Angling Net / ikasas ikuy's "talk to myself" 毎日更新(ウソつくな!) 1 nov. 2005 koudu sinto shrine 高津さんへ参詣する 網膜剥離で1ヶ月以上入院していた次男のタクの目が治ったのである 二度の手術を経てやっと見えるようになったのである 親ばか丸出しだが涙が出るほど嬉しい そんなわけで 完全無欠の無信論者のボクは とりあえず高津さんへ賽銭をあげに行ったのである 高津宮と言えば 「高津の富」をはじめ 「崇徳院」「高倉狐」の舞台になったあの高津神社である 知る人ぞ知る高津宮である しかし境内は思いの外狭い 今宮戎しかり、天満宮しかり 商都逢坂の神社仏閣は総じて名の割りに小規模である 左:境内の広さの割に立派な表参道 右:神社内にある高倉稲荷の狐 高津宮 鳩をも消し去る 大空の ただただ青き 逢坂の秋 どろ 2 nov. 2005 mind clears up 651 午前中 息子がH医科大学病院を退院した 久しぶりに娑婆に出たタクと嫁と三人で昼飯を食べる 至福のひとときである さて これで心置きなく釣りができるぞ 午後 ヱンドレス森下が 「遊んで欲しねやったら遊んだってもヱヱで」 というので遊んでもらう 1時過ぎ M本渡船で651へ渡る 風もなく薄日が差してついつい眠気が‥‥‥ ときどき寝返りうって海にはまる人あります コウイカ釣り 波止の上には赤黒いコウイカの墨跡 引退したイカ釣りだが久方ぶりにエギを投げる 隣のにいちゃんはピシ!パシ!とコウイカを釣っている しかしこっちはかいもく駄目 ヱンドレス森下にも全くアタリがない やっぱりイカはむずかしい あきらめてバイブレーションプラグを投げたら ありゃりゃ‥‥‥ やっぱりイカ釣りはボクには向いていない こんなややこしい釣りは引退だ タチウオ釣り まだ日が高い4時頃 少し離れたところでタチウオが上がった 群が来ている さっそくヱンドレス森下の投げたジグにゴツン 嬉しそうにリールを巻くヱンドレス サイズはまあまあ ヒットルアーはエンモリジグ110g その後 コツコツとアタリはあるがなかなか乗らない やっと乗ったかと思うと足元でバラシ M本渡船の話でも 「食いが浅いから上げしなによぉバラしてる」らしい どうも活性が低い そうこうしているうちに日が暮れる 「ああ時合いオーバーか‥‥‥」 とあきらめかけたとき 「ガツン」 ああ、やっと釣れた‥‥‥ 魚釣り なかなかこっちの思惑通りにいかないところが面白いのだ 3 nov. 2005 otoineppu soba 札幌のぽーる六拾壱番弟子から 音威子府蕎麦が届いた 少し堅めに茹でて冷水に晒す 笊にがさがさっと盛って出来上がり 真っ黒でまるでヒジキのようだが これがなんとも美味いのである 口一杯に頬張って噛みしめると そこはかとない滋味が広がる 蕎麦は素朴でありながら実に豊かな食べ物だ 人はいい蕎麦に出会うと それだけで寿命が伸びるのである 久米川雅志君 きみはいい人だ きみのしたことはとてもいいことだ なにしろこれでボクは無事に年が越せるのだからな 4 nov. 2005 fish grip バス持ちができない魚のためのグリップ つまり アマゾンのピラーニャとか タイのプラーシャドーとか 中国の狗魚(パイク)とか 親指でランディングしようものなら 指の付け根から食いちぎってしまうような歯の鋭い魚用のグリップである 左:RAPALA製・ロッキングリップ 右:PESCA PLUS製・ピラーニャ ラパラのロッキングリップは大きな口の魚用だ 歯は鋭くなくても メーターオーバーのプラーカァーオやプラーサワイなどには使える ニッポンの淡水ではまず不要だが あえてつかむなら琵琶湖大鯰だ しかし ここしばらく琵琶湖大鯰を釣っていないので この先もまず使うことはないだろう ペスカプラスのピラーニャはボガグリップと同タイプで 小さな魚から相当の大型魚までつかむことができる もちろん親指ランディング可能なナマズやバスにはこんなものは要らない