Angling Net / Fishing Letter from Canada

Written by Haruo Yoshikai

今年(2004年)をふりかえって


冬のグレンモアレイク

今日近くのGlenmore Lakeに散歩に出かけた。暖かくカナディアンギースが近くの麦畑から帰ってきて凍った湖の上でゴマ粒のように見える。誰がはじめたかは知らないが散歩する人が道のそばにある樅の木に飾りをつけている。

氷上のカナディアンギース

今年の釣りをふりかえると特に大きな魚を釣ったわけではない。今まで行かなかったところにたくさん行ったわけでもない。がなんとなく満足感があるのはなぜだろう。なぜか思い出すと頬がゆるんでくる。
たぶんそれは今年は今まで行ったことがあるがフライでは釣ったことがない湖でフライで釣ったことではないだろうか。

アルバータ州でも連邦政府の管轄下にある国立公園でも年々規制が厳しくなっている。いままでえさ釣りが許されていた湖がえさ釣りがだめになったり、鉤の返しはつぶすかバーブレスの鉤を使わないといけなくなったり、鉛のおもりがだめになってスズのおもりを使わないといけなくなったり変り方が激しい。今はえさ釣りができる湖や川のほうが少なくなった。
散歩道のクリスマスツリー

バンフ国立公園のロックバウンドレイクとカナナスキス州立公園のチェスターレイクは景色が良いこともあって今思い出しても楽しい釣りであった。

来年はどうなるだろうか。来年の課題の一つは今年買った14フィートのLOOPのロッドを使いこなせるようになることである。どうも竿とラインのマッチ悪いようである。二つ目の課題はドライフライフィッシングのマスターである。これは2年来の 課題である。

それではよいお年をお迎えください!!

メリークリスマス(ロックバウンドレイク)


HARUO YOSHIKAI


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