Angling Net / Umibozu Club

濁流でも川スズキは釣れるのか?
  Report by Masago Takanobu

先週、ええ思いしたんでまた今朝、M川にサルしに行って来ました。
今度はデジカメ持って。
昨夜半から降り出した雨は、明け方激しく降ったものの6時過ぎには小降りになり、雨具なして7時に現場到着。
車を止めて土手を上がって川を見ると相当水位が高く、濁流がテトラに当たっている。水は土石流のような赤い土色、それがドッドーと流れてる。今までののんびりとしたM川ではない。
今日のタックルは先日のピストルグリップの竿では元気のいいシーバスの引きに耐えるのは しんどかったので6feetのMのバスロッドにシェイクスピアの5500タイプの大きめのベイトリールに17lbラインに30lbのリーダーでやる。
怪我した左手親指が不自由なのでちょっとタックルの保持がぎこちない。

1番のマイポイントは釣りにならず流れの緩い所を探して自作ルアー「ワクワク115mm」を投げる。
数投目をピックアップしようとした時、直下でシーバスのバイト。〜やっぱり居るわ!
もうちょっと釣り易い所はないかと少し下流に行ってみるけど何処も同じようなのでさっきバイトがあった所をもう一度通す。「ドスン!」7〜8m先でヒット、流芯に走ろうとするのをかわしながらテトラの所まで寄せてランディングしようとしたところ、フロントフックが外れ、リアフックが頭のへんにかかってるだけになった。何度かの突進をかわした後、寸前の所で惜しくもフックアウト(また今日も釣果を写真に残せないのか?とちょっと焦る)。

今度は1番のポイントの付け根の反流点にルアーを投げる。
水面直下で魚体をギラッとさせてヒット。これもグイグイ流芯の中に逃げこもうと走るのをラインの太さに物を言わせて強引に寄せる。
目測65cm。(目盛りのやや細かい「まさご目測」にて)いつの間にかフロントフックが無くなってる。
「やっと写真に撮れる。フー」
浅瀬でフックを外そうとして暴れられて顔から上半身、デジカメまでドロだらけになった。やっぱりここのシーバスは濁流にベイトが流されて来るのを待ち伏せしてるようです。

リリースした後、別のワクワク(先日のヒットルアー)に変え、もう一度最初のポイントを通してみる。
今度は5m程先でヒット。グイグイ流芯に走るがこれも無理矢理引き寄せて無事ランディング。
ここで雨が激しく降り始め、7時45分撤収。

あ〜、面白かった。納得、納得。
ホント小市民アングラーの私には至福の時間でした。

2003.6.24
report by Masago Takanobu

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