Angling Net / ikasas ikuy's "talk to myself"




1 jun. 2004 nanshin tamasudare 1

昼過ぎ
ボンビーヨコヤマと
南信州へ岩魚を釣りに行く

ルアー釣りを始めた頃
白樺湖でスプーンやスピナーを投げた記憶がある
それ以来の長野県での釣りだ

中国道→名神道→中央道と
約400kmを乗り継いで
なんとか日暮れ前に駒ヶ根高原にたどり着く
空気がうまい
高原の味がする
さっそく目の前の川を見に行く
七寸岩魚を一匹釣る

結論:地ビールは甘い


2 jun. 2004 nanshin tamasudare 2

早朝
宿のテレビで「ニッポンvsイングランド」を見る
なんと
敵地で1-1のドローだ
しかも後半は
あの、べっかむ、お−えん、るーにーのイングランドを
ニッポンが圧倒するという快挙である
サッカーが終わると
そとはすっかり夜が明けていたが
睡魔におそわれてまた布団の中へ‥‥‥
結局
朝の釣りに一番いい時間をサッカーと睡眠に費やす

昼過ぎ
仕事を終えたパパラギさん登場
去年の十月以来の再会だ
立派な体格は元ラガー
神戸高校時代に全国高校選手権大会出場
菅平合宿参加
‥‥‥ホンモノだ
ぱぱらぎさんの案内でY川へ移動する
きれいなアマゴとちょっといい岩魚を釣る
じゅうぶん納得する


こういうのが釣れると空腹は満たされる
「釣るぞ」という気合いがスルスルと後退する

その後N川で小さな岩魚を2匹釣って納竿
温泉に浸かる
パパラギさんが持ってきたBookersでほぼ意識を失う

結論:魚はいるところにいる
結論其ノ2:いい酒をがぶがぶ飲んではイケナイ


3 jun. 2004 nanshin tamasudare 3

早朝
目が覚めず‥‥‥
遅い朝になって起き出す
さっそく前の川をやるが足元がふらつく
岩と岩の間がやたら遠く感じる
丸い岩の上ではじっと立っていられない
もしかするとこれは二日酔いなのかも知れない

よれよれになりながら釣っていると
「ごつん」とアタリ

昼過ぎ
高遠村でコシのある旨い蕎麦を食べる
ついでに馬刺と鹿刺を食べ比べる
パパラギさんもヨコヤマも鹿がうまいと言うが
ボクは19-1で断然馬の勝ちだ
口の中で広がる脂の甘みが素晴らしい
残念ながら鹿にはそれが欠けている
そう言えばついこないだ
馬と鹿ではどっちが馬鹿かというテレビを見た
そのときも2-1で馬の方が馬鹿だった

名ガイドパパラギさんは
次から次へと川を変えながら
もっともっと釣らせようと走ってくれる

ヨコヤマは見失わないように必死で追跡する

突然、細い溝の前でクルマが停まる
おお!あこがれのスーパーレインボウだ!
おお!スーパーカープだ!
手で触ったり掴んだりして遊ぶ

なおもパパラギ号は我々に釣らせようと山を目指す
‥‥‥いったいどこまで行くのだろう

昼過ぎに発とうと思っていたが
結局夕方まで釣りをする

最後の最後まで
全力投球でガイドしてくれたパパラギさん
おおきにべりまっち!
マンモス感謝!
今度来るときはもうちょっと足腰を鍛えておきます

結論:釣りは足だ腰だ


5 jun. 2004 Biwako de Ketako 1

東京からDOZさんがやって来た
飛行機に乗ってやって来た
Biwako de Ketakoに参加するためだ
あほち〜やう
しかし
これはなかなかできることではない
だいいち飛行機代が馬鹿にならないじゃないか
なるほど
なるほど
彼も結構AQ値高そうだ‥‥‥

ヱンドレス森下、マッケンヂ松下と伊丹空港へ迎えに行く
空港からは息もつかず十三へ直行
「蛸の壷」でご所望のたこ焼き&お好み焼きだ
汗ぼっとぼとになってむさぼり食う

そして
今年もまた琵琶湖だ
琵琶湖といえばketakoだが
その前にまずはコレだ


かまどやブルースバンド
左から、harp/泥水、vocal/かまどや、washtub bass/がちゃこ、drums/zung、guitar/DOZ、guitar/西区アオシマは遅刻

