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1 jun. 2006 (thu) hook releaser made of bamboo

ちょいちょいアブラボテに鈎を飲まれる
先日、無理に外して一尾臨終させてしまった
リリースすべき魚を死なせるのはつらい
釣り師失格だ
そこで
安全で確実に鈎をはずせるリリーサーを作ることにした
さっそくフィールドテストを繰り返す
ほぼ
100%救出できるものができた

泥水本舗謹製 竹製鈎ハズシ(先径2.0〜2.7mm)
右端はMUN!さんにもらったSTONFO Little(ダイワ製)

リリーサー部分は細い竹である
外径3mm弱のチューブラーに溝を付けただけだが
予想以上に具合がいい


2 jun. 2006 (fri) cherry blossoms snowstorm crow carp

「桜吹雪カラス鯉」
知ってる人は知っている
知らない人は第50話を読まねばならない

漆黒の魚体に桜の花びらが浮かびあがる

近所の100ヱンショップで100ヱンで売っていた
あの幻の桜吹雪カラス鯉が
たったの100ヱンで買えるとは‥‥‥
全部買い占めようと思ったが
残念ながらこれ1つだけしか残っていなかった

このプラグ
一昨年の春だったか
もんじゃ岡本氏にもらったタブンコイと同じモノだ
あの「コイッパー」だ
何発もバスを出しながら
ついに一匹も釣り上げることなく
スタンプに直撃してこの世を去った
ボディが八つ裂きに割れてバラバラになったのだ

「タブンコイ・ダイダイ」
ホッパー(ポッパー?)というよりペンシルベイトだ

修理を試みたが
ABS樹脂のあまりの薄さに断念した

全長10cmの割に重量が13g(正式計測=13.7g)しかない
樹脂が薄っぺらい上に中の空気が多すぎるのだ
さすがはMade in Chinaだ
ボディに穴を開けてラトルを挿入してみよう
今度こそ50cmアップのバスを釣り上げよう
そしてもんじゃ岡本氏の遺志を完遂させよう
そうしよう
そうしよう


3 jun. 2006 (sat) zonmasa original

ゾンマサ・オリジナル
この圧倒的なグロテスクセンスは他に類を見ない
彼の創作にはいつも驚愕させられっぱなしだ
いったいどうすれば、こういうモノが作れるのか‥‥‥

野鼠のようなシルエット(全長120mm, 重量2oz)
本人曰く「ノイジープラグですねん、ははは〜」

モノを造るという心の発動は
いろんなことが引き金になるのだが
おおかたの場合
熟考に熟考を重ね、練りに練りあげられて出来上がるものである
しかし、それとは正反対に
一瞬の閃きだけで出来上がるモノがある
それは「製品」とは呼ばず「作品」と呼ぶべきものである
つまり「天才の技」というやつなのだ

さてこの木片
豊国崎でスズキ釣りをしていて、海岸で拾った流木のカケラらしい
ひと目みて「これはルアーになる」と思ったそうな
家に持ち帰り乾燥させること数ヶ月
適当にパーツを取り付けて
鯰川のナマズを釣るために持ってきたという

あまりの木の堅さに
ビーズアイのを打ち込んだ釘の片方が曲がっている
しかし、それも一興とそのままにしてある
この辺りのセンスは凡人には図り知ることはできない
これぞ「天才の手」による芸術作品なのだろう

廃物利用の精神「マウスカップにジュースの空き缶」

しかも放射状の模様を活かしていると自慢する
なるほど
ピカソもロートレックもジミー大西も
脳味噌の造りはみな同じなのかも知れない

結果から言うと
「ドシャン」「バシャン」と水面をお騒がせして
釣れるはずのナマズを追い散らしたにすぎなかったのだが
しかし
その心意気だけは高く評価できるとボクは思うのである


5 jun. 2006 (mon) curry udon

今日もカレーうどんである
新陳代謝が悪いのか
ボクはあまり汗をかかないのだが
この時期のカレーうどんはさすがに効く
しかもクーラーの効いていない店のカレ−うどんは効く

