さんから
スピニングリールを3台もいただいたばかりなのである
これ以上リールをいただいたのでは
死んでから極楽浄土へ行けないような気がしてきた
そこで
割と安い新型の5500系を買った

しぶい赤色
山型ではなく波型サイドプレートだ
クラッチを切って回してみると
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる
とてもよく回るのである
来る雷魚釣りの日までに何処かの池で練習しよう
そうしよう


28 may 2004 awaji-shima

修行明け
修行場のメンバー6人で淡路島へ行く

津名港周辺は
東風(こち)が吹いて釣りづらい
テトラはバッッシャバシャと波をかぶっている
こういうときは風裏になる西海岸へ移動するのが普通なのだが
だれもそんな邪魔くさいことはしようとしない
頭から波をかぶりながら‥‥‥コモノ釣り

ガシラ12〜22cm
メバル15〜18cm
グレ15〜20cm
アコウ25cm
カンダイ30cm
キュウセンベラ20〜22cm
などなどを
満潮の上げ下げを4時間ほど釣る
ビールを飲んだり
弁当食べたり
ああ
面白かった


30 may 2004 sunday sunday

Horse Race
東京優駿(日本ダービー)で
サンデーが敗れた
勝ったのは
King Mamboの子
「キングカメハメハ」である
Mr. Prospector系最優秀後継サイアー
距離芝ダート万能
楽しみな馬である

World Rugby
ニッポンがカナダに勝った
逆転勝ちだ
ここまでは通用するのだが
イングランド
ウエールズ
スコットランド
アイルランド
ニュージーランド
オーストラリア
南アフリカ
世界一への道は長く険しい
しかし
まず
隣国韓国にちゃんと勝たねば‥‥‥

Japanese Base Ball
1安打のりゅうちゃんずが
7安打のトラやんずに勝った
非常にうれしい

World Soccer
ニッポンがアイスランドに勝った
アイルランドではなく
アイスランドにである

F1 Ground Prix
Sato Takumaが
フロントロースタートで表彰台を狙ったが
四十何周目かにリタイアした
ニッポン人ドライバーは
まだスズキアグリを超えられない

テレビの前で過ごした一日だった

Shou-Chuu
「竹山源酔」

甘藷とは思えない
あっさりしたクセのない焼酎
こういう焼酎は面白くないと思い始めた
焼酎初心者のボクである



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