Angling Net / ikasas ikuy's "talk to myself"



毎日更新(ウソつくな!)

1 feb. 2005 fickle

二月だ
今季最大級の寒波が来襲している
寒いというより
痛い

自己分析をすると
ボクは
とっかかりはいい方だが飽き性である
熱しやすく冷めやすい
だいたい
根気よく同じことを続けるには
ボクには根気がなさすぎる

魚釣りそのものは
自我が目覚める以前から続いている唯一の趣味だが
思い起こせば
同じ魚を追い続けることはなかった
熱狂的に釣りに行くが突然潮が引くようにやめてしまう
ヘラブナ
チヌ
アマゴ(毛鉤)
スズキ
最近ではメバル
あれほど面白かったのに
急にどうでもよくなってしまう

そういう意味ではバスは違うかもしれない
行く回数も釣る数も
最盛期に比べると格段に落ちたけれど
気持ちは冷めていない
最近は
肩身の狭い釣りになってきているけれど
それでもバス釣りをやめようとは思わない
理由はよくわからない
たぶん
他の釣りとは
面白さの本質が違うような気がする

今日みたいな
地面が凍てつく寒い日に
ふと
のんびりバスプラグを操るシーンを思い浮かべると
自然と気持ちが暖かくなる
突然起こる水柱の炸裂を思い浮かべると
喩えようのないうずうずとした気持ちになるから面白い
ああ
バス釣りに行きたい


2 feb. 2005 me and the devil blues

ロバートジョンソンの話が漫画になっていると聞いて
アマゾンで買ってみる

ボクはロバートジョンソンの生い立ちをよく知っているので
特に「なるほどそうだったのか」という部分もなく
なんの感慨もないまま読み終えたのだが
もしこれを
ロバートジョンソンもブルースも知らない人が見たら(読んだら)
どんな風に思うのだろう‥‥‥とふと思った
あした修行場に持っていって
だれかに読んでもらって感想を聞いてみよう
そうしよう
そうしよう

今日の出来事
★キリンチャレンジカップ
 日本代表 3-0 シリア代表
★マル十のベェコンは通販でも買える
 http://www.kobe-brand.jp/shohinnichirann.htm

3 feb. 2005 488324

表の看板を見ると488324になっていた
あと11676で500000だ

since1996.11.4だから8年3ヶ月だ
8年3ヶ月ということは3012日だ
500000になったらやめる予定だったが
やめるのはやめて
すこしカタチをかえてみることにた
とりあえず1000000までやろうと思ったが
もうあと3000日かかるのかと思うと
やっぱり1000000までやるのはやめにした


4 feb. 2005 color reversal film 2

楽しみにしていたカラリバサルフィルムが出来上がったので
修行帰りに逆瀬川の写真屋へ受け取りに行く
なんと店は閉まっている‥‥‥
むかいの饅頭屋のおっさんに聞くと
「10時半ごろに開くと思いまっせ」
というので
時間つぶしにいつもの名前は言えない喫茶店に行くと
入り口にヤクザのベンツが路上駐車してある
仕方がないので別の店へ行く
11時前
再び写真屋へ行くと開いていた
この店には不釣り合いなほどきれいなお姉さんが出てきて
ちからいっぱい不愛想にこう言った
「失敗してるみたいです」
「しっ、失敗てどゆこと?」
きれいなおねえさんはさも邪魔くさそうにこう言った
「ちゃんと写ってないんです」
「ゐ〜〜〜〜〜っ!」
フィルムを見るとえらい黒い
「うわ!真っ黒やん」
一見何も写っていないようで
よく見るとうっすらと影のようなものが写っている
きれいなお姉さんは投げやりな口調で
「原因はそこに書いてあります」
「ゐ!‥‥‥なになに‥‥‥極端な露光不足」
どぉゆことぉ?
どぉゆことぉ?
どぉゆことぉ?
きれいなお姉さんはもう退屈でしかたがないという声で
「860円です」