■天満の讃吉(さんきち)
JR環状線「てんま」で降りて北へ
天神橋筋商店街と平行して
北へ延びる路地のような通り(一応商店街)にある

店構えはごく普通の町のうどん屋だ
店のなかも狭くて照明も薄暗い
したがって清潔感など微塵もない
店を開けたばかりの11時過ぎ
客はだれもいなかった
一番乗りだ
カウンタに座って「天カレーうどん」を注文する
しばらくして
カリカリパキパキと天ぷらを揚げる音とともに
香ばしい油のにおいが漂ってくる
同時になんともうっとりするようなカレーの香り
待つこと15分
天カレーうどんが出来上がった
割り箸を割って「入箸」
むむむ‥‥‥かなりとろみがきつい
好みのサラサラ感はまったくない
うどんをすくい上げられないほど出汁が重い
まず一口
「うっ!うまい!」
カツオ風味が一気に口の中に広がる
続いてとろけるような優しいカレーの香り
揚げたての海老、茄子、南瓜も絶妙のコンビネーションだ

汗を拭うのも忘れて一気に食べきった
うー快感!
これでお値段850ヱン
普通のカレーうどんが650ヱン
ミニカレーうどんは550ヱンだ
この驚異的なコストパフォーマンスには唸るしかない
いやでもすぐ近くにある七○亭と比較してしまう
ああ
これでとろみが控えめだったら
ボクは明日にでも天満に宿替えするのだが‥‥‥
場所はちょっと説明しにくい
天五会館の一本東の筋といえば
分かる人には分かるか

さて
これから入梅
そしていよいよ夏本番だ
カレーうどんで発汗促進・滋養強壮である


4 jun. 2006 (sun) muddy waters bamboo rod

タナゴ用の竹竿を制作中
これで5作目だ
すこしづつ精度が上がってきている(と思う)

左:四尺二寸九分(130cm)三本継二本仕舞
右:三尺六寸三分(110cm)三本継二本仕舞

材料が曲がりくねった竹なので
炙っての「矯め」が命だ
しかし
あまり真っ直ぐになりすぎても面白味がない
そこはそれ
「素人の作品らしく」
がモットーである

穂先を竹の削り穂にしたかったのだが
いい材料が手に入らない
いまのところソリッドグラスの穂先で代用している
グラスは粘りがあって釣り心地がよい
しかし
いずれ削り穂に交換する予定だ
100%竹竿を目指す

これは一番最初に作った竿

三尺九寸六分(120cm)七本継ぎ六本仕舞い

携帯性だけを考えて七本継ぎにしたが
尺三寸のチヌでも釣り上げられそうなほど硬い竿になった
しかも短いくせに重い
タナゴを二十匹ぐらい釣ってみたところ
まったく釣り味ゼロだった
しかし
失敗は成功を生むという
精進あるのみだ


7 jun. 2006 (wed) catfish fishing

(昨日の続き)
いつもは鯰川へナマズを釣りに行くのだが
今日は篠山まで行った帰りの駄賃で
K市を流れるA川だ
ここだと家から30分チョイで来られる

午前中に上流の橋の上からポイントを写しておいた
(写真をクリックするとバイトポイントが朱点で示される)
堰堤の上下をやったあと
中州に渡って下流まで釣り下ったが
堰堤の上、中州より下流川ではノーバイト
さらに下流にもうひとつ堰堤があるが
これは次回においておこう
そこから少し下流にまた堰堤があって
その先はM川と合流する

結局15〜20バイトあったのだが
釣れたのは1匹だけだった
今日は桜吹雪カラスゴイとマグナムポッポを投げた
どちらも良く出たが乗らないなぁ‥‥‥


6 jun. 2006 (tue) crawfish fishing

快晴、気温27℃‥‥‥夏だ

タナゴの道具でテナガエビが釣りたい
という願望が
ふつふつと頭をもたげてきている
しかし
テナガエビのポイント、時期、釣り方がよく分からない
そこで
お手軽なザリガニ釣りはどうだ
丹波篠山へザリガニを釣りに行く

