Angling Net / ikasas ikuy's "talk to myself"



毎日更新(ウソつくな!)

1 dec. 2004 december

今日から
十二月だ
師走だ
極月だ
春待月だ
DECEMBERだ

師走の市場には寒さの中に暖かさがある

DECEMBERのdeca(デカ)は
10を意味する接頭辞だ
(2ヶ月ずれているため10番目の月の意味だ)
ふと思いついたのが「でかい」という日本語だ
もしや語源はこれ?
まさかとは思うが
ひょっとしたらという気がしないでもない

(以上「P'S DIARY 怪しうこそ物狂ほしけれ」より盗文)

う〜ん
日記を盗むなんて
なかなかお洒落な泥棒じゃないか‥‥‥


2 dec. 2004 underwater angler 1

ボクの釣りは齢四歳から始まる
甲子園浜のカレイ、キス、テンコチ
武庫川河口のハゼ、ウナギ
近所の池のフナ、コイ
そして
筏のかかり釣りのチヌ
どれもこれも底棲性のサカナばかりだ
実は
ここだけの話
本質的にボクはアンダーウォーターアングラーなのだ
つまり
我が家はアンダーウォーターアングラーの血筋だということだ
これは隠しようのない血統的事実であり
抑えようのない遺伝子背景なのだ
したがって
親、兄弟、親戚筋から見れば
水面釣師を装うボクのような輩は
佐々木家(杉山一族)の異端児にちがいない

きみのフロッギーなマスクが好きだ

そもそも
ルアーでバスを釣ったのがいけなかった
トップウォータープラッギングの魅力に完全に取り憑かれてしまった
以来
ナマズ、雷魚
ドライフライで釣れる渓流魚全般
スズキ
シイラ
メッキ、メバルなどなど
水面を割って出る魚に魅了されてしまった
気が付けば不治の病
トップウォーターシンドロームを発症していたのだ


3 dec. 2004 underwater angler 2

ところで
底釣師という血統背景からか
北海道のカジカが
眠っていた魂に火を着けたのか
この歳になって
恥ずかしながら「血」が騒ぎ始めている
アンダーウォーターアングラーの
熱き「血」が騒ぐのである
困った‥‥‥
この寒空の下で
いわゆる「根魚」を釣りたくなっているのだ

ここだけの話、これぐらい釣れるとうれしい

困った
困った‥‥‥
これは
抑えきれない本能の叫びなのだろうか


4 dec. 2004 camera


空前のカメラブームだ
といっても自分自身の中での話だが‥‥‥
欲しいカメラがふたつみっつある
まるで子供が玩具を欲しがるように欲しいのである

写真を撮ってどうするということはない
せいぜい釣った魚の写真をホームページに貼ったり
思い出に残る風景を写真に収めては
後日それを眺めつつ思い出に浸るぐらいのものだ

それに
ボクには写真を撮る技術も
カメラに関する知識も皆無である
まったくのド素人なのだ

それでもなお
写真を撮りたいと思うのはなぜだろう‥‥‥
それはたぶん
この先
未来永劫
出会うことのできないであろう素敵な風景や
まちがいなくこれが一期一会であろう場面を
切って
取って
持って
帰りたい
というわがままな願望を満たしたいからにちがいない

左:5代目CasioG-Shock20
右:3代目FujiFinePix150
FUJINON LENS 1=6.6mm 1:2.6(4代目FinePix150)

もし
ボクの脳味噌が山下清画伯のような構造で
一度見た風景をしっかり脳に焼き付けておくことができるなら
後日見たまま寸分違わぬ絵を描くことができるのだが‥‥‥
ざんねんながら
ボクはそんな能力は全く持ち合わせていない
だから
切り取って持ち帰りたい
切取持帰‥‥‥
切取持帰‥‥‥
そのためには「写真機」は必要不可欠なのだ

ボクにとってカメラとは
「健忘症防止装置」であり
写真とは
「健忘補助機能付き心象残像画」である


5 dec. 2004 history of the earth

季節はずれの颱風が発生し
夜半に激しい雨が降った
この日
関東地方では夏日(26.3℃)を記録したという
異常気象が続いている
地球は大丈夫なのだろうか

地球といえば
NHKスペシャル(録画)の「地球の歴史(タイトル推測)」を見た
隕石が宇宙の彼方から生命の材料を運んできて
バクテリアが発生して
海に生物が誕生するまでの話