青い空に白い雲
そして光り輝く深紅のポートタワー‥‥‥のはずが
なんじゃこりゃ
まっ黒けやがなもぉ
黒砂糖のかりん糖やがなもぉ
イモリの黒焼きやがなもぉ

photoshop5.5を駆使して
必死のpatchで補正しまくったけど‥‥‥アカン
かろうじて
写っているのがイモリの黒焼きではなく
ポートタワーだということがわかるけれど
これ以上どうにもならへん
36まいともぜんぶいっしょや‥‥‥
オーマイガーはパイクの仲間や
普通のネガフィルムで撮ったらちゃんと写るのに‥‥‥
ボクはいま
パソコンの前で
溢れる涙を吹こうともせず
茫然自失で居ます


5 feb. 2005 color reversal film 3

Rollei35Tに新しいISO100のフィルムを入れて
心機一転出直そうと‥‥‥思いつつ
ふと失敗したカラリバサルフィルムを見ると
一枚だけ色が付いてるコマがある
なんやこれ
キャベツ鍋屋の赤い看板や
もしかしたら写ってるんちゃうか‥‥‥これ
念のためスキャンしてみたら
おお!

ピントは甘いけど
ちゃんと写っとるがな
これやったら十分やがな
この一枚
たしか環状線の鶴橋駅で降りてもんじゃ焼き屋へ行く前に
高架下から千日前通りを撮ったやつや‥‥‥
写っとぉる‥‥‥
つまり
36枚のうち
1枚だけ露光不足ではない‥‥‥ちゅうことやねこれ
このとき
露出計どないなっとったんやろ?
たぶんガード下で暗かったから
おもいきり露出開いとったんやろなぁ‥‥‥
ぜんぜん覚えてへんけど


6 feb. 2005 vega

猿が万歳をしているように見えるが
うちの猫(Vega)である
最近はよくこの格好で
ホットカーペットの上で寝ている

熟睡しているところを一枚撮る

四肢を一直線の伸ばして仰向けである

気配に気づいて目を覚ましたが
起きる気配はなく
そのまま二度寝にかかる

まるで人間のように
両下肢は一直線に伸ばしたままである
無防備というか
警戒心など微塵もない
まったくパパラギな猫である

奥に見えるのはLammtarraで
こっちはまだ野生の心が残っているのか
丸くうずくまって寝る
たとえ飼い猫であっても
ライオンハートを忘れてはイケナイ


7 feb. 2005 appearance

我が母なる川「武庫川」に
大型工作機械が何十台もはまっていた
例によって川底をほじくっているのだ
役人たちは
どうしても年度末までに集めた税金を使い果たしたいらしい
でないと
今年度の予算が適正でなかったと叩かれる上に
次年度の予算を今年度以下にされてしまうからだ
この武庫川の惨状を
Rollei35Tで撮ろうと思ったのだが
クルマ停めるスペースがなかったので断念する

詳しいことは分からないが
嫁が何かの届出書を出しに行かねばならないというので
とある地方自治体のお役所まで付き合う

建物からしていかにも融通の利かなさそうなお役所の庁舎

昼過ぎ
お役所の近くにうまい寿司屋があるぞというので
だまされたと思って行ってみる
なかなかきれいな店構えで
たしかにうまかった

しかし
考えてみれば
いつもこれ以上安い寿司屋はないというぐらいの
とんでもなく安い寿司屋ばかり行っているので
特にいいねたを使っているわけでもない普通の寿司でさえ
うまいと感じたにちがいない
ああ
人間の舌はこうも容易く飼い慣らされるのだ
これもある種
知恵の悲しみなのだろうか

このところ
ラムタラの様子がオカシイ
猫トイレに頻繁に入るし所要時間もやたら長い
嫁が心配してナカタ動物病院に連れて行く
診断結果は「膀胱炎」
注射をうたれてクスリをもらってきた
治療費10800円
ああ
もっとうまい寿司が食えたのになぁ


8 feb. 2005 Lammtarra Sasaki

病院から帰ってきたラムタラは
食欲はあるものの
やはりネコトイレに入ったきり出てこない
「明日も症状が変わらなかったら連れてきてください」
ということなので
クスリを飲ませながら一晩様子を見ることにする