武庫川の上流部のさらに支流(河川名不明)のアメリカザリガニ

釣り方は
タナゴタックルのまま、鈎だけキス早掛7号に変え
エサはバークレイのパワーブラッドワーム(PBW)を5節ほど
アタリはウキが「ツツツー」と横走りするので
すかさずラインを軽く張って聞いてみる
テナガエビと違ってザリガニはすぐには餌を食わず
PBWを挟んだ状態でエビズサリする
ラインにテンションをかけると
ザリガニは「逃がすまい」とツメでしっかりとPBWを挟み
深場に逃げ込もうとする
竿が「グイグイグイ」と伸される
そこで「グッ」と竿を立てて引き抜きにかかる
ときどき空中でで放してしまうが
七割方は取り込み成功

ランディングネットがあればほぼ100%取り込める
アホみたいに次から次へと釣れる
これが全部テナガエビだったら
持って帰ってカラアゲにしたりするのだが‥‥‥
アメザリではなあ‥‥‥
10匹釣ったところでアホくさくなってやめる

ザリガニを釣っていると
ときどきひったくるようなアタリが出る
アワセてみるとなんと7.0cm級のカジカだった

口の大きなカジカはタナゴ鈎で釣るのはむずかしい

ヨシノボリかと思ったが
背中の模様は間違いなくカジカカラーだ

ザリガニ釣りが飽きたのでタナゴに専念する
暑くなってきたせいか、春先ほど簡単に釣れない
タナを微妙に変えたり
竿先で誘いをかけたりしつつポツリポツリと釣る

アブラボテ♂(7.0cm級)

やはりアブラボテは「居食い」タイプだ
今日も一匹鈎を飲まれた
小さな微妙なアタリも逃してはならない
「アタリかな?」と思ったときは
100%アタリである

アブラボテ♀(4.0〜5.0cm級)

この日もアブラボテが一番たくさん釣れた
篠山市内で新しいポイントを発見したが
そこも大方アブラボテだった
どうやらこの水系はアブラボテが中心のようだ
いつになったらタイリクバラタナゴが釣れるのだろう

いつものポイントで
カネヒラのでかいのが釣れた
計ってみると11cm(自己最大タナゴ)
しかも同じ場所で同じサイズが立て続けに3匹続釣れた

このサイズになると軟弱な竹竿が面白い
穂先からきれいな弧を描く
アブラボテのパワーを「1」としたら
カネヒラは「5」〜「10」である
タナゴに引き味を求めているわけではないので
たいして意味のないことなのだが
それにしてもカネヒラの引きは小気味よい

さらに強烈なアタリで竿を立てると
竿の手元から曲げんばかりの強い引きである
20cm級のカネヒラかと思ったら
ブルーギルだった

この日は何度もギルがウキを吸い込みにきた
さらに
突然40cm級のバスが浮いてきて
しばらくウキをにらんで沈んでいったり
カワムツが25cmぐらいのバスに噛み殺されるのをみたり
鯉が足元でドッタンバッタンやったり
ヌートリアが泳ぎ回ったり
水面はいつにも増して賑やかであった

ああ
面白かった

野に咲く花の名前は知らない
だけども野に咲く花が好き‥‥‥(S.Terayama)

本日の釣果
アメリカザリガニ‥‥‥10匹
カジカ‥‥‥2匹
アブラボテ‥‥‥22匹
カネヒラ‥‥‥6匹
カワムツ‥‥‥3匹
ブルーギル‥‥‥1匹
ナマズ‥‥‥1匹

あそうそう
タナゴ釣りの後
A馬川へナマズ釣りに行ったのだが
疲れたので続きは明日書くことにして
熱いうどんでも食てもう寝る


8 jun. 2006 (thu) sakura fubuki karasu-goi

この前100ヱンショップで買った釣りキチ三平ルアー
「桜吹雪カラス鯉」
ウエイトが軽すぎて不安定なので改造する
下腹部に穴を開けて0.3号の中通し丸錘を5つ入れる
あとはバルサ材でフタをして防水処置を施すだけ

13.7gだったウエイトが19.5gになった
さらに谷山の地獄鈎#1を前後に装着して総重量22.5g

ウエイトが9g増えたので
ミディアムライトクラスのナマズロッドでキャストすると
見えなくなるぐらい良く飛ぶ

ノーマルでは水面でピョコピョコしていたが
喫水位置が下がったことで抜群の安定感が得られた
いわゆる「水に絡む」浮き位置になった

アクションを加えると
ラトル(丸錘)が後方に移動し
全体にやや斜め浮きとなる
チップアクションで左右に首を振り
同時にチャカチャカと重めのラトルサウンドを響かせる

