Angling Net / North Fields Report![]() ![]() written by kouki yoshida ........ it is inserted with the original. 三連休、道東へ‥‥‥第二部 二日目はまず 釧路近辺の川の上流で、アメマス狙い。 入ったポイントは 上流といっても川幅は15メートルくらいあって ある程度水深のある瀬が、緩やかに蛇行しつつ続いている。 あまり釣れる気がしない・・・・・・。 取り敢えず、対岸のボサ下なんぞを狙ってキャストを繰り返していると・・・・・・ 「ゴンゴン!」 うぉ〜!きたぁ〜! しかもいいサイズじゃありませんか! ![]() 45cm!これがアメマスです! 昨日一日、丸ボーズだったこともあるし これまで僕が、アメマスであまりいい思いをしてないこともあって 喜びもひとしおでした。 ところ・・・・・・が 次のポイント 特に障害物もない、これまでのような深瀬で、 またまたゴン! サイズもグッド! 勢いは、止まらない。 ほとんどポイントも移動していないのに でかいアメマスが来るわ来るわ・・・・・・。 40〜50cmが、まさに入れ食い状態。 ほんの200メートルほどの区間で、10匹くらい釣りました。 バイトやチェイスは数え切れず。 それも、色んなルアーを試しながらです。 本気でやっていれば、楽に倍はいったかと・・・・・・。 この間、意気揚々と僕が楽しんでいたかと言うと 実はそうでもないんです。 釣りながらも、ずっと気になっていたことがあって それは、これらのアメマスが産卵絡みの個体ではないか、ということです。 確かではないものの アメマスの産卵はこの時期、上流で行われる という話を、どこかで聞いた気がしていました。 早速、札幌に帰って詳しい先輩に聞いてみたところ 「産卵を終えて海に下りる途中のアメマスたちが 一休みしようと溜まっていたんではないか?」 との話が聞けました。 いずれにせよ この時期に上流で釣りをすることは 産卵期に近いアメマスを釣ることになるようです。 これを受けて、最初のうちは 「これからは配慮します。」 などと先輩に言ったり 思ったりしていたのですが、そのうち なんやら引っかかるものが出てきました。 自分で言っておきながら 「配慮」という言葉が気に食わなくなったんです。 本当はてめえの為にしていることなのに なんかこう、魚に恩を売っているかのようで・・・・・・。 それと 産卵期の魚を釣ることには罪悪感を感じるのに それ以外のときはあまり感じない っていうのもおかしな話ですな。 その瞬間ごと本能に従って行動する魚の、どの部分を切り取ろうが 釣り人が罪を免れるわけないのに。 あ〜、今思えば ウダウダ考えつつ魚釣るくらいだったら 思う存分楽しんでおけばよかったな〜。 これらは、別に世の人に説教してるわけじゃなくて 今回僕が気づいたことを書き留めたまでです。 こういった考えに至ったのは、実は エサチャウデの猿さんによる影響が大きい。 (猿さんと僕が同じ考え、というわけじゃないよ。 ただ、猿さん哲学を聞かずにいたら 今回のような思考の展開にはならなかっただろう、という話です。) 感謝します。 話はまた変わりまして、ルアーのことをちょっと。 まあ色々ありまして、最近 ’02レイチューントラウトミノーの失敗作を、ビルダーの上原さんから頂きました。 渓流初めて間もない僕が言うのもなんだけど こいつぁすげーよ。 使い心地が抜群に良い。 ノーマルリトリーブでも、トゥイッチしても ロッドへの抵抗が軽いんですな。 その間、もちろんルアーはしっかり動いてます。 抵抗が軽ければ、ロッドアクションで小技も利かせやすい。 流れの中でミノーを操作する楽しみ というものを感じることが出来ます。 もっと僕に技術があれば、さらなる力を引き出せると思うんですが・・・・・・。 今はこんな解説で勘弁してください。 なんやかんやごちゃごちゃ言ってる間に 次なる舞台は帯広です。 ![]() |