もらってきたクスリの袋には
フルネームで佐々木ラムタラと書かれている

一夜明けると
注射とクスリが効いたのかラムタラは元気になっていた
トイレも頻繁に行かなくなったし
トイレに入っても用を済ますとすぐに出てくる
昼間は気持ちよさそうに寝ている
回復したみたいや

心配したネコ科のぴちぴちさんが
BBSで「ペット保険」というのがあることを教えてくれた
ペットの終身保険やて
ネコも保険に入る時代なんやなぁ‥‥‥


9 feb. 2005 Santos Alessandro

2006ワールドカップ・アジア最終予選
楽勝と思っていたら
朝鮮民主主義人民共和国は
想像以上にちゃんとしたチームだった
1点取ったあと
ニッポンは攻めあぐねていた
攻める意志が見えたのは
ボクの目にはサントスだけだった

まさか1点を守ろうとしたわけではないだろうが
ノロノロとしたパス回しに終始していた
いわゆる「だるいサッカー」をやり始めた
その結果
相手のリズムがよくなった
逆に攻めまくられて同点にされた
後半の後半
点の取れるFWが出てきて
なんとかロスタイムに振り切った
4-0なんて予想はとんでもない大間違いだった
疲れた
去年の夏から指折り数えて待ちわびたこの日
ボクは疲れ果てた
来月のイラン戦にサントスはいない
さて
ジーコはだれに左サイドを任せるのだろう‥‥‥
第二のスギヤマは現れるのだろうか


10 feb. 2005 Indonesian Kiriko

インドネシア製の小さなカットグラスを買った
上部はチューリップのように美しく開き
飲み口のあたりに葉っぱの模様が刻まれている
底部は九面カットの切り子だ
途中で少し膨らんで
底へ向かってぎゅっと窄んでいる
なんとも優しい
なんとも美しいデザインだ

Made in Indonesia に
冷えたプーアル茶を入れてみる
‥‥‥美しい

てのひらで包むと
全体がすっぽりと納まる大きさ
なんてかわいいインドネシアングラスだろう

インドネシアといえば
大津波や内紛などで渦中の国だが
こういうモノが作れる立派な国だったのだ
しかも
これが2つで210ヱンなのだから
驚くしかない‥‥‥

よし
ボクは
このグラスでドライマティーニを飲もう
そうしよう
そうしよう

イングランドとフランスが激突する

ドライジン3/4
ベルモット1/4でステアする
おっと
マティーニは
逆三角形で足つきの
カクテルグラスでなければイケナイ
‥‥‥などと
無粋なことを言ってはイケナイ
「飲むのは俺だ!」
好きなモノを
好きな器で飲ればいいのだ


11 feb. 2005 founding of a country

建国記念日
昭和41年に追加された国民の祝日らしい
そういえば
ボクが小学校の頃はこんな休日はなかった
中学になってからだ
2/11がなぜ建国の日かについては
はなはだ出鱈目な明治時代の計算に基づくらしい
日本共産党はこれに反対しているらしい
ボクは
今日が建国記念日ならそれでいいし
それがダメだというならそれでもいい
どっちもどっちだし
まったくくだらない

朝から
開高健の絶筆「珠玉」を繰り返し読む
ここだなと思うところを何度も繰り返し読んだのだが
残念ながらなにも伝わってこなかった
大作家は自らの死を目前にして
なにかを残そうとしたに違いない
しかし
それがなにかはボクには分からなかった
これが絶筆なので「あとがき」もなにもないのだが
どこのどなたかは知らないが
巻末で「珠玉」について解説しておられる
それを読んでわかったことは
この解説者は
ボク以上に開高健を分かっていないな
ということだった


12 feb. 2005 kaikou takeshi

午前中
開高健の「ピカソはほんまに天才か」を読む
読んでいてひどく退屈してしまった
タイトルが面白いから中身も面白いということは
必ずしもないということだ
まったく
無駄なお金と
無駄な時間を費やしてしまった‥‥‥と
苦々しく本を閉じたのだが
こういうこともあるということを知ったぶんだけでも
儲けじゃないかと考え直すことにした