生命の材料バクテリア

気が遠くなるような話だ
ああゆうのを見てると
ニンゲンの存在が実に小さく見えてくる
規律だのモラルだのと言っていることが馬鹿らしく思えてくる
民族や国家や社会や宗教がいったいなんなんだと言いたくなる
地球の歴史から見れば
ニンゲンの存在ほど矮小で危ういものはないというのに

最近のニッポンには気象予報士が現れて
「晴れ」だの「雨」だのとエラソに講釈を垂れている
そのくせ
「降る」か「降らない」かの単純な予報が当たる確率は
たったの50%なのだそうだ
こんな予報なら子供でも当てられるぞ
統計によると
4日に1日の割で雨が降るらしい
もしボクが気象予報士になったら
年がら年中「晴れ」の予報を言い続ける
そうすれば4日に3日は当たるわけだから
予報が当たる確率は間違いなく25%増の75%に跳ね上がる


6 dec. 2004 nihon-shu

何年も続けて日本酒の人気が下がっている。理由は、旨い酒と不味い酒の差が激しいからだ。その点、焼酎は不味くて飲めないというものもが少ない。つまり、今の日本の焼酎は質が安定している。これは愛飲家の老若男女によるアンケート結果だそうだ。
なるほど、それはたしかにうなずける。ボクは外で日本酒を飲むことはめったにない。理由はアンケートの結果が示す如く、不味い酒にあたる確率が極めて高いからだ。加賀鳶山廃純米超辛口を十段階の十として、半分の五以上の酒にあたることが少ないのである。巷で売られている銘柄の七〜八割が不味くて飲めないのである。
コメンテータは「日本酒酒造会社の怠慢」を指摘した。安易に醸造用アルコールを添加して日本酒の質を低下させたのが原因だと言う。たしかに的を射ている。しかし、それだけではない。最近は純米酒の中にも不味い酒が多いのだ。純米酒なら売れると勘違いしている酒造会社が多いのだ。値段の順番で言うと、安い方から純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒となる。したがって純米大吟醸だというと、それだけで旨いと思いこみがちである。しかし、それは違う。純米大吟醸に騙されてはイケナイ。

山名酒造の純米大吟醸酒
「未鑑定大吟醸 second label」

この秋、山名から出た大吟醸だ。ラベルが斜めに貼ってある。なぜだ。大吟醸セカンドラベルとはどういう意味だ。

以下、裏ラベルに記された内容‥‥‥

大吟醸未鑑定セカンドラベル
良質適価の大吟醸
奥丹波大吟醸のセカンドラベル(普及版)。大吟醸の最初の雫酒を品評会用に取り除いた後の部分で、もろみはゆっくりとふなしぼりにしております。監査にはかけていませんが、奥丹波と同じ酵母と最高級の酒米・山田錦を100%用いて、低温発酵させて特別丁寧に仕込んでいる点はまったく同じです。雫酒に比べると香りはやや軽めですが、味は落ち着いてしなやか。酒通におすすめする贅沢な隠し酒です。地元では「あの旨いやつ」「ええやつ」で名の通った隠れた銘酒。今秋特別に『未鑑定大吟醸セカンドラベル』として限定蔵出しいたします。尚、かすかに濁る場合がありますが、原酒そのままの味を生かすため無濾過で瓶詰めするためです。繊細な酒質ゆえ、冷蔵庫に保管の上、お早目にお召し上がりください。

なんだかおかしな日本語だが
じゃあ飲んでみよう‥‥‥と
飲んでみてびっくりした
なんだこれは!?
酒が口の中で暴れ回っている
香りはやや軽めですが、味は落ち着いてしなやか
ウソを言うな!
香りはきついし、味は甘くて思い切りくどいじゃないか!
料理の味を殺してしまうぞ!
どこが奥丹波だ!
とても飲めたものではない
ボクは一口飲んでいつもの霧島酒造の焼酎に切り替えた

ああ
山名よオマエもか‥‥‥
大吟醸の最初の雫酒を品評会用に取り除いた後の部分
だと‥‥‥
つまり残りカスじゃないか
日本酒はどろソースではないぞ
地元では「あの旨いやつ」「ええやつ」で名の通った隠れた銘酒
馬鹿なことを言うな!
恥を知れ
ああ
裏切られた
騙された

たしかに味覚は千差万別である。万人が美味いと思うものなどないことはわかる。それにつけてもだ‥‥‥


7 dec. 2004 surface maintenance equipment

ヱンドレス森下と阿波路島へ行く

Last Awajishimaの夕景 (Casio G-Bros20 1:2.8 f=4.6mm)

ガシラ+タチウオ+メバル
略して「ガタメ」釣りだ

第1ラウンド(昼ガシラ)‥‥‥2匹ずつ
こんなはずではないはずだが
ちょ〜っともあたらない
阿波路島のガシラは絶滅寸前なのか‥‥‥

第2ラウンド(夕タチウオ)‥‥‥寂蓮法師
こないだ
ラストタチウオやって寂蓮法師
そして今日もまた寂蓮法師
もうやんぺだ!

