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1 may 2006 (mon) tapestry

神戸元町で見つけたインド綿のクロス
タピストリーがわりに部屋の壁に貼ってみたが
4m×2mもある巨大な布はどうにも締まりがない
そこではさみで切って額縁に入れてみた

おお
なかなかいいカンジだ
部屋がぐっと引き締まったカンジになった

いままで
石膏ボードの壁にはこんな重い額縁は掛けられないと思っていたが
クギ1本で(正確には3本)掛けられることを知った
それにしても
すごいアイデアではないか


2 may 2006 (tue) windy and warm

修行明け
ヱンさんといい
ゾンさんといい
ガチャコさんといい
だれもボクのナマズ釣りにつき合ってくれない
野暮用だったり、修行だったり、犬に噛まれたりして
だれもボクのナマズ釣りにつき合ってくれないのである

桜が散り始めた先月中頃のボクの鯰川のゴールデンタイム

仕方がないので独りで行こうと思ったが
このなま暖かい強風はどうだ
ときおり突風が吹いてまっすぐ歩けないぐらいだ
空は厚い雲におおわれて今にも雨が降り出しそうだ
雨の日のナマズ釣りも悪くはないが
それは梅雨になってからの話だ
明日からまた連休で高速道路も混んでいるにちがいない
ええい
やめだ、やめだ
ああ、闘志は燻りつつ消えてゆく‥‥‥


3 may 2006 (wed) aono dam

あと十日あまりで
坊主めくり大会の青野ダムだ

5/2現在超満水
岸が後退し立つ場所がない
ブルーギルはあふれてどこかへ行ってしまったのだろう
影もない

場所を間違えると
文字通り坊主かも知れない


4 may 2006 (thu) Son House

玉造の商店街に
「サンハウス」というケーキ屋がある
一般市民にとっては
別にナニがドウということもないケーキ屋だ
一瞥をくれると同時に通り過ぎる

しかし
悪魔の音楽に魂を抜かれた男達にとって
「サンハウス」という文字自体が
ある種
畏敬の念を払わねばならない神仏に等しい輝きを放つ
したがって
そのケーキ屋の前を通るということは
鬼門の通過を意味する
否が応でもその前で足が止まる
つまり
呪縛解除の呪文を唱えずには通ることができないのだ
ボクは
周囲の奇異な目をよそに
まるでイスラム教徒のように
ケーキ屋の前に跪き深々と頭を垂れるのである
そして
遙か彼方を見やるように目を細め
広大なミシシッピの綿花畑を思い浮かべるのである

ネーム入りバースデーケーキか‥‥‥
なるほど
ボクの誕生日は7月4日だ
今年も例年通り
3ヶ月後の7月4日にボクの誕生日がやってくる


5 may 2006 (fri) vega

端午の節句
ヴェガの四歳の誕生日である
雌猫の四歳といえばもう立派な熟女なのだが
ヴェガはまったく赤ちゃんのままだ
ゴロニャアゴロニャアと甘えてばかりである

「ヴェガ」と呼ぶと
「ハーイ」と返事をして駆け寄ってくる
まったく野性味のないネコである


6 may 2006 (sat) perfectly fine

↑日付は6 may. 2006 (sat) となっているが
実際は5 may. 2006 (fri) だ
日記ではないので日付などまあどうでもよい
重要なのは「信じる心」である

遠く千里の山に
薄く春霞がかかって
目映いばかりの五月晴れである

これが
つい一月半前には
こんな景色だったのに‥‥‥
季節の移ろいの早さには
目を見張るばかりの今日此頃である


7 may 2006 (sun) ching dong stick

■ Ching Dong Stick(ver.2006.5)

今年25本作るうちの5本だ
今回のテーマは「お月見」
レッドヘッドグラニット(赤頭墓石)のベースに
金環に縁取られた満月だ
つまり
墓場で月を見ながら一杯飲るという趣向である

Muddy Waters Ching Dong Stick (100mm, 25mm, 33g)
右端の月の無いのはツキのない自分用である

時間がかかった割にはもひとつだが
試みとしては面白い
この次は漆黒の闇に三日月でいってみよう
つまり
黒の漆を塗るだけなので
すぐできる
手抜きと思われるかも知れないが
構うものか‥‥‥

本体はできあがったが
マウスカップがない
しかたがないのでアルミの大板から型を抜く
あとはひたすらグラインダーで削る
じつはこの作業
もっとも苦手である
金属粉が飛び散って目に入るわ
ついでに右手の人差し指は削ってしまうわ
25枚分まとめて作ろうと思ったが
6枚でリタイヤ


8 may 2006 (mon) golden week ended

↑日付は8 may. 2006 (mon) となっているが
実際は7 may. 2006 (sun) だ
日記ではないので日付などまあどうでもよい
重要なのは「彷徨える魂」である

