Angling Net / North Fields Report![]() ![]() written by kouki yoshida ........ it is inserted with the original. 僕らのイトウ釣り (3/4) 最初のポイントを切り上げて もう少し下流へと移動した二人。 どうだろ? ここでもいい思い出来るのか・・・・・・。 ドボッ! 開始早々、ポールさんのルアーをイトウが襲う。 ルアーが水中に沈み、竿がしなる。 と、その直後、スッポ抜けたルアーが 後ろで見物する僕の近くに飛んできた。 「油断してた〜!」 悔しがるポールさん。 もったいな〜。と思いつつ、早速の反応に心躍る。 このポイントも凄そうだ。 そしてやはり、期待通り そのすぐ後にポールさんはこの日最初のイトウを手にした。 ![]() (写真が下手くそですいません・・・。およそ60cm) ドッパ〜ン! ドッ! ドバン! チュド〜ン! その後も、出るわ出るわイトウの数々。 なかなかランディングまでは及ばないものの 今までの経験では考えられないバイトの多さだ。 バイトの仕方も、居るポイントも 普段とは違って、より捕食を重視しているように感じる。 例えば・・・・・・ 川幅が狭くなった、水通しの良いポイント。 水深もそれ程なく、流れの筋が見て取れる。 普段はあまり期待できないような場所。 まず、少しでも流れの緩いところをと 流芯から外れた左右に、ルアーを投げてアクションさせる。 出ない。 最後に、一応と、流芯にルアーを投げ込み 何度かショートスライドさせると・・・・・・ドバッ! 完全にルアーを持ち込んだものの アップストリームで、なかなかラインを張ることが出来ない。 そうこうしているうちに 確かな魚の重みを感じることのないまま ルアーは外れてしまった。 ばれたと同時に イトウの背中の一部が水面から姿を現した。 そして、そのままイトウが水中に戻ると 水面が、怪物が出現する直前のごとく不穏に揺れた。 心臓がざわつく。 デカい! 無駄であると知りつつ また何度かルアーを投げ込んだあと 二人でそのポイントまで足を運んだ。 驚いて逃げるイトウの姿。いた! 僕からは逆光でうまく捉えられなかったけれど ポールさんははっきりとその姿を見たという。 推定90cm。 ![]() |