第3ラウンド=夜メバル‥‥‥ヱヱ感じ
今日は
水面直下に居るメバルだけにターゲットを絞る
そこで
秘密兵器登場
名付けて「水面弾(みなもだま)」

Muddy Waters "minamo-dama"
 sizeは3サイズ
  S=(2.5cm, 2.3g)
  M=(3.0cm, 3.5g)
  L=(3.5cm, 4.3g)

今回は前回とうってかわってベタ凪
ところどころでメバルらしきライズも見える
絶好の水面メバル日和だ
ラインの先に"minamo-dama"のSサイズを結び"
さらに2LBのハリスを約60cmとってハリを結ぶ
使用したハリはがまかつのトラウト用スプーンフック
ラインアイが大きいので老眼の人でも安心

ガマカツ57BLの10番(バーブレスフック)
「巻きアワセ対応!」と銘打ってある

セットして明るいところで浮かべてみると
"minamo-dama"は水面にぽっかりと浮いている
その後ろのワームはフックの重みでじわっと沈んでいく
沈下速度は非常に遅い
リールを少し巻くとワームは引っ張られてすぐに水面に浮いてくる
うむ‥‥‥ヱヱ感じ

投げてみる‥‥‥
無風状態で目測25mは楽勝で飛んでいる
1/32ozのジグヘッドで水面を維持するスピードの
約1/3のリトリーブスピードで巻いてもワームは水面直下を漂っている
うむ‥‥‥ヱヱ感じ

すぐにアタリが来た
予想以上に明快なアタリ‥‥‥即アワセ

"minamo-dama"Sが大きく見えるほどのちびメバル

アタリは頻繁にあるもののなかなか乗らない
だいたい7〜8発あたって1発乗る感じ
原因はフックの形状か
はたまたメバルの小ささか

やや沖目で爪楊枝サイズの小魚が群れているポイント発見
遠投して引いてくると
ほぼ10割の確率でバイトがある
しかし
釣れるのはこのサイズばかり

せめて15〜20cm級のライズなら‥‥‥

"minamo-dama"の検証
■長所
超々スローリトリーブで水面(あるいは水面直下)を維持できる
遠投が効くので沖目のライズにじゅうぶん対応できる
"minamo-dama"がティザー効果を生んでいる(希望的憶測)
■短所
魚を抜きあげるとき"minamo-dama"がテコになってバラシやすい
3時間の間に2〜3回"minamo-dama"の上のラインにフックが絡んだ
遠投はしやすいが近投のコントロールが極めてむずかしい

ああ
春が待ち遠しい


8 dec. 2004 and Kobe

昼飯は楠山の天麩羅のつもりが
気が付けば足が丸玉食堂へ向いていた
しゃあないなぁ‥‥‥もぉ
それにしてもだ
骨の周りのゼラチン質をせせりながら飲むビールは
だれが何と言おうと格別だ
いつもはローメンも注文するが今日は焼きそばだ
どろっとしているかしていないかだけのちがいで中身はおんなじだ
あれやこれやと買い物をして
bon-tonで珈琲を飲みながらスポーツ新聞をひろげる
しかし
野球を引退すると本当に読むところがない
野球&スポーツニュースだ
この店のウエートレスは不愛想で良い
「ごゆっくりどうぞー」などと
取っ手付けたようなマニュアルは言わない
「飲んだらさっさと帰れよ」というタイドがステキだ
モトコーセブンのオバタへ行ってみる
なんと1コ10ヱンの爪切りはもう売ってなかった
もう二度とこんな店には行かないぞ
「男&おしゃれ」のキリシマ理容店はいつも通り閑古鳥が鳴いている
JR元町から三宮まで目と鼻の先だが電車に乗ってみる
元町駅から東の方を見ると三宮駅が見える
乗車時間1〜2分で料金120円
車内はガラガラでゆったり座って移動できる