A川のナマズでは約10バイトを得る
ナマズ専用にするなら
フックサイズを#4〜5のバーブレスにせねばならないが
当座はバス用として使うことにする
岩場でのキャストは最大限の注意を払わねばならない
当てたら一発でバラバラになる

こちらは
同じく釣りキチ三平ルアー「ムツゴロウノイジー」

#4のバーブレスフックを着けて投げてみたが
まるでスピナーのようにボディがクルクル回る
ラインがよれてめちゃくちゃだ
羽根の部分が硬質ゴム製というのはなかなかいいアイデアだが
これではまったく使い物にならない
ゾンマサにもらったモノだが‥‥‥
キーホルダーにでもするしかない


9 jun. 2006 (fri) kobe wandering

修行明け
神戸を徘徊する
OLIVIA → F.MAX → UNIQLO → L.L.Bean
昼前
三ノ宮高架下の「皆様食堂」へ行く

この店の前を
もう何百回、何千回と通っているのだが
まだ一度も中に入ったことがない

神戸の町に詳しいカメカメ812情報によると
U字型の古びた小さなカウンタと
申し訳程度のテーブル席だけの狭い店の中に
昼間っから飲ンダクレオヤジが大挙して集まっているらしい
期待が持てる‥‥‥

暖簾を潜るとまさにその通りであった
商店主風、サラリーマン風、遊び人風のオヤジらで満杯だ
みな赤い顔をして目を血走らせて飲んでいる
空いているカウンタ席に座って「朝日麦酒」
ここの名物は「かんとだき」らしい
厚揚、蒟蒻、竹輪、牛蒡天、焼売‥‥‥
目の前の大鍋でグツグツと湯気を立てている
「芥子はタダやからなんぼでもつけてや」と店の親父

壁一面に貼られた70年代風のサイケデリックなお品書き

酔ってフラフラしながら一人出ていったかと思うと
すぐまた次の一人が入ってきて飲み始める
常に満員御礼の繁盛店だ
しばらくしてボクの横が開いたと思ったら
年の頃なら二十五、六の妙齢の美女が独り入ってきて座った
明らかに場違いな客だ
それまで無口だった店の親父(常連客から「よーちゃん」と呼ばれている)は
急にニコニコ顔になり愛想がよくなる
ほかの客のオヤジ連中も
「カバンこっちに置いたらヱヱよ」
「あ、写真撮るのん?おっちゃんがモデルになったろか」
と、みなニコニコ顔になっている
うむ
実にわかりやすい店だ
関東煮5品と大瓶ビールでジャスト1000ヱン
ここはしばらく通ってみるかな‥‥‥

昼飯前に一杯やって
ふらふらと元町の蕎麦屋へ行く
ここもカメカメ812情報だ
「味はナニだがとにかく安い」のでよく行くらしい

ちょうど昼時とあって店の中は客で一杯だ
店の隅に一つだけ空いてるテーブルをみつけ座ろうとしたら
後から入ってきた集金人風のオッサンが僕を追い抜いて先に座った
そして勝ち誇ったように
「相席、よろしでっせ」
なんだこのオッサンは
仕方がないのでしぶしぶ相席してやったのだが
オッサンは「ダイザル定食」、ボクは「カレーそば」を注文
よく見ると奥田商会のオッサンにそっくりだ
オッサンの注文したダイザルとはざるそばの大のことらしい
そばつゆをまき散らしながらズルズルとダイザルをむさぼり食うオッサン
ボクも負けじとカレーそばの出汁を飛ばしまくってやった
しかし
ここのカレーそば
カレー出汁も麺もまったくいただけない
出汁はどろどろでやたら甘いし
そばはそばで伸びきっていてコシがない
安かろう悪かろうの見本みたいなカレーそばだ
しかし
カレーそば(うどん)450ヱン
この値段で文句を言ったらバチが当たるか
サラリーマン諸氏の昼食というものは
味を犠牲にしてでも値段を取らねばならぬということだろう
店を出て駅前の方へ少し歩くと
なんと「カレーうどん370ヱン」の看板
中をのぞくと超満員、超満席
下には下があるものだ


10 jun. 2006 (sat) where is here?

