Angling Net / Fishing Letter from Canada

Written by Haruo Yoshikai
表題:カルガリー近辺の釣り場その8「チェスターレイク」

チェスターレイク(Chester Lake)はローソンレイクと同じくカナナスキス州立公園の中のひとつの湖です。登り口の駐車場まで我が家から車で2時間、そこから緩やかな1時間半のハイキングで湖に着きます。
ハイキングは楽で6、7歳の子供でも無理なく登れます。釣れるのはドーリーバーデン(イワナの仲間)とカットスロート(こちらはニジマスやブラウンの仲間)です。
このうちドーリーバーデンは2匹まで持ち帰りが許されていますが、カットスロートは0リミット、つまりキャッチアンドリリースです。

今日、10月3日は前回ロックバウンドに行ったリタイヤした私のつり仲間Y氏、SK氏とカルガリー大に留学中のSY氏の家族、それにカルガリー大に勤めるS嬢7人の一行である。10時に登り口の駐車場に集合、予定通り11時半に湖に到着した。湖に着くとカラマツの黄葉がきれいである。天気は快晴。これ以上のコンディションは望めない。岸近くの砂場にドーリーバーデンが産卵のために来ている。普通は産卵時はエサを無視するといわれるがストリーマーやスプーン、ルアーを追っかけてくる。しかしなかなか釣れるまでに行かない。
私はドライのスティミュレーターで何回か当たりがあったが昼飯を食べていたり、竿から離れていてつれなかったがようやく1匹35cm位のを釣り上げる。ドーリーバーデンであった。釣ったのをみると婚姻色がでていて、顔は真っ黒で名前の由来になっている赤い斑点が大変きれいである。
SY氏の奥さんも小学1年生のお嬢ちゃんもリールの竿にトーピードーというプラスチックのおもり兼浮きの先にセレンデピティというミッジのイミテーションのフライで1匹づつ釣り上げる。
私は結局ドーリーバーデンを2匹、カットスロートを1匹釣ったのが釣果であった。今日はルアーよりフライのほうが成績が良かった。天候にも恵まれて本当に楽しい1日だった。来年は7月か8月にまた是非行きたい。
HARUO YOSHIKAI
to Fishing Letter from Canada
|