帰りに東急ハンズで小さなサンタクロースを買う
minamo-dama用の細い真鍮パイプを買う


9 dec. 2004 camera 2

こないだ買ったFujiのFinePixF455
小型軽量で非常に使いやすい
しかも画像がクリアで
非常に好みである
う〜ん
デジカメも進化したなぁ
室内の窓際に被写体をセットして
今あるカメラ3台で撮り比べてみる
(マクロ=約35cm、画像無加工)

Fuji FinePixF150

150万画素カメラにしてはマシな方だが、黒色が赤茶けて見える上にややシャープさに欠ける‥‥‥かな


Casio GV20

色は比較的忠実に出ているが全体にシャープさに欠ける
雨降りやフロータ釣りのときには活躍してもらわないといかんし、あまりモンクは言えないか


Fuji FinePixF455

最小サイズ(200万画素)で撮ったが、黒色も忠実に出ているしエッジが極めてシャープなので立体感がある
これを見てしまうとF150はもう使えないなぁ‥‥‥


被写体のRollei35Tも試したかったが
まだフィルムを入れてない‥‥‥


10 dec. 2004 angler's year-end party 2004

angler's year-end party
恒例の釣り人の忘年会だ

赤い夕日が大阪駅を染める(大阪駅北側 Fuji FinePix F455)

全国各地からアホな大人が大阪ミナミに集まってくる
高速バスに乗って
新幹線に乗って
そして
飛行機に乗ってやってくる
その数おおよそ40名
決してヒマな人ばかりではないはずだ

全員が
ほぼ同時に
口々にこの一年を語り
釣りを語る

その様子を
少し遅れてきたjamオカモトは

会場はもう
そらーもう
釣り人なのかなんなのか
よーわからんけど
めちゃくちゃ人多いですやん!
スターウォーズに出てくる
酒場かと思ったやん
一瞬

と表現した


左:ぞんびまさと、右:ヱンドレス森下
合計590aq‥‥‥おそらく世界一アホな会話

そして
楽しい時間はあっというまに過ぎ
円は閉じられる

締めはこれだ



また来年
どこかで会おう
どこかで逢おう
どこかで遭おう


11 dec. 2004 rollei 35t

昨日
釣り人の忘年会の前に
ウメダのヨドバジカメラへローライを持っていって
「これに合う電池ちょうだい」
と言うと
若い女の店員がでてきて
「これに合う電池は無いぞ」
「え!?」
「そもそも外国の電池なんか置いてるもんか」
「じゃどうしたらいいのよ、このカメラ使えないの?」
「アダプタを介してニッポン製の電池を使え」
「じゃそのアダプタちょうだい」
「言っておくが高いぞ」
「高くてもいいです」

あっさり売ってくれたのだが
なんじゃこりゃ
おろなみんしーというか
りぽびたんでーというか
栄養ドリンクのフタの孫みたいなモノだった
こんなのが2400円もするのか‥‥‥
さっそく
コニシさんに
「電池いれてよ」
とお願いすると
「ワシが入れまんのか」
「ここえらい暗いな」
「ローガン家に忘れてきたわぃ」
「あり?」
「露出計動いてまんがな」
「これ電池入ってるんちゃいまんのか」
「露出計は買ぉたときから動いてましたで」
「それはよ言いなはれ」
結局
電池は最初から入っていたのだった

家に帰ってから
くらげさんに教えてもろた
ローライ35ファンのページ見ながら
フィルム引っ張りすぎて端っこがちょっとちんぎれたりしながら
なんとかフィルム装填完了!
普段のボクなら
こんな邪魔くさいカメラ
とおに投げてるところだが
なぜか今回は真剣に執着している
執着するということは愛着があるということだ
なにしろこのデザイン
目に入れても痛くないほどカワイイのだ


12 dec. 2004 silver catfish

釣り人の忘年会のとき
DOZさんにいただいた銀ナマだ
つい先日も銀の指輪を2コもらったとこだ
ほんまにすんまへんなぁ‥‥‥
それにしてもこの銀ナマ
めちゃくちゃ美しい

オマケに
天眼鏡がないと良く読めないが
"@ngling net"の刻印入りだ
めちゃくちゃ素晴らしい

こうゆうのは似合わないと自分で思っていたが
首に下げてみると
ずしっと
銀の重みで首が引き締まる感じだ
とてもいい
とてもいい
これを首にしてナマズをやればまちがいなく釣れる
ナマズ釣りの必須アイテムだ

ookini-verymuch doz ochiai !