町には顔があって
その顔が自分の好みであるかそうでないかによって
その町が好きになったり嫌いになったりする
その顔は
ときには自然物であったり
また人造物であったりする

町の顔と言うにはあまりにも貧相で殺風景な建造物

例えば僕の好きな
神戸の町なら六甲山だ
どこに居ても六甲の山並みが望める
大阪のミナミなら
それはまちがいなく通天閣だろう
もしそれらが突然姿を消したら
ボクはもう
神戸にも大阪にも行かないに違いない


11 jun. 2006 (sun) 2006 fifa world cup

この日の来るのを4年待った
そしていよいよ明日がその日である

その日
つまり
2006年6月12日(日本時間22時)だ
残念ながらボクは
開催国ドイツには行けそうにもないので
テレビの前に正座して
我が国の勝利を祈ることにした

これはニッポンが入っているF組の勝敗表だ
大いなる期待と願望を込めた独善的星取り表である
6月23日の朝刊各紙に
これと同じものが掲載されるだろう
ああ
胸が躍る


12 jun. 2006 (mon) masagoon "rgb"

真砂さんからルアーが届いた
フィルムケースとペットボトルを利用した
Masagoon "RGB"
リサイクルルアーの大家、真砂さんらしいアイデアである

Masagoon "RGB" Length:88mm, Weight:33.0g Hooks:#4×2

さっそくスイッチを入れてみる‥‥‥
おお!
夏の夜に涼しげなブルーだ!
しかも
蒼い玉二つと
碧の玉一つが
かわりべんたかわりべんたんに点滅する
これは美しい
それに明るい
明るすぎるぐらい明るい
これが水の中を照らしたら
たしかにナマズも腰を引くにちがいない
いや
水辺のホタルもビックリして腰を抜かすだろう

後ろから見たところ‥‥‥ハンガーフック仕様

対ナマズ用ファイナルウエポンになるかもしれない
フィルムケースを貫通するビスは接着剤で防水され手居る
そのうえ発光体は防水チャック付きのビニール袋に収まっている
キャップを外さずにスイッチのON-OFFができたなら
これは十分商品化できるなるだろう

Masagoon "RGB" をひっくり返して見たところ

アルミ製のフレームも「質実剛健」
実にしっかりできている
しかも
ペットボトルのアールに合わせて丸みを付けてあるのだが
これがまたなかなかデザイン的にも美しい
釣りに行く楽しみが倍増する

真砂さん
おおきに
おおきに


13 jun. 2006 (tue) 2006 fifa world cup

終了直前で
ヱに描いたような逆転負け
勝利の女神は釣りに行く準備をしていて
リールにオイルを注していたのかもしれない
油で手が滑ったのだ

若干の下方修正を加えざるを得ない‥‥‥
つらい?
つろのぉてかい


14 jun. 2006 (wed) massagoon "rgb"

夕刻
Masagoon "RGB"の実釣にA川へ出かける
クルマで家を出発して
25分後にはA川に浸かっている‥‥‥近い

まとまった雨が降らないので水位が下がっている
中州が大きくなっていた
先日唯一釣ったポイントは石が大きく露出している

明るいうちに"RGB"の動きを見ておこうと
5mほど投げた第一投に
「ズボッ」
と出た
すぐ足元の堰堤下に隠れていたようだ
かなり引っ張り合いをした挙げ句‥‥バレる
その後
数投の間に3発(今夜も活性は高い)
デッドスローでの"RGB"のアクションは合格だ
少し早く巻くとバランスを崩して飛び跳ねる
しかし
対ナマズ用にはこの速度で十分である
これなら電池が切れてもモンダイなしだ

暗くなってきたのでいよいよ「点灯」
期待に胸が膨らむ‥‥‥
おお!
目が痛くなるほど「ピカピカ」輝いている
ビックリするほど明るい
うむむ‥‥‥明るすぎる
これは吉と出るか凶と出るか‥‥‥

