Angling Net / Fishing Letter from Canada

Written by Haruo Yoshikai


今年のハイライト 番外編

さて今年も残すところ、あと24時間未満になりました(カナダは、まだ24時間以上 ありますが)。今年のハイライトの最後です。これは釣りとは、直接関係ありません。しかし、全く関係ないわけではありません。
今年5月、写真のようなトレラーにゴムボートをのせ、一人でジープを運転して720km離れた隣のBC州に行きました。ここで、バンクーバーからきた初対面の連中と合流して、湖でクロノミド(ボーフラみたいなものですが、かえっても刺しません。バンクーバーの人はクロノミンが正しいといっています。)フィッシングを楽しみました。
問題は、帰りでした。帰りは、アメリカ国境沿いの3号線を運転しました。3号線は、国道1号線より長く、曲がりくねって、町の中を通るので時間がかかります。州境に近くなったあたりで夕方の8時半になりました。5月なので、まだ明るかったのですが、カーブを曲がりきったところで突然鹿が出てきました。いったん鹿は、道路を渡ろうとして途中で諦め、戻ろうとしましたが、時すでに遅く助手席側のサイドミラーにぶつかり、その後、前と後ろのドアにぶつかり、最後にテールランプにぶつかりました。バックミラーで見たら、道路に横倒しになり、もがいていたのでまもなく死んだものと思います。
あとで、友人に「鹿をそのままにしておいたけど、何かすべきだったかなぁ」という と「大丈夫、近所の通りがかりの奴がさっさと有り難く処分しちゃうよ」と言っていました。ボディを叩きなおし、ペンキを塗りなおして約20万円の修理費がかかりました。痛かった!!

また来年、カナダの釣の記事をお送りします。
Angling Netの皆様、良いお年をお迎えください。

HARUO YOSHIKAI


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