午後
昔ボクが少年だった頃
プレイボーイという雑誌があって(今もあるのか)
その中に
「風に訊け」という質問回答コーナーがあった
読者の質問に開高健が答えるのだが
久しぶりに取り出して読むとはなく読んでみると
これがなかなか面白いのである
開高健が今のボクぐらいの年齢の時に
十代、二十代の若者の悩みや疑問に答えるのだが
あまりの面白さに
声を立てて笑ってしまった

大作家開高健は売れっ子作家だったので
いろんな雑誌にチョイチョイと書いているのだが
それが後から出版社のゼニ儲けのために一冊の本になる
いわゆるエッセイ集や対談集のようなものだ
しかし
如何に大作家といえども
気の乗らない仕事もあっただろうし
やりたくない執筆も多くあったにちがいない
その逆に
身を乗り出して取り組んだ仕事もあっただろう
思うに
「ピカソはほんまに天才か」は前者で
「風に訊け」は後者であったと思う


13 feb. 2005 kaze ni kike

「風に訊け」のことを書くと
彦根のナカガワ氏が
自分も当時リアルタイムに読んでいた
だからオマエと同年代だ
ガックリキタ‥‥‥

とある掲示板に記されていた
たしかに
(ほぼ)同年代だし
ガックリ来るのは一向にかまわないのだが
ボクはリアルタイムに読んでいたわけではないので
(プレイボーイ誌の愛読者ではなかったという意味)
残念ながら
同じ時空間を共有していたのではないので
どうぞご安心くだされナカガワさん

またも暇に任せて「風に訊け」を読むとはなく読んでいると
読者からの鋭い投稿をみつけた

大兄は誌上で「くだらない作品は書かない、くだらない本は出版しない」との決意を披瀝しています。確かに大兄の作品(小説)は戦後第一級の文学であり、空間・時間を超えた普遍性を獲得しています。(中略)しかし、大兄のエッセイは、内容のつまりたるゆえにやや重いキライがあり、読み物にいたってはこれを出版する価値があるとは信じられません。某流行作家の如き、生活のすべてが活字になるというような文筆をしてほしくないという、老婆心が頭をもたげます。ましてこの雑誌の連載(風に訊け)は縁起の悪いことでは定評があり、水泳中に心筋梗塞などというニュースが飛びこまぬよう、祈ってやみません。
(東京都文京区TS医師30歳)

これに対して開高健は

ご忠告ありがとう。本当にありがとう。この雑誌の編集者も、朝日新聞社、週刊朝日の編集部も、文藝春秋も、新潮社も、その他たくさんの出版社、編集者、デスク、編集長も、みんな私を使うこと、利用することだけしか考えていないと思われる節があるが、それは私のヒガミかもしれないけれども、つねにそう思えるんであるけれども、君だけが本当の私のことを憂えてくれている人らしい。
もっとも、私の小説と、エッセイ、読み物についての君の評価と判断は、それはそれとしてありがたくうかがっておくけれども、読者によっては別の評価と判断もあって、私としては私の書きたいこと、書かねばならないことを書くしかない。そういうもんじゃないか。
(中略)君の心遣いにはたいへん感謝します。いや、これは本当に感謝しているんだ。君のように私を思ってくれるのは、この編集部には一人もいない‥‥‥(んじゃないかと、私は密かに疑っているんだ)。

実に的を射た投稿であり
またその答えである
たしかに
「風に訊け」の大部分は
取るに足らない下らない質問と
的外れなどうでもいい回答が多いのだが
これは「大作家開高健」に宛てた忠告としては
極めて秀逸である


読書の邪魔をするヴェガ

思うに
開高健はこの仕事(風に訊け)を
「私を利用することしか考えていない」と言いつつ
大いに楽しんでいたのではないかと思料する
つまり
ことばの端々に
生き生きとした息づかいと
ニヤニヤした表情が読みとれる
これは他のいろんなエッセイには見られない


