Angling Net / North Fields Report


written by kouki yoshida ........ it is inserted with the original.
存在の耐えがたき海アメ‥‥‥その2
朝起きると頭が痛い。
ふ、二日酔いしてしまった。
寒くて酔えないからついついたくさん・・・・・・。
それでも
塩ラーメンにトマトビューレを入れて朝食。
元気を出す。
出さなければやっていられないからね。
まずは昨日アオタが釣ったポイントに行く。
キャスト&リトリーブ
キャスト&リトリーブ
キャスト&リトリーブ
キャスト&リトリーブ・・・・・・
生命反応ナシ!
周りも釣れてない。
ちょっと休憩を取る(慣れない長さのロッドと慣れないリトリーブで疲れるんです)。
限りない広がりを見せる海。
寄せては返す波。
その中に永遠を感じる。
ここで釣りをする自分を幸せに思う。
釣れたらもっと・・・・・・。
アメマスって面白い魚です。
漁業資源としての価値が乏しいために(つまり、あまり美味しくなて、漁も行われない)
放流されることなくも、北海道のほぼ全域で繁栄し
(それでも昔に比べて少なくなっているらしい)
海にまで下っちゃう。
漁業関係者からは、鮭稚魚を食べる害魚として見なされてさえいる。
川に居るときはイワナらしく
流れのゆるい小場所を好むくせに
海に下ると、イワシなどの餌を求めて泳ぎ回る。
産卵しても死なずに
80cmもの大きさに成長する個体もいる。
ああ、何とたくましいことか。
釣りに戻ろう。
最初のポイントをあきらめ
僕らは、札幌方面に戻りつつ釣りをしていくことに。
そして、本日3つ目のポイントに着くと
海岸に一人見慣れた派手なウェアの釣り人が。
おお!あれはまさに前回&昨日出会った釣り人!
しかも、高々とこちらに魚を掲げている!
一気に僕らもやる気を出し
急いで支度を終えて海岸へとダッシュ。
しばらくすると・・・・・・ヒット!
僕の隣で釣っていた先輩が・・・・・・。
35cmの、小さめのアメマスだったけれど
ようやく手にした魚に喜んでいる。
ウラヤマシ〜!
引き続き僕もキープキャスト。
「ガツン!」というアタリを胸に抱き
ドキドキしながらタイムアップまで投げ抜いた。
はい、ボーズ。
別れ際、例の釣り人が釣れなかった僕を哀れんで
メガバスのリップインベイトをくれた。
釣り場での再会を誓い
僕らは札幌の日常へと、戻っていくのであった・・・・・・。

I'll be back
追伸
その一週間後、再び挑戦してきました。
が、一日目は高い波と風に玉砕。
二日目は、特に言い訳するネタもありませんがボーズ。
これで海アメ4連敗。
うぉ〜!こうなったらトコトンやってやる!
あ、というわけで今年もNorth Fields Report
どうぞよろしくお願いします。
北海道ならではの釣りを、等身大の視点でお届けできればと思っています。
ご意見、ご感想ありましたら
何でもお気軽にメールして下さい。
ではまた

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