@ngling net / minor game fish

ワールドカップのあいまにギル釣る
豆ギル天国

ほんまは大きいギルが釣りたかってんけど‥‥‥


家から車で5分のところにあるマメギルパラダイス

2002 FIFA WORLD CUP Korea Japanが始まって、落ち着かへん日々が続いてる。それというのも、日本が予想をはるかに上回る好調やからで、なんと予選グループ1位で決勝トーナメントに進出した。いよいよ明日は決勝Tの1回戦。相手はトルコや。

朝遅く起きて、早い昼食を摂って、ギルロッド(グラス5ft)を一本ぶら下げて近所のG池に行く。なにしろ夕方のテレビ中継が気になって、遠くへは行かれへん。15:30からアメリカvsメキシコを見んといかん‥‥‥。

G池には昔からやってる小さなボート屋があって、平日は客もなくとても静かだ。G池茶屋の大将はときおり来る客の相手をしながら、アマチュア無線をしてる。
『あ〜、昨日のスペインのゴールキーパーうまかったねえ、どうぞ』
『あ〜、アイルランドもようがんばっとったけどねえ‥‥‥どうぞ』
てな具合だ。
空は曇天。ブルーギルには絶好のコンディション。

池をのぞくと岸際は小さな魚影で真っ黒になっている。メダカかと思たら、なんとこれが全部ブルーギルやった。
さっそくアンツ製ミニパッチ(何のミニパッチやったかなこれ?)をセットして投げると、チョンチョンチョンチョン。マメギルがつつきまくる
常に10匹ぐらいがプラグの周りにたかってつつきにくるけど、合わせのタイミングがつかまれへん。

やみくもに合わせると時々「コツン」と手応えがある。‥‥‥と、ピョコンと水面から飛び出してくるマメギル。サイズを測ると10cm。さらに9cm、8cm‥‥‥。サイズはこの辺が限界か。それ以上に小さいのもつつきにくるのが見えるけど乗らへん。

そうこうしているうちに突然藻穴から黒っぽい魚体が浮いてきた。「おっ、でかいぞ」と思う間もなく「チュボッ」と、一気に持っていった。やっと5ftグラスがひんまがる。周りが小さいからとても巨大に見える‥‥‥本日の最大13.7cm。ははは。20cmぐらいあるかと思たがな。

その後、投げるたびにワッとマメギルがプラグを取り囲み、チョンチョンチョンチョン。これには少々退屈してきた。そこでアクションの付け方を変えてみると‥‥‥おお、ヒット率倍増。今までのギルプラッギングにはなかった新発見や。
で、最後に来ました、念願の超マメギル。ほとんど何の抵抗もなくスーッと上がってきたのは、魚体が透けて見えるぐらい薄っぺらいギルの赤ちゃん。おそらくプラグでは自己最低新記録の6.9cm。わっはっはっ、7cm切ったぞ。かわいいなあ。

サッカーの中継が気になって、昼過ぎには竿を納める。実釣1時間半。バイトしっぱなし。少なめにみても500バイトはあった。なんせ、チョンチョンチョンチョンで4バイトやからね。で、釣ったギルの総数21匹。え〜っ、たったの21匹?。まあ、こんなもんちゃうかな。

17/june/2002
ikasas ikuy


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