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Topwater Ketabasing

ペンシルミノーに出た尺近いケタバス
琵琶湖のケタバスが釣れへんようになった
昔は一日で3ケタ釣れたけど、ここ10年ほどの間にほんまに釣れへんようになった。ライギョ同様、バスに追われて希少な魚になりつつある。なんとか一匹一匹を大事に釣る方法はないもんやろか‥‥‥。
瀬田川‥‥‥ここには巨大なケタバスが棲むという。聞いた話では45cmぐらいまで成長するらしい。ただし本湖では35cmぐらいで成長が止まる。
なぜ川の魚は大きくなるのか?
琵琶湖のアユは、湖ではプランクトン食のために15cm程度で成魚となるけれど、川に放流すると30cmの立派なアユになるという。理由は川にはケイソウ類など、湖にない栄養があるせいらしい。
それがケタバスにも当てはまるのか、魚食性の強いケタバスのこと、ケイソウをたっぷりはんだ小魚を食べて巨大化したと考えてもおかしくない。しかし実態は定かではない。
本流筋が、南郷洗堰の150t/s放水でかなり激しい流れになって、なかなか思うようなポイントに入れないとき。本流の岸沿いをミノーペンシルで探ってたら
「ボコッ」
と出た。バスかと、すかさずアワセを入れて巻きはじめたが何か違う。引きがぜんぜん違う。おかしいなあ‥‥‥?
「ゲゲゲ! ケタバス!」
長い間ケタバス釣りをやっていて、いろんなルアーで釣ったし、フライでも釣ったことがある。しかしトップで釣ったのはこれが初めて。いやあ、けっこう面白い。
近年とみに減少するケタバス。一匹を最大限に楽しむ方法として、もしかして、トップウォーターケタバシングという選択肢があるのかも‥‥‥と、考えさせられた一匹であった。
24 June 1997
Ikasas Ikuy
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