今日でGWが終わる
ほっとする
それにしても退屈なGWだったなぁ

Muddy Waters "Picnic" 2006 version
Length:75mm, Diameter:30mm, weight:31.9g

新型のピクニックだ
今年のテーマは「逆風に強いプラグ」
つまり、太く短く重い仕様である
強風でボートやラインが流されても
プラグはしっかりポイントを捉える‥‥‥
(無風でも捉えられないクセに言うことだけは一人前だ)
少し硬めの竿で小さく首を振らせる
「これで釣れたら嬉しいな」というプラグである

さて
GW中の最大の課題「CDSの仕上げ」をやる

連休が明けたらスイミングテストに行こう
ついでにタナゴを釣って
フライでブルーギルも釣ろう
日が暮れたらナマズも釣ろう
そうしよう
そうしよう


9 may 2006 (tue) golden week ended

↑日付は9 may. 2006 (tue) となっているが
実際は8 may. 2006 (mon) である
日記ではないので日付などまあどうでもよい
重要なのは「信じる心」だ

修行明け
M川へタナゴを釣りに行く
必須アイテムのキミネーリを忘れる
しかたがないので
途中のサンクスで生卵と小麦粉(日清製粉)買う

便りの頭に「新緑の候」と認める季節になったボクのタナゴポイント

昨日の一日降り続いた雨が影響したのか
川は薄茶色に濁っていた
タナゴの気配がない
浅場ではほぼ100%アタリがあるのだが
タナゴのアタリではない
あの極小ハリマでもかからない小さな口の魚だ
犯人はコイツである

生まれて間もない赤ちゃんカワムツ(4〜5cm)

これを鈎にかけるのは至難の業だ
200発アタって2匹
つまり1/100の確率で釣れることは釣れる
‥‥‥深場へ移動

やっと1匹目のタナゴが釣れる
水深60cmで7cm級のイチモンジタナゴ(実はカネヒラ)の♂

しかし
あとが続かない
ポイント移動を繰り返す

水深80cmぐらいのところで大きなアタリ
浮子が完全に消し込んだ
これはタナゴではないな‥‥‥

案の定
上がってきたのは8cmのオイカワ♂
うっすらと婚姻色を出しているが
まだまだ子供の体形だ

アブラボテはどこに行ったのだろう
先月来たときは
♀のアブラボテが固まっていたポイントも
今日はまったく反応がない
もっとタナが深いのだろうか
102cmの竿を使っていたので届かない
竿を177cmの竹に換える
徐々にタナを下げていって
水深120cmのところでやっとタナゴらしいアタリ

アブラボテの♂(6cm級)だった
下腹部から尻ビレにかけて
毒々しいほど真っ黒に色づいている
さらに
同じポイントの水深140cmで2匹目

鮮やかだった尻ビレの赤いラインが黒っぽくなっている

その後アタリが途絶える
なるほど
どうやら♀は産卵のために
二枚貝探しの旅に出ているようだ
産卵に加わっていない♂だけが
このポイントで留守番をしているにちがいない‥‥‥
それともここも
すでに「絶滅の危機」に貧しているのだろうか‥‥‥
タナゴ初心者のボクには
想像の翼を広げるしか
釣れない理由を説明する手立てがないのである

釣れないタナゴをあきらめて
ブルーギル釣りだ
来週、坊主めくりがあるAダムへ移動する
しかし
先月と同じ超満水状態が続いている
いつもはギルで沸き立っているポイントも
まったく影すらない
早々にあきらめ帰途につく

しかし
まだ夕まづめには少し時間がある
よし
帰りの駄賃に
近所のG池でギルをしばきまわそう

ひっそりと静かで落ち着いた佇まいの近所のG池

家からクルマで10分もかからないところに
こんなステキなロケーションの池がある
それなのに
ここで釣りをするのは年に1回か多くて2回だ
K浜に住んでいるヱンドレス森下が
目の前のK浜で釣りをしないのと同じである

エルクヘアカディスの12番でキャスト開始
いきなり「ズバッ」と出た

鮮やかな青い鰓‥‥‥18cm級のブルーギル

よっぽど腹を空かせていたのだろうか
「チュボッ!」と
小気味よい補食音を響かせて出てくれた
回 その後
ほぼ入れ食い状態が続く
1時間だけのつもりが1時間半やってしまった

10cmチョイ級が釣れたので
100円ショップで買った調味料入れに入れてみる

アベレージサイズは12cmぐらいなので
フックサイズを#16〜18に落とせば
まちがいなく1時間で60匹釣れる
しかし
ボクは大人なのでそんな釣りをしてはイケナイ

釣っては逃がし‥‥‥
逃がしては釣り‥‥‥
ああ
魚釣りとはなんと単純で面白いのだろう
世の中に釣りという遊びがなかったら
ボクは嘆き悲しみこの世を去るに違いない‥‥‥

さあ
日も暮れ始めたし
帰ろう‥‥‥と思ったら
こんなやつが飛び出してきた

ああ
坊主だ!