毎年々々
こんなことばっかりやっていて良いのだろうか
よい
よい


7 jun. 2004 Come On Kaimon

今日は昼から多忙を極める
まずダイアモンドシティ・テラス
オートバックス
ダイソー
ユニクロ
ビッグパワー
エース新鮮館

かいもんに走り回ったのであった
猫用電気掃除機
猫用テント
猫用トイレの砂
iPod用カセットアダプター
iPod用スタンド

香典袋
漬物用小鉢
乾電池
短パン
Tシャツ
靴下
30cm定規
ガムテープ
蕎麦
漬け物
まるでタニシゲルのように走り回った
あいそがし
あいそがし
‥‥‥

今朝
オークションで落札した竿が届いた
パックロッド2本
カジカ専用とナマズ専用ロッドだ

本当はPalmsのQuattroが欲しかったが
経済的理由でコレにした
値段が値段だけにディティールはそれなりだが
今風にガイドが7つも付いてるし
2本とも悪くないアクションだ
完璧を求めない釣師にはうってつけの竿ではないか


9 jun. 2004 india

Lagarecardを買うとピカソだった
ピカソ展に行かなければ‥‥‥

突然
OutlookExpress5.0のやつが謀反を起こした
どこをどうやってもすぐ落ちてしまう
しかたがないのでシステムを入れ替えたり
挙げ句の果てはHDを初期化したりと大騒ぎになった
それでも一向に改心しないので抹殺した

ニッポンが印度に勝った
印度は弱い相手なので
こっちが強かったということだ
それだけのことだ
イングランドとの親善マッチがおもしろすぎたので
ぜんぜん手に汗を握らなかったのだ
贅沢な話だが
おもしろくなかったのだ


10 jun. 2004 tekkan

与謝野鉄幹は京都生まれで
本名は与謝野寛という
大阪で生まれた女や堺出身の晶子(本名=晶)と結婚し
夫婦で詩を作ってずいぶん儲けたらしい
明治から大正にかけての話である

この芋焼酎「鉄幹」という名前
詩人与謝野鉄幹に因んで付けられたらしい
おそらく鉄幹が鹿児島を旅した折
この焼酎を飲んで「美味い」とか言ったのだろう

そこでボクも少し飲んでみる‥‥‥
昔ボクがなぜ焼酎が嫌いだったかを思い出した
オガタマ酒造(鹿児島県川内市)芋焼酎「鉄幹」25°
おまけにラベルの「鉄幹」という字‥‥‥ヘタクソや


12 jun. 2004 imo

日が暮れてから
急に暇になったので
中日りゅうちゃんずの試合を見ながら
少し竿をさわってみる

■その1
マックから修理依頼を受けていたザウルス
やっと芯材が見つかったので修理する

ジョイント部分の♂側が
ポッキリ逝ってたので
チューブラーブランクの内側に
ボロン材の芯を削り合わせて補強する
エポキシ接着剤が固まったら
耐水ペーパーできれいに研いで出来上がり

■その2
古いシマノのバス竿を改造して
フロータ用のショートロッドを作ってみる

これは超簡単
適当なところで切って
チャンピョンフェルールを付けて出来上がり
4'11"のカーボンロッド
グラスにはないシャキシャキ感
これでSCマグナムポッポを動かしたら
ぜんぜん別モンのルアーになるはずである

■その3
昔水橋かちひろにもらった
Fenwickのフライロッドブランクを使って
渓流用のミノーイングロッドを作ってみる

ブランクにチームカラーのデビルグリーンを塗る
グリップにFujiのリールシートを取り付ける
あとはブランクにガイドを取り付けて
グリップに刺したら出来上がり
これは少し時間がかかりそう

りゅうちゃんず
乳酸飲料屋に2-1で辛勝


11 jun. 2004 imo

これはなかなか「芋」らしい
独特の臭みと味わいがある
しかも「芋」という字が美しい

肩に「にごり」と書いてあるが
焼酎自体は無色透明である
なんのこっちゃ抹茶に紅茶なにごりだ

今夜
高田渡の「タカダワタル的」を見に行く予定だったが
時間が遅くなったので断念した
まことに「だんねん」である


13 jun. 2004 pixie25

淡水最強ポッパー
"Muddy Waters Pixie 25"
‥‥‥復活

これさえあれば
Bass、ナマズ、ライギョ、etc,etc
お?
コレ海専用ではないのか?
そぉだ!
そぉだ!
海専用だ!
スズキ、シイラ、カツオ、etc,etc
ん?


