Angling Net / Fishing Letter from Canada

Written by Haruo Yoshikai

カルガリー近辺の釣り場
その1「ボウ川」
アメリカのイェローストーン、マディソンなどと並んで有名なボウ川はロッキー国立
公園の中にあるボウレイクにその源を発します。
そこからほぼ東、南に流れバンフ、キャンモア、のそばをとおりカルガリーに達します。
そのあとカースランドという町のそばをとおり名前をサウスサスカチワンリバーと変え最後は北極海に流れ込みます。
バンフ国立公園の中でも釣れます(国立公園の中は別のライセンスが必要です)が、
サイズと言い、数と言いいちばん有名なのはカルガリー市からカースランドのダムま
での64kmまでの区間です。釣れるのは、レインボウトラウト、ブラウントラウト、それにホワイトフィッシュです。

川にアクセスできるところは意外に少なく、ボートを下ろせるところは市内に2箇所、下流に3箇所です。もしボートがなければ、ボートを下ろすところから川岸を歩くことも出来ます。 フィッシングガイドを雇って一日川くだりをすれば2人で500カナダドル(日本円で約4万5千円)です。
ボウ川下りをする外国人で一番多いのがアメリカ人、2番目が日本人です。シーズンは4月から10月第2週ぐらいですが、5月末から6月いっぱいくらいは雪解け水で川が濁るので避けたほうが賢明です。
フライで一番ポピュラ-なのはドライではグラスホッパー(バッタ)、ニンフではサン
ワンワーム、プリンスニンフ、ストリーマーではクラウザーメノウ、マラブーリーチ
です。
ルアー50cmくらいのを釣ったこともあります。ルアーはきらきら光ってフライより大きいのでフライより大きいのが釣れるように思います。

最近は釣り仲間のA氏の影響でしだいにドライフライで釣る機会が多くなりました。昼頃からカースランドのダムに出かけ、歩いてポイントまで出かけます。
夕方のライズを狙いメイフライ、キャディスのイミテーションで50cm+のレインボウを狙います。
ライズのリングのなかにフライを落としてレインボウがしぶきをあげて自分のフライをくわえたときの快感は口では言い表せません。
HARUO YOSHIKAI
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