本日の釣果
赤ちゃんカワムツ‥‥‥2匹
オイカワ‥‥‥2匹
イチモンジタナゴ(実はカネヒラ)♂‥‥‥1匹
アブラボテ♂‥‥‥2匹
ブルーギル‥‥‥23匹
坊主バス‥‥‥1匹


10 may 2006 (wed) thang cafe

修行明け
神戸へ行く
夕方からゾンマサとナマズ釣りの予定だが
すでに雨が西の方からやってきている
小粒の雨がピリピリ(三田弁)降り始めた

昼飯を食べに「Than Cafe」へ行く
昼はセットメニューだ
ゴイ・クオンとフォー・ガーを食べたいと思っていたら
ちょうどマイセットというのがそれだった
これにチャー・ゾーが付いて900円
さっそくベトナムビール「333」だ

■333(バーバーバー)
うは!
懐かしい味だ
サイゴンのレロイ通りに
ケム・バクダンというアイスクリーム屋がある
炎天下の町を歩き回ったあと
あのオープンエアの店で飲んだ333が忘れられない
あっちではこれに氷を入れて飲む
立て続けに3本飲んだ
100リットル出た汗を一気に補充する‥‥‥
「生き返る」とは
まさにこのことだと思った

■フォー
ここのフォーガーは実に素晴らしい
ニッポン人の舌に合わせてか麺に少しコシを残している
透きとおった出汁は鶏ガラスープだ
控えめの塩加減が鶏の旨味を引き出している
そして
湯気からは仄かにパクチーが香る
わはは
これはイケるぞ

■ゴイクオン
生春巻きのライスペーパーは
ボクには少し軟らかかった
できればここにも若干のコシが欲しいところだ
いつだったか五箇山で食べた
ヴァンちゃんのゴイクオンが絶妙すぎたせいもある
しかし
悪くない
まったく悪くない

One's heart beats !!!‥‥‥人の心臓は鼓動する! どゆこと?

テーブルひとつとカウンター席だけの
小さな小さなベトナムめし屋だが
タンくんの溌剌とした笑顔がこの店のすべてだ
この笑顔がなければニッポン人はだれもここに来ない

無愛想でえらそうな板前が握る高級寿司屋など懲り懲りだ
やたら「コダワリ」を連発する行列の出来るラーメン屋など飽き飽きだ
ボクはタン君の料理を食べながら
大阪が生んだ料理の巨匠・神田川俊郎の名言
「料理は愛情」
という言葉を思い出していた
いや
申し分ない

Thang Cafe を出て地上にはいあがると
雨は一段と大粒になってアスファルトを濡らしていた
ふと
3.28エンドレス伊丹どぶ川事件が脳裏をよぎる
こんな日に釣りに行ったら死んでしまうぞ

「もしもしゾンさんですか」
「その声はイカさんでんな」
「今日のナマズ釣りなんですけどね」
「おー!釣りまっせ!釣りまっせ!」
「いやあのね」
「なんでっか」
「雨がナニでアレやし止めときませんこと?」
「なんやそれ!せっかく楽しみにしてんのに」
「こんどナニしてまたアレするさかいに」
「しゃあないなーほんまにまた誘てやー」
「すまんのー」
「たのむでー」

というわけで
気のいいゾンマサは
あっさりボクの申し出を受け入れてくれました
さあ
帰ろう


11 may 2006 (thu) Son House 2

サン・ハウス(Son House)
本名:エディ・ジェームス・ハウス・ジュニア
1902年3月21日ミシシッピ州クラークスデイル近郊リオンに生まれる
1988年10月19日老衰により没、享年86歳
つまり
サン・ハウスがこの世を去ってまだ二十年が経っていないのである

           (マウスヱ=三枝晴美画伯)

■ミシシッピ・デルタ・ブルース
ブルースの中でも最もワイルドでアーシーなブルース
勿論、ロバートジョンソンがその筆頭であることは言うを待たない
しかしその前にこのサンハウスが厳然として君臨する
誰がなんと言おうと君臨する

Death Letter
Pearline
Preachin' Blues
Motherless Children
Pony Blues
Walking Blues
Dry Spell Blues
My Black Mama

日がな泥々したサウンドに浸ってみる
爽やかに晴れ上がった五月の空の下で聴くには
あまりにも不釣り合いな音楽ではあるが


12 may 2006 (fri) doz came from tokyo

昼過ぎ
DOZ落合が東京から来た
日曜日に青野ダムで坊主めくりがあるからだ
しかし
普通の人は東京からは来ない
3年連続3回目‥‥‥さすがはDOZ落合である

だるま→ぜにや→ホルモン道場→寿司屋→ゑびす堂→6?

