Angling Net / Umibozu Club

茅渟の海で茅渟(チヌ)を釣る Part.2
鉛色の梅雨空を吹き飛ばす豪快な一発

クボタマンキチ、K浜初挑戦でいきなりレコード!
44.0cm=ニグ&サックス最長寸記録更新‥‥‥おお、バス持ち!

「雨が降ったら止めとこか」と言いつつ、いつ降り出してもおかしくない梅雨空をにらみながら出かけることに‥‥‥。
まさごさんの「釣れてまっせ」情報にによると、スズキに混じってチヌも釣れるとのこと。このあたりのエサ釣師も口をそろえて「ええキビレが釣れよるよ」と言う。安定して釣れることはないけれど、たしかにルアーにも釣れてくることがある。しかも40cm級が混じる。さすがにチヌの海というだけのことはある。

釣り始めてすぐにクボタマンキチの竿が曲がる。実はマンちゃんスズキ釣りは今日が始めて。そういえば一昨日も琵琶湖大鯰初挑戦でいきなりモノにした凄腕の持ち主。そのときとまったく同じタックル(ルアーもボーマーロングA)で‥‥‥。勿論スズキ釣り初挑戦のマンちゃん、糸の先の魚が何であるかまったく分かっていない。
「これは平べったい魚やな」というエンドレスの予想通り、上がってきたのはやや赤みがかった銀ピカのキビレ。尻ビレと尾ビレの先がまっ黄っ黄。しかもでかい。取り込みもさすがは琵琶湖のランカーゲッター。なかなか堂に入っている。



その後もキビレのアタリは続く。出遅れたイカザスもブルーオーシャンでやや小振りながらキビレを釣る。
エンドレスは講釈を垂れながらバラしの連発。目の前まで寄せては上手にバラす。そのたびに「あ”〜」と絶叫する。
「どうせリリースするんやから」と負け惜しみ。
なぜかエンドレス森下の投げているプリンセス12cmという細身のミノーにばかりヒットする。チヌ(キビレ)は細長い魚が好きなのか。ジギングでマダイがガンガン釣れるように、タイ科の魚は意外とでかいルアーに反応するのではないか。

日が暮れるとキビレのアタリはぴたっと止まりスズキと入れ替わる。しかし、これまたバラしの連続で、浜は「ギャー・ギャー・ワー・ワー」とうるさいこと‥‥‥ほとんどエンドレス森下の叫び声。

  アタマ切れてゴメン

ナメたタックルのせいもあって、結局3人で二十数発かけて取り込んだのはたったの2匹。ドクター山本が聞いたら激怒しそうなほどのバラしぶり(エンドレスは15打数1安打)。
スズキ初挑戦のマンちゃん、キビレは釣ったもののとうとうスズキはバラしに終わる。ははは、明日があるさ明日がある。


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