Angling Net / Umibozu Club

メバルマスターへの道‥‥‥その5
ジグミノーの可能性



Raytune New Item "Jig-Minnnow"
Length=6.0cm Weight=4.0g

過日、レイチュ−ン上原がプラグを数個送ってくれた中に「レイチュ−ンジグミノー」というのが2本入ってた。マイワシカラーと赤金。全長6cm、4gのリップのないシンキングミノープラグ(つまりジグミノー)。
メモによると「メッキ用」とある。‥‥‥しかしメッキのシーズンはもう終わってる。これをなんとかメバルに使えんもんやろか?
さっそく14番のトリプルフックを取り付けて風呂場でテストしてみる。おーけーぐーっ!


メバルは賢い‥‥‥

メバルはなかなか頭のええ魚で学習能力が高い。同じ場所でいつまでも同じことをやってたら、ルアーを学習されて食いが落ちる。そうなると場所を変えるか、あるいはルアーを換えるしかない。
逆に言えば、第1投目にアタる確率が非常に高い。もし、新しいアイテムやテクニックをテストするなら「いきなり」からがええね。これは経験上まちがいない。第1投目からそのつもりでやるのが得策。

で、くだんの「レイチュ−ンジグミノー」をいきなり投げる。と、第1投目から「ゴツン」とアタリ。しかし乗らん。2投目、今度は乗る‥‥‥が、足元でバレる。淡路島にしてはなかなかええサイズ‥‥‥やったと思う。さらに数投目、やっときれいに乗る。18.0cm。なかなかグッドサイズ。

このジグミノーの利点は、同じ場所から広範囲を探れること。なんせ4.0gのウエイトは絶大なる威力を発揮する。秋から投げ続けてきたメバルッチ3(1.2g)では全然届かへんかったポイントも軽く攻略できる。これは楽ちんやね。

しかしモンダイがないわけではない‥‥‥沈むのが速い。サーフェースゲームを目指すには沈みすぎるんやねこれが。そうするといきおいファストリトリーブになる。もしメバルッチ3がこれぐらい飛んでくれたらなあ‥‥‥「帯に短したすきに長し」という言葉が頭の中で渦巻く。良く飛んで良く浮くルアー‥‥‥どうしてもビッグプラグになってしまう。


ジグミノーの活きる使い方

たしかにジグミノーはサーフェース向きではない。しかし、その飛距離はやっぱり捨てがたいよ。メバルマスター上級編‥‥‥「尺メバルと対決する日」、いつかそんな日が来たときに、ジグミノーはその真価を発揮すると信じてる。
そんなわけでメバル釣りの時はいつも持ち歩いてる。タックルボックスから外されへんのは、そういう企みがあるからで‥‥‥。


return to UBC