14 feb. 2005 amore abela

セントバレンタインディ
毎年々々
馬鹿々々しいのでコメントは控える

昼過ぎ
久しぶりに
宝塚南口の住宅街のど真ん中にある
アモーレ・アベーラへ行く
長いあいだ人気を保っている店だけあって
昼を過ぎても客は切れない
もちろん味は文句無しだ

いつも食べる前に撮ろうと思うが
料理が来るとつい写真のことを忘れてしまう

後から斜め横の隣の席についた中年男女の3人組
食事中の会話を楽しむのはいいけれど
よっぽど体の具合が悪いのだろう
病気とクスリのハナシに終始している
耳に戸はたてられないので嫌でも聞こえてくる
せっかくの料理が台無しではないか


15 feb. 2005 bass, ranmen, and namazu

小雨がそぼ降るなか
東播へバス&ナマズ釣りにいく
バスは久しぶりに加西へ
春先に釣れそうな池を5カ所ほど選んで回る

小雨が水面を叩いていい雰囲気の「川上池」
出っ張りからキャストするのはヱンドレス森下


ヒシモの残骸が顔を出している「最後の砦池」

一発ぐらい出てもよさそうなものだが
一発もでないところが現実の厳しいところだ
ボクがバスなら
ウソでも一発くらい出てやるのだけれど‥‥‥

腹が減ったのでらんめんへ

ふたくちほど食べてから、あ!写真、写真‥‥‥

日が暮れてから
小野の鯰川へナマズ釣りに
やや渇水気味の鯰川は
風もなく絶好のコンディション
雨が合羽の背中を叩く
リールを包む手の感覚がなくなる
真っ白な吐息で目の前が見えなくなる

一発ぐらい出てもよさそうなものだが
一発もでないところが現実の厳しいところだ
ボクがナマズなら
ウソでも一発くらい出てやるのだけれど‥‥‥

そんなわけで
今季初釣りは無惨な結果に終わった
しかし
こんなもんだ
思惑通りに運ばないのが現実だ
嘆くまい
嘆くまい


16 feb. 2005 dentist

歯がグラグラして
歯茎が腫れて
硬いものが食えなくなった
口の中全体が痛い
辛抱堪らず歯医者に行くと
「はははぁこら歯槽膿漏でんなぁ」
「ゐ〜!治るんですか?」
「へえ治りまっせ」
「ほんまですか?」
「でゃじょうぶでゃじょうぶワタスにまかすておきなせぃ」
ほんまに大丈夫かなこの歯医者
「はいあ〜んして」
口を開けるなり麻酔銃を数発ブチ込まれて
ギュンギュンギュン
ガリガリガリ
ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ
ゴリゴリゴリ
歯に大穴開けられて
口の中が血だらけになった
「はいおしまい」
‥‥‥
おっ
治っとるがな


17 feb. 2005 ai・chikyuhaku

expo 2005 aichi japan



もうじきはじまるというのに
大阪近辺ではぜんぜん盛り上がってない
地元は盛り上がってるのかなぁ‥‥‥
名古屋
今年から行く理由がひとつ減ったしなぁ
久しぶりに
美味い味噌カツでも食いに行くかな‥‥‥


18 feb. 2005 deentist expert continues

今日も歯医者へ行く
歯茎の腫れは治まって
痛みもすっかり消滅した
どうやら治癒に向かっているらしい

「ついでやさかい歯石取りまひょか」
ゆうて
ギュンギュンギュン
ガリガリガリ
ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ・ダ
ゴリゴリゴリ
「痛いがなセンセー」
「あり?この歯穴開いてまんなー」
「ゑ〜〜〜!」
新たな虫歯を発見される
さらに
「あり?こっちも危ないなー」
「ゐ〜〜〜!」
「こらしばらく通てもらわんなんなー」
というわけで
歯医者通いは続く‥‥‥


19 feb. 2005 BBS

とうとう茶碗屋はだんまりを決め込んだ
しかも
なぜか@ngling net BBSだけアクセス悪い
あ!
これは制裁処置やな
それならこっちも経済援助をやめよう
‥‥‥というわけで
あれこれ十カ所ほど探し回った結果
今日から
ZEROのBBSだ