ニッポンの淡水ならライギョかイトウぐらいだろう 12kgまで計測できるスケール付きなので タイのプラーシャドーやプラービヤウ(牙鯰)に最適だ なにしろ2つ合わせてもボガの半分の値段である 「安かろう悪かろう」ということもあるが これは結構コストパーフォーマンスが高いと看た さて これらを持って来週からタイへ行くのだが 使うシーンがあるかどうかは釣り人のウデとウン次第である 5 nov. 2005 muddy waters pseudofood factory 長い間ルアー作りをさぼっている 今年になって作ったルアーは チンドンスティックを15本 あとは頼まれモンを数本 都合20本程度だ Muddy Waters Banana 656 の設計図 このままでは泥水本舗の灯が消える よしっ! 来年は25本は作ろう そうしよう そうしよう 6 nov. 2005 nostalgic photographic album 懐かしい写真だ もう捨て去らねばならないが 捨てきれずにいる写真だ ゾンビ正人とオキサワラ 堺商人カチヒロとサクラマス イカザスイクイと琵琶湖大鯰 その後 ゾンビは家を新築し カチヒロはサラリーマンンになり ボクはタイのナマズに魅せられている ああ 懐かし日々よ 過ぎ去りし日々よ 7〜17 nov. 2005 the 5th thailand visit 「the 5th thailand visit」は別記する 18 nov. 2005 summer heat あまりの寒さに身を縮めている ホットカーペットの上に胡座をかき オイルヒーターを背負って暮らしている 冬の間だけ 南の島に暮らす計画を立てよう 19 nov. 2005 beaujolais villages nouveau 2005 夏バテなのだが 体は寒さにうち震えている この時期に南国から帰ってくるといつもこうだ ほんの少し前まで Tシャツ、短パン、サンダルだったのになぁ‥‥‥ 寒いニッポンではビールなど飲む気がしない 仕方がないのでワインだ ボージョレビラージュヌーボー2005 ちょっとひとくちのつもりが あっという間に一本あけてしまった 新酒のくせに生意気なやつだ おかげでボクはすっかりフラフラである 20 nov. 2005 training place 久しぶりに修行に行く コンピュータが何台か増えている ぼーっとして なにがなんだかわからないまま24時間が過ぎた 思ったほど疲労はない 21 nov. 2005 training dawning 修行明け しばらく新潟へ行く妻と最後の朝餐をする 相変わらずよく食べる妻だ クルマが車検だ 車検の間の代車が来た 2006年次RJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞した スズキ・スイフトだ さっそく近所のワインディグロードを走りまわる 平坦なところは抜群の切れ味だが 昇りにかかるとさっぱりダメである 1300ccのエンジンは途端に足色が鈍り息を吐く うむ これでは六甲を暴走できないな 22 nov. 2005 revival of dynabook 久しく死んでいた 勝馬投票マシン TOSHIBA DynaBookが復活した 自分でなおしたわけではないが なおった 危うくVAIOなどを買ってしまうところだった またいっつあSONYなどにだまされるところだった アブナイ アブナイ 23 nov. 2005 mekong メコンの語源は タイ語の"Mae Nam Khong"だ "Mother of the Waters"を意味するらしい つまり 「メナームコン」=「母なる川」ということだ タイにそのメコンという名前が付けられたウィスキーがある 土産に一本買ってきた シゲちゃんによると 米を原料にしたかなり粗悪なウィスキーらしい 飲み過ぎると命を落とすという なんと書いてあるのかサッパリ‥‥‥ ちょっと飲んでみようかと思ったが 命が惜しいので止めておく 24 nov. 2005 