夕方の4時から日付が変わる頃まで
飲みっぱなしの
食べっぱなしの
喋りっぱなしだ
少しく頭がフラフラするが
とてもいい夜だった

かちひろくん
あのとろのうまいすしやはなんてゆうみせやった?


13 may 2006 (sat) present

雨の中
宅急便屋が「おにもつ」を持ってきてくれた
おおお!
トップウォータージャンキーだ!

2006 versionなのか
ペラが真鍮からステンレスに替わっている
グリーンバックのクラシックパターン
ベリーは鮮やかなだいだい色だ
わはは
僕の嫌いな銀ラメがたっぷりまぶしてあるぞ
ん?
どこか違うなあ‥‥‥
あ!
目が白内障を患っているではないか!
うむむ
これはすごい!

昨日
DOZさんに貰った東京土産だ
ATHLETAのTシャツ

詳しいことは知らないが
ブラジルのキングオブザフットボール
あのペレもこれを着ているらしい
いや
詳しいことは知らない
こんど聞いておこう

それに
虎屋の羊羹だ
「寅」ではなく「虎」というところがしぶい

とりあえず一口‥‥‥う、うまい!
特に真ん中の「新緑」は新緑の味がしてうまい
二日酔いに羊羹
究極の取り合わせではないか

わはは
それにしても
もらえるモノなら
なんでも遠慮なくいただくボクである


14 may 2006 (sat) present

今年もまた
ろうにゃくにゃんにょが大勢集まって
日本一アホでおしゃれな釣り大会だ
青野ダム「坊主めくり」大会だ
しかし
青野ダムは釣れない
ブルーギルは釣れない
GWが過ぎても
ダムの水は溢れるほどあるのだ
田植えが始まっても
ダムの水は溢れるほどあるのだ

釣れなかったが
面白かった

あんまり釣れなかったので
坊主めくりが終わってから
ヱンドレス森下とタナゴを釣りに行った
きれいなタナゴが釣れた
さらにナマズを釣りに行った
でかいナマズが釣れた
ついでにでかいバスも釣れた
朝早くから夜遅くまで釣りをしたので
ボクはくたくただ


15 may 2006 (mon) tanago

↑日付は15 may 2006 (mon) となっているが
実は14 may 2006 (sun) の話しである
日記ではないので日付などまあどうでもよい
重要なのは「ラーの鏡」だ

坊主めくりが終わって
ヱンドレス森下とタナゴ釣りに行った
このまえ3時間やって3匹しか釣れなかったポイントだ

自己最小記録タナゴ(アブラボテ)=3.5cm

またキミネリを忘れたので
今日は久しぶりにグルテンで釣る
穏やかな水面に浮かぶ浮子に神経を集中する
「ピクピクピク」
「ツンツンツー」
アタリが小さい‥‥‥
魚が小さいのだろう
水面下のタナゴを想像しつつ浮子をにらむ

濃い婚姻色に彩られたアブラボテの♂(7cm)

近くにタナゴ釣りをしている人がいたので
「こんにちわ」
とこちらから挨拶をしたが
さも迷惑そうに
「こんにちわ」
と返す
「あれいやがってるなあ」
「無愛想なおっさんやな」
しばらくして
ボクらもタナゴ釣りと知ると
そのおじさん
「なんやブラックバスかと思たらタナゴですか」
なるほど
ボクもエンドレスも
ジャンキーのウインドブレーカーを着ている
どうみてもタナゴ釣りの服装ではない
ボクが
「今日はアブラボテばっかりでイチモンジ釣れませんわ」
というと
おじさんは
「ここはイチモンジはいてませんよ」
という
「銀色のタナゴですよ」
「あ、それカネヒラです」
「カ、カネヒラ!?」
「ここはカネヒラ濃いですよ、あとシロヒレタビラぐらいかな」
「シロヒレは前に何匹か釣ったんですけど、最近釣れませんね」
「そうでしょ、シロヒレは少ないんです」
「あ、やっぱりそうですか」
「私、今日シロヒレ4匹釣りました、ははは」
自慢か‥‥‥

この日釣れた最大魚と最小魚(どちらもアブラボテ)

1時間半ほどやって
ボクがアブラボテを7匹とカワムツを2匹
エンドレスがアブラボテ1匹とカワムツ10匹ほど
春先の好調さは見る影もない
それでも飽きない程度に釣れる

この中にエンドレスが釣ったタナゴも1匹だけ入っている

「もうやめてナマズ釣りに行こか」
「もう一回だけ」
「はよ行かな真っ暗になってまうで」
「もう一回、これで最後」

一回が二回、二回が三回、三回が四回‥‥‥
なかなかやめないエンドレス
ボクが道具を片づけると
しぶしぶ竿を納めた


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