ゼロといえばちょっと前
随分お世話になったレンタルサーバ屋だが
こんどのBBSはなかなか洒落ている
無料のクセに広告は小さいし
おまけに画像貼り付け昨日やHTMLタグが自由に使える
カスタマイズも自由に出来る
モンダイはtu-kaから書き込めないのと
ときどき「サーバが混雑してます」というぐらいだ

タダだから仕方がない


20 feb. 2005 topper in thailand 4

明日から月末までタイだ
この2年間で
早くも4回目のタイ釣行になる
なにがそんなに面白いのか‥‥‥
じぶんでもよくわからない
とにかく
あそこへ行って
汗をぼたぼた垂らしながらルアーを投げたい
ただそれだけだ
釣れても釣れなくても
そんなことはモンダイではない
あの熱帯のモワ〜ンとした空気の中で
へとへとになるまでルアーを投げたい
ただそれだけだ


21 feb. 2005 Topper in Nakhon Sawan 1/7


9時20分発
シンガポールエアSQ973便でタイへ

13時55分
ドンムアン国際空港着
気温35℃
酷暑

シゲちゃんに出迎えられる
先着組のD、H&N各氏と合流
一路ナコンサワンへ
夕刻
釣具屋へ寄ったり
MKでタイスキを食べたり
楽しい時間を過ごす


22 feb. 2005 Topper in Nakhon Sawan 2/7

早朝
シゲちゃんのハンヤウで
Bueng Borapetへ釣りに出る
昼前までやって22バイト
前回(二年前)比べると格段に活性が高い
ただし
キャッチしたのは小型のプラシャドー3匹と
プラカスープ1匹のみ

それにしても
カスープ(1.2kg)のファイトは素晴らしい
今回はプラシャドーはオマケなので
カスープはとても嬉しい

同船のD氏
ハンヤウ上でバランスを崩し
Bueng Borapetに落水


Bueng Borapetの水族館へ行く
近くの池上レストランで焼きプラチョンを食べる
極めてうまい

夕方
シゲちゃんのエンジンボートで
ナン川を下るがノーバイト
障害物が多くむずかしい


23 feb. 2005 Topper in Nakhon Sawan 3/7

遅い朝
ナン川でルアーをあれこれ投げてみる
岸際では頻繁に捕食音が聞こえるが
ノーバイト

昼前
近くを散歩する
オープンエアのめし屋でペプシを飲みつつ
とんちんかんなタイ語で話をしていると
突然
めし屋のきれいなお姉さんがバイクに乗れと言う
ドライブかと思ったら
ゲストハウスまで送ってくれた
なんども振り落とされそうになりながら帰り着く

夕方
Bueng Borapetに出る
9バイト
小さなプラカスープが一匹釣れる
プラシャドーは相変わらずよく出るが乗らない
乗ったらすぐにばれる
シャドーはむずかしい‥‥‥


24 feb. 2005 Topper in Nakhon Sawan 4/7


しげちゃんのゲストハウスの前の筏で
吸い込みをやる
タイで初めてやるエサ釣り
3本出した竿にアタリが頻繁にある
次々にいろんな魚が釣れる
ジャイアントグラミー
プラサンガワ
プラカマン
プラカヘー
そして
今回の目標魚のひとつ
プラサワイが釣れる

強烈な引きを見せる
ネットが近くになかったので
筏の上に寝転がってハンドランディングする
シゲちゃんはBueng Borapetに出撃していたので
ノックさんを探して写真を撮ってもらう


ナン川でフライフィッシングをやる
ドライフライにプラペープクワイが釣れる
ニンフフライにプラカヘーが釣れる

夕方
Bueng Borapetへ出る
7バイト
1プラシャドー

すでに全身が筋肉痛になっている
暑さで胃がやられて食事がのどを通らなくなっている
釣り場から帰る途中
立ちくらみを起こししゃがみ込む
体力の限界を感じる

H&N氏帰国する


25 feb. 2005 Topper in Nakhon Sawan 5/7

遅い朝
前日のエサ釣りに味をしめ
またも筏で吸い込みをやるが
プラサンガワ
プラカヘー
プラカマンなど小物のみ
柳の下にプラサワイは二匹いない


ゲストハウスの前の国道を
シゲちゃんの自転車で散歩していると
突然犬に襲われる
右足首を噛まれ血が出る
狂犬病の恐れがあるのでノックさんに確認してもらう
二軒隣の飼い犬(予防注射済みらしい)と判明
念のため祈祷師に呪文を駆けてもらう