14 jun. 2004 Riemon

焼酎初心者のボクだが
近頃は少し分かりかけてきたこともあって
少しウルサイのである

芋焼酎にも
昔ながらの焼酎と今風な焼酎がある
そしてその両方の良さを醸し出しているものもある
‥‥‥ということだ

たとえばこの「利右衛門」
甘藷独特の臭みやしつこさを持ちながら
さっぱりとした飲み口の良さも持ち合わせる
よし
これはジャンキー内藤が来たときに
無理矢理にでも飲ませよう‥‥‥


16 jun. 2004 6/16‥‥‥Openwater Raigyo Game

今年もまたOpenwater Raigyo Gameだ
シブイ状況の中1匹釣る
プラグはピクニックだ
Picnic30だ

それもこれも
ヤス堀田のおかげだ
ジャンキー内藤のおかげだ
おおきに
おおきに

朝5時前から夕刻5時半までやって
14バイト1フィッシュ
上出来だ

ヴァンガードを亀が追いかけまわし
ついにテールフックに噛みついた
カメのバイトは100ぐらいあった

休憩中もどぶで釣りをするジャンキー内藤

ああ
面白かった
ヤスさん
生きてたらまた来年も行くよ


17 jun. 2004 Heritage 30

遅い朝
ジャンキー内藤に起こされる
朝飯も食わず近所の池へ浮きに行く
‥‥‥雨上がり池
ミルヘッドターキーが爆発した池だ
ヱヱ音で3バイト
しかも2匹ヒット
いずれも40cmアップ級だ
しかし
ハンドルをいくら巻いてもバスは寄ってこない
ヘリテージのドラッグが全然効いてない
思い切り閉め込んでもズルズルとラインがでる
なんじゃこりゃ!?
頭の中がゴジャハチロウになる
よく考えてみると
ボクはこのリールで魚を巻くのは初めてだった
そんな訳であえなく2匹ともバラシ

振り返ると
ジャンキー内藤も同じようにバラシ

ター帽を被って真剣にバスを釣るジャンキー内藤

そうこうしているうちにタイムアップ
ジャンキー内藤は息子たちの待つ徳島へ帰っていった
ああ
ついてへん人生やったなぁ‥‥‥
ヘリテージなんかだいきらいじゃ

最近は寄る年波か
二日続けて釣りをすると全身疲労になる
ライギョにやられた手の傷
足腰の筋肉痛
肩こり
いつまでこんな釣りをやれるのだろう‥‥‥と
ふと思う

KENちゃん
ボクが動けんようになるまで遊んでくれよ


19 jun. 2004 PENN714Z

スピニングリールの王様は
だれがなんと言ってもPENN714Zだ
カッコよさではダントツのナンバーワンだ

ただし
使い勝手や性能では
大森屋のダイヤモンドや
阿武屋のカージナルに
若干
劣るのだ


20 jun. 2004 surari

すらり‥‥‥
名前の通りの
すらりとした芋焼酎
焼酎だと言われなければ
焼酎だと思わないかもしれない
喉を通るとき
ほんのわずか「焼酎」を主張して
あとは知らんぷりをする
お洒落できれいな酒だ
したがって
「焼酎はあの独特の臭みが‥‥‥」
などと仰る向きには向かない

ボクは
こういう焼酎には
豚の角煮ではなく
生ハムのレモンソースが合うと思う


21 jun. 2004 thai fly

タイで使うフライを巻く
向こうの魚は原色が好きなのではないか‥‥‥
ウーリーバッガーなどなど
#6〜#8の派手なやつを十数本

最近は老眼が進んで巻くのが辛い
若い頃は近眼で遠くが見えず
歳をとると近くが見えない
人生はなんと辛い試練を与えるものなのか!
え?
何をたいそうにて?
眼鏡かけたらすむこっちゃて?
そらまあ
そやけど‥‥‥


23 jun. 2004 trout rod

作りかけの幼魚虐待用渓流竿を仕上げる
ブランクにチームカラーのデビルグリーンを塗って
Sicガイドを6つラッピングしてエポキシコーティング

Muddy Waters "Comono Special" 4'10"
(リールは見本なので商品に含まれません)

藪沢専門腰屈め渓師御用達
小物スペシャル
これで渓の幼魚たちをホイホイ釣る
例えばG山のS川支流T川の岩魚とか
あるいはN良T川支流K川の雨子とか
ああ
夏や‥‥‥