結果は「凶」だった
点灯してから一時間半
「ウン」でもなければ「スン」でもない
まったく出ないのである
試しに
スイッチをオフにして投げてみると
「ゴボッ」と出た
ちゃんと出るべきポイントで反応している
再度スイッチオン
‥‥‥出ない
再々度オフ‥‥‥「ボコッ」
う〜ん、まいった
明らかにナマズは青い光を嫌っている

実釣2時間
ほぼすべてのポイントを攻めきったので
チンドンスティックにチェンジ
いきなり「ポコッ」
ん?
プラグがエビになったかな?
いや、ナマズだ
ち、小さい‥‥‥

自己最小記録ナマズ‥‥‥30cm弱(どぜうではない)

さらに帰りの駄賃に
明るいうちに"RGB"スイッチオフでバラした堰堤下へ
「ドッカーン」
すごい炸裂音とともに派手で下品なドッグファイト
一発目にバラしたやつだろうか
真っ黒でよく太った元気なナマズだった
口の中を見ると
ビワコオオナマズ級のごつい歯だ
ああ
気持ちいい
久し振りにロッドが満月
上がってきたナマズも暴れて満月‥‥‥

A川のグッドサイズ‥‥‥55cm級(太い&重い)

さらにその周辺に投げると
「ボコッ」「ガボッ」「ズボッ」‥‥‥出る出る
よし
こうなったら
なにがなんでも"RGB"スイッチオンだ
絶対と言うことは絶対にないが
絶対に出してやる
粘ること数十投
う〜ん、かいもく出ない
と、あきらめかけたとき
「パシャッ」
"RGB"の背後で水しぶきが上がった
シッポではたいたような音だ
これはバイトなのか
それとも
青い光に驚いて逃げたのか‥‥‥
定かではない

15 jun. 2006 (thu) orangefields

雨の中
しかも夜遅く
郵便屋さんが荷物を届けてくれた
3回目の配達だという
荷物はオレンジフィールドの羽山さんからだ
それにしても
なぜ郵便屋さんはいつも不在のときに来るのだろう

おお!これは見事なナマズ・ガ・バブル!
この色、この艶‥‥‥
ヒゲが自由に曲げられる
まるで生きているみたいじゃないか
使うのが惜しくなる
しばらく部屋に飾っておこう

最近は郵便屋さんもずいぶんサービスが良くなった
夜の11時以降にお願いしますと頼んだときはさすがに断られたが
電話かインターネットで時間を指定すれば
おおかた希望通りに届けてくれる

オレンジフィールドオリジナルTシャツだ!
このタグ‥‥‥お金かかってるなぁ

以前「不在配達票」を持って郵便局へ荷物を取りに行ったら
身分証明できるものが必要だと言われた
電車で行ったので運転免許証もなにもない
結局、荷物を目の前にしながら受け取ることができなかったことがある

K川の例の岩盤ポイントで2時間投げ続けたら
ガ・バブルのシッポが欠けてしまった
それ以来、なんとなく泳ぎが小さくなったような気がして
シッポのスペアをお願いしたというわけだ

とある日曜日
郵便局(本局)では郵便小包受取窓口だけが開いている
平日は不在で荷物を受け取れない人のためだ
ボクの二人前のおっさんが
大声で郵便局の職員とケンカをしていた
職員は
「身分を証明できるものが必要です」の一点張りだ
おっさんはおっさんで
「不在配達票を持ってきたのになんで受け取れないのだ」と怒っている
お互い一歩も譲らない
結局おっさんは怒りながら帰っていった
ボクは前に懲りていたので運転免許証と印鑑を持って行った
ボクの順番のとき
「日曜日やのにたいへんやねえ」というと
さっきまで不機嫌そうだった職員は
「ありがとうございます」と言って笑った
親方日の丸というのは気楽そうに見えるけれど
いろいろと辛いことも多いのだ

岩場では投げていないが
なぜか片目になってしまったデラクゥルワイ
たぶん例の池で藻に絡まったときに取れたのだろう
スペア目玉を3つ送って貰った
これでしばらく目には不自由しないぞ

そんなわけで
ボクは無事小包を受け取ることができた
どれもこれもありがたい品物だ
ありがとう羽山さん
ありがとう郵便屋さん


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