夕刻
シャドー釣師D氏帰国する


ナン川の筏で夜釣り
目標魚のひとつプラテポーを狙う
日が暮れると蚊の猛襲
バグプルーフアノラックのおかげでなんとか防げる
夜の10時まで粘ったが
アタリは全くなく
ボーズに終わる


26 feb. 2005 Topper in Nakhon Sawan 6/7

早朝
サンダル親父のエンジンボートで
チャオピヤ川本流へ出る
オンリーレイチューンミノー
下流の導流堤のあるポイントで
プラカスープが立て続けに二匹釣れる
さらに8時過ぎ
今回最大の目標魚プラビヤウが釣れる

やや小振りだが
さすがに川の虎と呼ばれるプラビヤウ(牙ナマズ)
白銀に輝く見事な魚体に大いに満足する

ボートでピン川を釣り上がる
陸っぱりのプラビヤウ釣り人をたくさん見る
と突然
サンダル親父のエンジンが壊れる


連絡船乗り場の屋根付き乗り場で休憩がてら
フライを投げて遊ぶ
シゲちゃんが木登り魚を釣る
小さなプラーシウが釣れる
上陸して町中でバーミーナームを食べる
麺類ならなんとかのどを通る

エンジンが復活しないので
手漕ぎボート状態で日暮れまでやる
ナン川とピン川の合流付近で
ビヤウらしきアタリが一回あったのみ
すでに目標を達成しているので気合い入らず


27 feb. 2005 Topper in Nakhon Sawan 6/7

最終日の朝
プラチョン狙いでBueng Borapetの花道へ出る
二投目から水面炸裂
良型のプラチョンかと思ったが
寸でのところでフックオフ
シャドーだったかチョンだったか定かでない
ボクにはシャドーに見えたが
シゲちゃんはチョンではないかと言う

その後も蓮畑の周辺でバイトが続くが
釣れるのは小型シャドーのみ

その後
ややオープンなエリアで
金色のダブルスィッシャーに強烈なバイト
捕食音からして50cm級のカスープにちがいない
しかし
グイグイと藻の中に潜られてフックオフ
是非とも釣り上げたかった一匹
前日のプラビヤウが効いているのか
どうも気合い入らず

昼過ぎ
帰国の時間が迫る
帰る前に
プラモー(木登り魚)を釣っておきたかったので
時間を気にしつつ
フライタックルを担いでナン川へ降りる
岸際の水草の影へドライフライを落とすと
いきなり木登り魚が浮いてきてパクリ
まるでブルーギルのように簡単に6匹釣れる
満足
満足


今回の釣行は
ボクのわがままと
シゲちゃんの尽力で
イメージ通りの釣りができた
いや
素晴らしい
おおきに
おおきに
ありがとう
コックプンカップ・シゲ

夕刻
大満足の内に帰国の途に着く
あっという間の一週間
気が付くとまた
ボクはいつもの現実に引き戻されていく‥‥‥


28 feb. 2005 last dentist

向こうを出るときは30度を軽く超えていたのに
大阪の朝の気温5℃
なんと寒い国だ!
帰国してすぐに歯医者へ行く
下の前歯の虫歯と上の歯の歯石取りだ
ギュンギュンギュン
ガリガリガリ
ダ・ダ・ダ・ダ
ゴリゴリゴリ
「痛いがなセンセー」
「しんぼーしなはれ」
ギュンギュンギュン
ガリガリガリ
ダ・ダ・ダ・ダ
ゴリゴリゴリ
「堪忍してーなセンセー」
「がまんしなはれ」

「はいおしまい」
「ほ」
とりあえず
これで完了らしい
帰り道
ドブにツバをはいたら真っ赤っかやがなもぉ



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