written by kouki yoshida ........ it is inserted with the original.
2003年 10月 8日 水曜日 9:47 AM
TopWaterPluggin' at North Fields (1/4)
路上の電光掲示板が、『３℃』を表示している。
いくらなんでもそれは・・・・・・。
僕は何かの間違いだと信じて疑わなかった。
しかし、いざ車から降りると
冷気が物凄い速さで僕らの体に染み入ってくる。
「わはははは、寒い！」
橋の手すりに付いた水滴は、冷たく固まっていた。
本当にありがたいことで
トップウォータージャンキーの内藤さんと旧吉野川で釣りをするのは、先日が４回 目。
そしてその度、僕は、トップウォータープラッギングの奥深さを垣間見ることになるのだった。
内藤さんの釣師としての振る舞いと
旧吉野川というフィールドが、僕に「背中で語る」。
そこで感じた様々な思いを
僕は自分の釣りを通して肉とし、発展させる。
そしてまた徳島へ訪れれば
新鮮な発見が僕を待っている。
どんどんトップウォータープラッギングにはまっていく。
あの時、僕はずっと旧吉野川で釣りをしていたかった。
目の前に開けた世界に何があるのか
気の済むまで探求し続けていたかった。
沸きあがってしまった想い。
北海道にいる僕にとって
それをぶつける相手は必然的にイトウになる。
バスがトップに出る瞬間を初めて目の当たりにしたとき。
「ホントに釣れるのか？」と半信半疑で投げていたトッププラグに突然、「ドッバ〜ン」とイトウが襲い掛かったとき。
驚きと興奮があり、大きな感動があった。
今それを繰り返したとしても、残念ながら、心の震えまでも再現することは出来ないと思う。
けれど、けれど・・・・・・
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