Angling Net / Umibozu Club 須磨沖爆釣必殺ジグ 恐るべしナカノジグ アタリの「ア」の字もない中、ナカノジグを使えばこのとおり 乗り物酔いのセカイチャンピオンはジギング船に乗れない。もちろん遊園地の遊具にもいっさい乗れない。串本沖で、日本海で、美味そうな魚が釣れ盛っていても、じっと指をくわえて眺めてるだけ。 ただし、須磨沖は別。この海だけは自信がある。波がない、揺れない。ただし釣れない。全然釣れないというわけではないが、まず期待は出来ない。15人で乗って釣れるのはせいぜい2〜3人。ヘタしたら全員ボーズということもある。 それに、須磨沖には餌釣りの乗合船もぎょうさん出てるし、漁師の舟もいっぱい浮かんでるからね。そんな厳しい中をかいくぐって魚釣ろうとするんやから、釣れる方がおかしい。 しかし、こんな小難しい海にも必殺ルアーは存在する。 おみやげのヒラメまで釣ってしまうチルドレン中野 ■ナカノジグ 中野さんの作るメタルジグは仕上げが荒い、汚い。塗装もほんええ加減。手にとって見た者は一様に『なにこれガサガサやん』と言う。 金床の上で鉛叩いてカラースプレーでシューッと色付けただけのぶっさいくなジグ。当然形も超いびつ。 しかし、なぜか須磨沖ではこれが釣れる。ハマチ、シオは言うに及ばず、マダイ、ヒラメ、スズキ、明石名物のタコまで釣れる。 市販の高価なジグが沈黙する中、ナカノジグは向かうところ敵なし。須磨沖の魚は汚いモンが好きなんやろか? 恐るべしナカノジグ‥‥‥ return to UBC |