Cracker
1983年製スピニングタックル用クラッカー

1983年頃。小さな野池で遊ぶのに、スピニングロッドで投げられるトップウォータープラグを作ってみよう‥‥‥ということで、それまで5/8ozクラスで作ってたプラグをすべて1/6〜1/4ozサイズにして削ってみた。

古い道具を整理してたらタックルボックスの底から出てきたのがこの"Cracker-502"。フックサイズは8。(50mm, 1/5oz)。
しかしまあ、よくぞ捨てずに置いてあったものだ。

見ての通り、クラッカーはマグナムトーピードゥのコピー。それをさらにスケールダウンしたものだ。つまりタイニートーピードゥのウッド版と思えばわかりやすい。

他にも"Banana-502"、"Picnic-502"などをせっせと削っていた。そのなかで一番人気があったのがこのクラッカーミニ。ははは、人気と言ってもクラブ内でのことだけど。

ボディに「CRACKER 502」と書かれている。文字は文具店で売ってたアルファベットシートを貼り付けたもの。塗装はミスターカラーをエアブラシで吹いて、エポキシコートでコーティング。

クラッカーという名前の由来は、そのときにクラッカーを食べてたから(そのときって?)。502というのは当時使っていたダイワのスピニングロッドの品番(PPS-502-UL)から。ははは、実にいいかげん‥‥‥。

朝まだ霜柱の立つ早春の東播で、このサイズだけを使って一日中バスを釣ると、水面が微笑みっぱなしになる。


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