13 dec. 2004 last sen-nan

ああ
魚釣りはなんとムズカシイのだろう‥‥‥

世界に繋がる長い橋

■第1ラウンド
昼すぎから夕方まで
加太〜泉南岬町でガシラ釣り
ゴロタ浜をゴロゴロ釣ったが
アタリの「ア」の字も
ガシラの「ガ」の字もない
昔よく釣れた泉南のガシラは
絶滅したようだ

■第2ラウンド
夕刻から日没まで
空港島の明かりを眺めながら
タチウオ釣り

漆黒の海にぽっかり浮かぶ空港島の明かり

黒い海に向かって
バイブレーションプラグをビシバシ投げたが
アタリの「ア」の字も
タチウオの「タ」の字もない
昔よく釣れた泉南のタチウオは
絶滅したようだ

■第3ラウンド
とっぷりと日が暮れて
メバル釣り
minamo-damaで水面を引くと
ゴボッ!
バシャ!
出るのはセイゴばっかり
しかたがないので1/16ozジグヘッドで沈めると
‥‥‥やっぱりセイゴばっかり
釣っては逃がし
逃がしては釣り

釣れるサイズは15cmから∞
ただし2lbなので取り込みに限界がある

浮き桟橋の下から60cmぐらいの魚影が現れたかと思うと
ワームを「すぽっ」と吸い込んだ
アゴがしゃくれている
スズキと呼べるスズキだ!
まちがいない!
あわせようかどうしようか迷っていると
「ぺっ」と吐き出した

さらに沈めるとやっとメバルのアタリ
メバルの活性が低いのか
表層をセイゴに席巻されているのか
メバルは極端に深い
釣れるサイズはバラバラだ
10cm前後の淡路島サイズからお持ち帰りサイズまで

ほぼ底近くまで沈めて‥‥‥久しぶりの21cm

中層以下まで沈めるとメバルが食う
サイズも悪くない
こんなやつが
表層で凹凹釣れたら何も言うことはないのだが
煮付け用に3匹だけ持って帰る

釣りの合間に
Rollei35Tで海岸の風景を撮影する
どうか
写ってますように‥‥‥


14 dec. 2004 dust my broom part 1

今日はルアーの整理だ
年に一度の大仕事だ
これをやってしまわないでは年が越せない

まず
あちこちに散乱しているルアーボックス
オカバコ7個
プラノ3個
フェンウィック
アムコ
メーホーなどなど
大小あわせて約30個を一カ所に集合させる

開けてみると‥‥‥
なにがなにやら
GT用のビッグプラグから渓流用の極小ミノーまで
めちゃくちゃに収納されている
釣りに行くたびにバラバラになるのだ

あ!
長い間探してたRayTuneがこんなところに‥‥‥
あれ?
こんなルアー持ってかなぁ‥‥‥
およよ!
ノリーズスペシャル!
わはは〜なぁつかしぁなぁ‥‥‥

これらを
あーでもないこーでもないと
種類別、用途別に分類して収納しなおすのに
たっぷり3時間を要した
コシが痛くなる作業だ

ルアー釣りを始めた頃‥‥‥
手持ちのルアーは
プラノの3段式のボックスにすべて収まっていて
釣りに行く日も行かない日も
ひとつひとつ手にとっては
傷の付き具合や魚の歯形を確かめては
日がな
開けたり閉めたり
開けたり閉めたり

いま
こうやって眺めてみると
必要でないルアーの方がはるかに多い
買ったままパッケージも開けていないものや
まだいっぺんも投げていないルアーもたくさんある
多分もう一生使わないルアーばかりだ
ああ
なんと無駄な釣り人生であることか


やっとかたづいたと思ったら
ありゃりゃ
またルアーボックスが1個でてきた‥‥‥


15 dec. 2004 syouchu nouveau

少し時機を逸したが‥‥‥
猫も杓子も
ボジョレヌーボだと言う
なにがそんなに悲しいのだろうというぐらい
だれもかれもがボジョレヌーボだと言うのである
そんなものただの青臭い未成熟なワインじゃないか
なにをそんなに有り難がっているのだと
ボクは言うのである

Beaujolais Nouveau‥‥‥フランス語らしい
Nouveau は New のことらしい

近頃は
焼酎までがヌーボーだと言う
ただのできたての焼酎のくせに
ヌーボーもなにもあったものかと
ボクは思うのである

日本酒なら新酒
焼酎なら新酎でいいんじゃないか



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