shoulder bag story vol.1 「一澤帆布製ショルダーバッグ」 京都東山知恩院の門前にその店はある 店の名は「一澤帆布」 使い込めば使い込むほど 味わいと風合いが出てくる鞄を作る店である サイズ=w:300×h:200×d:90mm, カラー=国防色 二十年ほど前に15000円ぐらいで買ったのを覚えている 布のバッグのくせに高いなぁという印象だった 買う気もなく立ち寄ったその店で デザインのすばらしさに魅了されて衝動買いしたのだ 中は二室(大小)に分かれていて B5判サイズの本が三、四冊入る フロントに文庫本が二冊ぴったり収まるサイズのポケットが付いているが これはもしかするとそれを狙った大きさではないだろうか 文庫本が手離せないボクにはとてもありがたい ただしバッグ全体の容量が小さいので あまりいろんな物を詰め込むことはできない 両側に携帯電話がすっぽり収まるフラップ&ロック付きのポケットがある 今でこそ当たり前のことだが当時は携帯電話などない時代である まさか時代を先取りしたとは思えないが‥‥‥ 欠点はフロントフラップのサイズが少し長すぎること 留め金を掛けてもフラップの上の隙間から小物がこぼれ出る メイン室にジッパーがあれば言うことないのだが‥‥‥ 背面にもフラップ、ロックなしのポケットがあって ハンカチなどがすぐに取り出せるので便利である 短時間の釣りの時に ルアーボックスやプライヤーを入れて使っている ベルトを少し短くしてたすきがけにすれば 最適のフィッシングバッグとなる このバッグ屋 留め具が故障したり布地が傷んだら有償だが永久に修理してくれる その辺りが "It' a SONY" とはちがうところだ しかしそんな心配は不要である 二十年使ってもまったくモンダイないのだから 「質実剛健」‥‥‥まさにそんなバッグである すべてのバッグに附されているロゴマーク なんとも京都らしいロゴではないか 今はどういうわけか恐ろしい人気のバッグ屋になっている 京都に修学旅行に来た生徒は必ずこの店を目指すらしい ラーメン屋ではあるまいし 行列のできる鞄屋など見たことがない http://www.ichizawahanpu.co.jp/ 25 nov. 2005 autumnal sky 西向きの ボクの部屋の窓を半分開けると ひんやりとした空気といっしょに 晴れ渡った秋の空と六甲の山が目に飛び込んでくる 雲一つない真っ青な空に 色づきはじめた山の木々が美しい ああ 小さな小さなボクの秋だ 箱庭のようなボクの秋だ その秋を 窓の格子がさえぎって まるで囚われの身でもあるかのような‥‥‥ そんな悲しげなボクの秋だ 26 nov. 2005 coin in thailand 外国から帰ってきて 旅装を解いて荷物を整理していると あちこちからバラバラと硬貨が出てくる コインケースにも硬貨がぎっしりと詰まっている なにしろ 余った紙幣は円に両替してくれるが 硬貨は一切両替してくれないのだ したがって 我が家には使えない硬貨がザックザクとあるのである これはプミポン国王が描かれたタイの硬貨 大きい順に10バーツ、5バーツ、1バーツ、50サタン、25サタン ウラ(表?)にはそれぞれ異国情緒溢れる寺院が描かれている 1バーツは約3円だから これを全部あわせても50円ほどにしかならない ニッポンではもちろん タイでもたいして価値のない額なのだ それでも 旅の思い出とともにこれを眺めつつ 一杯の酒の肴にでもなれば 額面以上の値打ちがあるというものではないか 27 nov. 2005 shoulder bag story vol.2 「国防色のマイクロショルダー」 数年前ユニクロ宝塚店で購入 愛用しているショルダーバッグの中で もっとも小さくて安いバッグである サイズ=w:260×h:170×d:115mm, カラー=国防色 ジッパーを開けるとメイン室は3室に分かれている 中央にジッパー付きコンパートメントがあり パスポートや財布など大事な物を入れるのに便利 (なぜかフィッシュグリップが入っているが) 両サイドのコンパートメントは 文庫本がきっちり3冊づつ収まる大きさ (6冊入れるとバッグはパンパンに膨れる) フロントポケットは小型カメラが収まるサイズ 散歩しながらパチパチやるときも取り出しやすい 釣りにもよく使う フライベストを着ないときは これがフィッシングベスト代わりになるのだ フライボックス、リーダー、チペットなどを入れる 今や海外釣行の必須アイテムになっている 物を詰め込みすぎるとまん丸になって ジッパーの開閉や物の出し入れが困難になる したがって 必要最小限のモノを厳選して入れなければならない 上着やズボンのポケット代わりと思えばいい このショルダーバッグがたったの1000円である 最近は100円ショップに売られている300円商品(?)で これによく似たのを見かけるが これほど使い勝手が良くて丈夫なモノはない 類似品には注意をしなければイケナイ 28 nov. 2005 g4-mac 前の「青白い爺さん」が死んだあと 今の「青灰色の爺惚」を中古で買ったのだが 買ったのはいつだったか‥‥‥ 調べてみたが購入年月日は不明である 推定1年半から2年というところか ヘビーな喫煙環境にあることもあって なかなか堂々たる風格を呈してきている ルアーハンガー兼@ngling net制作マシーン この「爺惚マック」 去年の冬もそうだったが 寒くなるとなぜか起動しにくくなる 先日来 起動するのに"on-off"を数回要するようになっている 今朝は7回目にようやく起動した 因みにこれは今季最高"on-off"回数である いまだ@ngling net作成のメインマシンだが この調子では現役引退も時間の問題だ ぼちぼち潮時かな しかし こうやって 「おろ?‥‥‥起動せえへんなぁ‥‥‥冬が来たなぁ」 と 感慨に耽るのも季節感があっていいものである もうしばらく細長い目でみてやろう‥‥‥ 29 nov. 2005 knipex KNIPEXのプライヤを買った ドイツの高級工具メーカー製らしい 同型の100ヱンShopのプライヤが30コ以上買えるお値段だ 今年の春(12 apr. 2005) 雨の「想ひ出ぼろぼろ池」で ジャンキー内藤が池に落としたプライヤがそのクニペックスだ 釣った50cmのバスの口からフックを外そうとして 雨に濡れた手が滑りあえなく池に落としてしまったのだ その後 数度の捜索の末 約一ヶ月半後(31 may 2005) 水没していたクニペックスを発見する 5月31日夕刻‥‥‥ついに発見(撮影=E・モリシタ) 翌月 クニペックスは無事徳島のジャンキー内藤の元に戻った さて ボクはこのところ100ヱンショップのプライヤを愛用している 理由はいろいろあるが 早い話がすぐにになくすからだ この2年の間にも エバーグリーン1コ、シマノ2コ、ABU2コを釣り場でなくしている コーナンや100ヱンショップのプライヤなどは わざと捨てているのではないかと思うほど 湯水のごとくなくしているのだ ついこの前も 安物のプライヤだがタイのナン川のどこかに忘れてきたところだ つまり 釣りをしているときのボクにとって メジャーとプライヤ(フォーセップ)は消耗品といっても過言ではない それでもクニペックスを買った 少しでもジャンキー内藤のバス釣りに肉薄したいからだ 道具を真似たところでウデがついていかないことは百も承知だが 欲しかった さて ボクのKNIPEX 2502-160 Comfort いつまでボクの手元にあるだろう‥‥‥ 30 nov. 2005 the last day in november 今日で11月が終わる あっという間の一ヶ月だった 月の1/3をタイで過ごし 残りの2/3の1/2以上をダラダラと暮らしたのだ つまり今月は5回しか修行に出ていない これで給料をもらったのでは申し訳ないような気もするが 毎月々々こういうわけではない 照る日もあれば降る日もあるということだ さて 明日から12月だ 師走だ 寂蓮法師も走る師走である old tales |