Angling Net / Fishing Letter from Canada

Written by Haruo Yoshikai

今年のハイライト-その1
お待ちかね(かどうか分かりませんが(笑))「カナダの釣」第二弾です。
さて今年も残す日はあとすこしとなりましたが、釣に関しては今年は良い年でした。
20年近くカナダで釣をしていますが、今年初めてBull Troutを釣りました。釣ったのは、カルガリーの我が家から170km南の川です。
車で飛ばして2時間15分のところにあります。ブルトラウトというのは、日本のイワナの仲間です。
だいたいニジマスより上流の冷たい川にいます。
その日は巻き方を教えてもらった必殺のフライでまず45cmのブルトラウトを釣りました。
その後50cm+のを掛けたのですが逃げられました。
3匹目に写真のような65cmのブルトラウトを釣りました。
ブルトラウトは、Cut throat(やはりマスの一種で、喉(throat)のところに切られた(cut)ような”V"字型の赤いマークがあるのでこの名前があります)と共存していることが多くイワナと同じようにカットスロートや他の小魚を主に食べています。
良くあるのは、このカットスロートを釣っていて、釣ったカットスロートの後を追いかけてくるというケースです。従ってストリーマーが大変有効です。
この川は、写真のバックグラウンドに見える川で幅はせいぜい3-4mです。
悠々と目の前を泳いでいたブルトラウトが私のフライを追いかけ始めた時は「まさか」と思いました。この川は、キャッチアンドリリースのため、写真をとった後リリースしました。
この65cmで今までのフライの記録60cm(ニジマス)を更新しました。
HARUO YOSHIKAI
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