25 jun. 2004 thai land

タイへ持っていくタックルの準備を始める
パスポート、航空券、現金
ロッド、リール、ライン、ルアー
これだけあれば事足りるのだが
ほかに
スイベル、フック、プライヤ、ヤスリ
デジカメ、携帯電話、iPod、240→100変圧器
偏光グラス、日焼け止めクリーム、かみそり、ライト
着替え、タオル、サンダルなどなど‥‥‥
思いつくままスーツケースに詰め込むと
相当量の荷物になる
スーツケースのふたが閉まらない
なんでやろ?
あ!
よく見たら
ヴェガがスーツケースの中で寝てた
「コラッ!起きんかい!」

念入りに準備をしたつもりでも
現地に着くといつも何かを忘れている
さて今回は何を忘れていくのだろう‥‥‥
それもまた
旅の楽しみの一つかもしれない


26 jun. 2004 marriage of my daughter

今日
舞(まい)という
23歳になるボクの娘が
嫁いでいった
ボクはにっこり笑って送ってやった
まあ
いずれ遅かれ早かれというものだ


27 jun. 2004 dam quick champion

DAM Quick Championというリールを手に入れた
Yahooのオークションで落札したのだが
生まれて初めて手にするリールだ

サイドプレートには傷を隠したペイントがあったり
銅製メダルが緑青が吹いていたりするが
それほど使い込まれた形跡はない
たぶん数回使われたのち
何十年も眠っていたのではないだろうか

アンバサダーと比べると
クラッチを切るボタンはかなり上の方にあり
ハンドルはかなり下の方にある
それ以外の外見はアンバサダーと変わらない
サイドプレートは山型でアンバサダーそっくりだし
シングルノブのハンドルも酷似している
ドラッグレバーは5足のスター型
なるほど
相当Ambassadeurを意識して作られている
ヘドンやフルーガーのようなオリジナリティは感じない
ただひとつ
ハンドル側のサイドプレートに
用途不明なスライドボタンが付いている
これはいったいなんなんだろう‥‥‥

ハンドルのない側のプレートには
お洒落な銅メダルがついている
月桂樹のような葉に囲まれて
釣り人が竿を持って立っている‥‥‥ように見える
しかし
どうも竿の構え方が「鮎釣師」のようだ
そして
「D.A.M」
「Quick」
「700」
と浮き彫りされている
軸受けの周囲には
安物の金庫についてるダイヤルのような数字が
0〜9まで刻まれている
その下に筆記体で
「Champion」と刻印
さらにその下に小さく
「Made in West Germany」
とある
D.A.Mが社名で
Quick700が品番か?
それとも
DAM Quickという社名で
Champion700が品番なのか

いずれにしろ
もうこの世に存在しない国が作ったリールだ
タイから帰ってきたら
これでバスを巻いてみようと思う


28 jun. 2004 tohgo

さていよいよ明日はタイだ
荷物を適当に詰め込んだが
何か忘れているような気がしてしかたがない
まあ‥‥‥ヱヱか

しばらく飲めそうにない芋焼酎だ

東五(黄金酒造)‥‥‥
「とうご」と読むのだろうか?
たぶん
東五郎さんとか
東山五助さんとか
東山五一さんが作った酒ではないかと想像する
旨味と爽やかさと臭みを併せ持ついい焼酎だ
飲んだら寝よう
そうしよう
そうしよう


29 jun. 2004 Topper in Thailand vol.1


水橋カチヒロと合流
SQ973便で関空を出発
昼過ぎタイに到着
DOZさんと合流
シゲちゃんと合流
暑い
暑い
腕慣らしにバラマンディ釣り堀で遊ぶ
予想外のパワーで
ラインブレイク
フック伸びを連発する
なんとか50cmチョイのバラマンディを一匹だけ釣る


チョンブリのゲストハウスで酒盛り


30 jun. 2004 Topper in Thailand vol.2


Chonburiの人造湖でPlaa Chadooを釣る
Gorila-Imo船頭のネットさばきのお粗末さに二度泣く
うち一匹は婚姻色の二尺級
泣いても足りない
風が出始めると
船を止めてしまう船頭に閉口する

後ろは悪名高き"Gorila-Imo"船頭

夕方も同じ展開
最後の最後に
船頭を頼らず自力でチビチャドーを抜きあげる
水橋カチヒロがかなりの大物を痛恨のバラシ
取っていたら90cm級?



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